笹本恒子、97歳は、シャワーを使う

私の整体室で、今話題の人は、

笹本恒子さん。97歳の現役報道カメラマン。

「素晴らしい人ですねぇ」「すごいですねぇ」

「こんな元気な女性が居るなんて、私も元気がでるわ」等々。

今日のお客様、Mさんの感想です。

「あの方、シャワーを使うんですってね。

私なんか、シャワーなんかじゃ、体が温まらないわ。

たちまち、風邪を引いてしまう。

あの方は、お丈夫な体なんですね」

・・・私も、シャワーでは、湯冷めしそう。

笹本恒子さんは、確かに、生まれつき元気な体の持ち主のようです。

病歴は、胆石の手術で１週間の入院、それと、

92歳のとき、腰痛で動けなくなり、２～３年の療養。

・・その後、完全復帰したのだから、すごいです！

「あの時、誰かが面倒をみてくれて、ラクをしていたら、

きっと寝たきりになっていたでしょう」って。

私が笹本恒子さんを知ったのは、NHKの朝のインタビューでした。

用意された椅子の、背もたれから10センチも離れて、

スクっと自然な姿で腰掛けている姿を見て、

「エッッ、あの姿で９７歳・？・？・！」

ってビックリしたのでした。

会話も流暢で、テキパキ。・・適当にオシャレ。

ふつう、９２歳で腰痛を患ったら、

５年後の姿は、椅子の背もたれに背中をどっかりと付けるか、

あるいは、背中や腰が丸くなる・・・それが「ふつう」です。

・・あの人は、「ふつう」じゃない。

笹本恒子さんは、「ふつう」の概念を破っているから、ビックリです。