へそライン(体の正中線)が曲がっていると、体にどんな影響があるかと言えば、
1つ目は、腰痛など、骨格系の痛み。
2つ目は、腹腔臓器の不調や異常、・・です。
1骨格系の痛みについては、
へそ(正中線)の位置がずれている=腹直筋も曲がっている、
ということは、容易に想像がつきますね。
腹直筋が曲がっていると・・・?
・・・そうです。上体を曲げ伸ばしするとき、
腹直筋は左右バランスよく働くことが出来ません。
・・・そんな時、何が起こるか・・と言えば、
腹痛ではなくて・・腰痛。 多くは腰に痛みが出ます。
Miz 整体室には、腰痛のお客様が見えられますが、
背側の骨格は整ったのに、「腰痛が治らない」という場合があり、
へそ曲がり(白線や腹筋群)を治したら、「腰痛が出なくなった」
という事例はよくあります。
この因果関係、、分かりやすく説明するのが難しいのですが、
腰痛って、腰椎の問題だけでなく、腹部や内臓の問題も含まれているってことですね。
2腹腔臓器の不調や異常
食後に横向き寝をすると、へそ曲がりになりやすい、ということを
前々回の「へそ曲がり/ボディークイズ解答」で書きましたが、
この場合の へそ曲がり(隠れへそ曲がりを含む)は、
腹膜や臓器が、腹の中の食物の重みで動くのが原因です。
・・・とすれば、
へそ曲がりには=腹の中の臓器の動きの異常=が伴っており、
「お腹の調子が正常に働かない」状況が推測出来ますネ。
たとえば先月来室したSさんのへそ曲がりでは、
「下痢をしたかと思うと、便秘になったりして、
お腹の調子が変なんだ」という症状がありました。
これは、過敏性大腸炎に似た症状ですが、
Sさんの場合は、へそ曲がりの修正後、症状が改善したそうです。
~~Sさん、夕食後の右下寝は、その日からやめたそうですよ。
「朝、通勤前や登校前に、下痢をする」人は意外に多いのですが、
これは過敏性大腸炎の一つと言われています。
触診すると、お腹の右下部に腹腔内部圧が掛かっていることがあり、
形状的には、一種のへそ曲がりです。
へそ曲がりを修整すると、朝下痢 が治ることがあります。
(詳しくは「朝の下痢」参照;10年前に書いたMiz のホームページ)
次回は、へそ曲がりの治し方(一般向け)を・・。
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