あこがれのケリー

こんにちは。


初めてウエディングブーケを制作した時の
ちょっとどぎまぎしたお話、聞いてやって下さい。



記念すべき「ウエディングブーケ」デビューは
あこがれのWhite Rose 「ケリー」を使いました

それまでケリーは
”咲きこぼれるように開く純白の大輪で・・”と
理解していたのでそのイメージで
ブーケのデザインを考えていたのです。

そして９月の終わりに行われるお式の４週間前
市場で注文をしたのですが、なんと
”今のケリーは小ぶりだけど、何本注文？”って！

えっｌ！小ぶりって・・どのくらい


そうなのです。
一般的な大輪のイメージのケリーは
秋から翌春までのケリーなんです。。

夏の間は小ぶりだと言うことを
その時初めて知ったのです(・・)ゞ


予定していたブーケの本数は２５本
もしものことを考えてその倍の５０本注文しましょう！
と考えていたのが
サイズの違いと言うことで
ブーケの本数が５０本、注文は１００本。

・・・う～ん　　て頭抱えてしまいました


追い打ちを掛けたのが
市場の方のお話で
その日（お式の日）は大安で式が多そうだから
もしかしたらケリーは手に入りにくいかも・・・！ですって。

そのわけは、以前も書きましたが
お式はあこがれのケリーのブーケでどうしても挙げたいから
金額は問いませんておっしゃる新婦の方が多いのです。

市場に入ってくる数は限られているし
で高騰するのは必至ですし
もしかしたら入手できない事態も起こりうるわけで・・・

青～くなってしまいました。

こちらもお引き受けした以上
金額は問いません、という意気込みで参りました。


純白の優雅な素敵なケリーのブーケどうしても
お渡ししたい一心で神に祈ったわけです



当日、思いが通じてそれはそれは素敵なブーケを
美しい花嫁さんにお届けすることが出来ました



今となってはよい思い出・・・