さて、、、、
「四十・五十肩は1~2年で、自然に治る」と言われています。
1~2年で治るものなら、我慢する甲斐もあるというもの、です。
五十肩が自然に治ることに、ケチを付けるようで心苦しいのですが・・・、
一般に・・・、
「1~2年で治った」という状況は、
「痛みが無くなった」「腕が動くようになった」という意味で、
「1~2年前の肩の状態に戻った」
「元の肩関節の状態に戻った」ことではありません。
肩関節のトラブルに、周囲の組織が何らかの協力をしたから、肩が動くようになったのです。
つまり、肩の動きが戻ったときは、結果として周囲の組織に変位、変形が見られます。
これは、肩関節に限らず、あらゆる関節の痛み時に見られる現象です。
「覆水盆に返らず」ということわざがありまが、
傷めた体は、元の体に戻ることはありません。
人の体は過去に戻ることは出来ません。
が、、未来を作ることは出来ます。
人の体は、そうのようにして進化(=変化)してきたのでしょう。
・・そして、
人は(私は)、そのようにして、年をとっていくのでしょう、ね。
この世の終わりみたいに痛い顔していたおじさんが、
ある時「もう肩はいいんですか?」って聞いたら、
「うん、もう治った」ってケロッと言われたことありましたよ(笑)
センセイのお話を読んでいると、「老化」が症状を変化(緩和)させたって感じですね(笑)
おもしろーい
よくなった人は、一歩老化(笑)