ここで、ダンベル運動の話に移りましょう。
ダンベル(または荷物)を持つときは、
1 手首を締めて、手根部に力を入れて持つ。---それが基本です.
指先で重いものを持ってはいけません。
2 ダンベル(荷物)は、「持ち上げる」という意識で持って下さい。
ダンベル(荷物)を「ぶら下げる」ようにして持ってはいけません。
、
「ダンベル(荷物)を持つ」と「ぶら下げる」との違いを、
イラストに作ってみました。
違いが分かるでしょうか?
<図の説明>
ダンベル(荷物)を持つと、
その重さ分だけ、体の中心から手の方向に負荷がかかります。
持つときは、筋力が必要ですが、
1ダンベルの重さに対し、筋力が弱すぎると、
各関節(骨と骨の間)が伸びてしまうことがあります。
(=力のない女性によく見られる症状です)
2ダンベルの重さに対抗せず、ぶら下げる感覚で持つと、
各関節(骨と骨の間)が伸びやすく、筋力も弱まります。
3ダンベルに対して、同等以上の力で末梢方向に力を出すと
筋肉のストレッチになるでしょう。
4ダンベルを持ち上げる(体の中心方向に力を使う)と
筋肉力(収縮力)が増します。
4ダンベルを指で持つと、
力が直線的に働き、各関節は直線的に引っ張られます。
各関節の柔軟性が小さくなり、関節変位を招く原因になります。
5ダンベルを持つ時、手根部を働かせて持つ
各関節の回転運動が働きやすく、可動性や柔軟性も保たれやすい。
要するに、ダンベル(荷物)を持つときは、
手根部を意識して使うようにすると、関節を傷めにくいというこてです。
このことは、==手を使うとき、全般に言えることです。
幸い、真央ちゃんは今、手根部力を取り戻しつつあります。
3回転ジャンプも成功したし、
演技でも、関節力がアップして両手を振り回さなくなっている。
世界選手権で、真央ちゃんスマイルが見られますように・・!
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