みーばぁ整体室より: 体の謎とバトルの日々

みーばぁ整体室の現場では、病気や痛みや体の謎を解きつつ施術が進みます。謎が解けると施術も上手くいく。それが楽しいの。

横向き寝で、不整脈・・こたつの功罪5

2011-12-30 | 健康づくり

あっという間に12月が飛び去って、明日は大晦日ですね。

来年は、どんな年でしょうねぇ。

天災や人災の少ない、いい年であるように祈らずにはいられません。


さて、12月のブログでは、

「こたつの功罪」をシリーズで書こうと思っていたのですが、

忙しくって。。。。。、次の一文で今年は終了します。


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大晦日から正月の3日間は、

「こたつでテレビ」の人、多いですよね。

こたつに寝転んでテレビを見たい人、

ぜひ、仰向き(上向き)寝でお願いします。(「見にくい?」)

横向き寝で、テレビを見たりしていると、

腰痛だけでなく・・・、 


例えば、みなさんは、

「横向きに寝るときは、左側を上にして寝るべし」

という説を、聞いたことはありませんか?

理由は、左上にした方が、心臓が圧迫されないから、とか。


Sさんは、心臓が圧迫されないようにと、

横向きで寝るときは、左半身は上にして、

「こたつでテレビ」の時も、左側を上にして横向き寝で見ていたそうです。


     

なのに、なのに・・不整脈!


私は言いました。

「あなたの不整脈の原因は、横向き寝だと思います」と。

Sさんは疑い深い目で、私を見ていましたが・・。


心臓が圧迫されないようにと、左側を上にして寝ても、

左腕が前垂れしたり(=腕を前方に垂らす)、腰や足の角度によっては、

左の肋骨が圧迫されるのです。

心臓空間も、右上で寝るより圧迫されることもあります。

そのため、心臓の活動も圧迫をうけます。・・逆効果。


Sさんを触診してみると、案の定、

左右の肋骨の整列が、乱れていました。また、

肋骨の中心線が、右寄りに圧迫されているのが分かりました。

(私は、腹~胸の中心線を、”へそライン”と言って、重視しています)


Sさんは40代前半で、骨格に柔軟性があったので、

3回の施術で、ほぼ肋骨の不整列を整えることができました。

結果、不整脈が出なくなりました。


私の説明を、疑い深い目で聞いていたSさんでしたが、

結果が出て、納得。

「でも、横向きに寝る癖は、なかなか治らない」そうです。


こたつの横向き寝、あなどれません、でしょ。

この他にも、「テレビを横向き寝で見る」と、

みなさんの予想外の症状がでることがあるので、要注意です。

テレビは、出来るだけ、正面で見て下さいね。

 

 では、皆様、どうぞ良い年をお迎え下さい。

 



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