前回は、知識には、
有益な知識とそうでない知識がある、というお話をしました。
今回も、知識について少し考えていきたいと思います。
こんにちは、ファーティマ松本です。
知識を得た人間は、、、、何をするのでしょうか。
答えを、クルアーンの中から見てみましょう。
『アッラーのしもべの中で知識のある者だけが、かれを畏れる。』(35-28)
そう、知識のある者は、神を畏れる、、のだそうです。
”有益な”知識を持っている者だけが、本当に神様の事を畏れる事ができるわけですね。
神様とは一体何なのか、いるのかいないのかと言っている間は、
本当に、神を畏れることはできません。
(まあ、、、、当然ですが、、。)
神様を畏れるとは、
神様がどんなお方かであるかを”知っている”からこそ、出来る事であります。
神様がどんなお方であるかを知っていれば、
神様に喜ばれるような良い行いをしようと思うようになるでしょう。
なぜなら、神様は良い行いをする者を好まれることを知っているからです。
そして、善い行いをスる者には、天国が用意されていることも、もちろん知っています。
また知識ある者は、神様は優しく寛大なだけでなく、
懲罰には大変厳しいお方であることも知っています。
悪い行いに対しては、悪い結果が待っている。
そして、最終的には、地獄の懲罰があることも知っています。
ですので、神様が定めた悪い行いは、しないようにするものです。
神様というのは、とてつもなく慈悲深く、お優しいお方でありますが、
それだけでは、もちろんありません。
慈悲深いだけでは、、、
優しいだけでは、、、、
なんでも許されるだけでは、、、
悪い事を平気でしている人に対し、何の効力もないではないですか。
悪い事をしている人が、良い事をしている人と同じ扱いを受けていいのでしょうか。
同じ慈悲を受けてもいいのでしょうか。
クルアーンの中で、神様もこのようにおっしゃっています。
『夜に眠らず目を覚ましている時に,サジダしあるいは立って礼拝にうちこんで,
来世(の懲罰)を恐れ,また主の御慈悲を請い願う者(がそうではない者と同じであろうか)。
言ってやるがいい。
「知っている者と,知らない者と同じであろうか。」
(しかし)訓戒を受け入れるのは,思慮ある者だけである。』(39-9)
痛ましい事件が、日本だけでなく、世界中に毎日のように起きています。
加害者が、被害者と同じ扱いを受けるべきではありません。
悪には、それ相応の結果があるべきです。
神様は、懲罰にとても厳しいお方であることを知らねばなりません。
『本当にわが印を信じない者は,やがて火獄に投げ込まれよう。
かれらの皮膚が焼け尽きる度に,われは他の皮膚でこれに替え,
かれらに(飽くまで)懲罰を味わわせるであろう。
誠にアッラーは偉力ならびなく英明であられる。』
(4-56)
悪には、悪を。
善には、善の結果がなければなりません。
両者は同じではないのです。
『本当に天にあり、地にある凡ての者は、アッラーのものである。
だから悪行の徒には、相応しい報いを与えられ
また、善行の徒には、最善のもので報われる。』
(53-31)
もちろん、
過去に悪を行ってしまったとしても、その後
その罪を悔い改めれば、寛大なる神様は、
きっとお許し下さるでしょう。
ただ、知識を得ると言っても、こういうのは”イマイチ”のようです。
例えば、
預言者さん(平安あれ)のお言葉をたくさん覚えたとしましょう。
でも、
それを実行に移さなければ、
本当に知識を得たとは言えません。
学んで得た知識をもとに、
神に喜ばれる行いをしようとし、
神の懲罰に合うような行いを避けようとする
それが大事です。
そのような者に対し、神様はこうおっしゃっています。
『かれらへの報奨は,主の御許の,川が下を流れる永遠の園である。
永遠にその中に住むであろう。アッラーはかれらを喜ばれ,かれらもかれに満悦する。
それは主を畏れる者(への報奨)である。』(98-8)
有益な知識を得ようとたくさん学ぶ学者さんに対しては
地球上のありとあらゆるものが、その人の罪を許してくださるようにお願いをしているそうです。
ありとあらゆるものって、海で泳ぐ魚も含まれているそうですよ。
今日もお付き合いいただきましてありがとうございました。
みなさまに神様からの祝福がたくさんありますように!
===================================
アマゾンから電子書籍発売中!
『神様に一番近い人の頭の中身」
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生きる気力を失っていた樹里の前に現れたのは、
サウジアラビアからの研修生、アハメッド。
アハメッドと同じ職場で働くうちに、樹里は今までとは
全く違う考え方というのがあることを知る。
幸せとは、
成功とは、
お金とは、
そして、イスラム教とは?
人生というものを、今までと違った見方で見られるようになった樹里は、
一歩を踏み出せるようになるのでしょうか。
「イスラム的現世の歩き方」
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イスラム的な人生の処世術!
あなたは何のために生まれ、何をして生きていけばいいのでしょう。
人生の目的は?
せっかく生まれてきたのです。
神様に守られた平和な現世を歩きたくはありませんか。
そして来世では、天国に入って
”永遠に” ”幸せ” に暮らしたくはありませんか。
方法はとてもシンプルです。
今まで知らなかったイスラム教に出会える本です。
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有益な知識とそうでない知識がある、というお話をしました。
今回も、知識について少し考えていきたいと思います。
こんにちは、ファーティマ松本です。
知識を得た人間は、、、、何をするのでしょうか。
答えを、クルアーンの中から見てみましょう。
『アッラーのしもべの中で知識のある者だけが、かれを畏れる。』(35-28)
そう、知識のある者は、神を畏れる、、のだそうです。
”有益な”知識を持っている者だけが、本当に神様の事を畏れる事ができるわけですね。
神様とは一体何なのか、いるのかいないのかと言っている間は、
本当に、神を畏れることはできません。
(まあ、、、、当然ですが、、。)
神様を畏れるとは、
神様がどんなお方かであるかを”知っている”からこそ、出来る事であります。
神様がどんなお方であるかを知っていれば、
神様に喜ばれるような良い行いをしようと思うようになるでしょう。
なぜなら、神様は良い行いをする者を好まれることを知っているからです。
そして、善い行いをスる者には、天国が用意されていることも、もちろん知っています。
また知識ある者は、神様は優しく寛大なだけでなく、
懲罰には大変厳しいお方であることも知っています。
悪い行いに対しては、悪い結果が待っている。
そして、最終的には、地獄の懲罰があることも知っています。
ですので、神様が定めた悪い行いは、しないようにするものです。
神様というのは、とてつもなく慈悲深く、お優しいお方でありますが、
それだけでは、もちろんありません。
慈悲深いだけでは、、、
優しいだけでは、、、、
なんでも許されるだけでは、、、
悪い事を平気でしている人に対し、何の効力もないではないですか。
悪い事をしている人が、良い事をしている人と同じ扱いを受けていいのでしょうか。
同じ慈悲を受けてもいいのでしょうか。
クルアーンの中で、神様もこのようにおっしゃっています。
『夜に眠らず目を覚ましている時に,サジダしあるいは立って礼拝にうちこんで,
来世(の懲罰)を恐れ,また主の御慈悲を請い願う者(がそうではない者と同じであろうか)。
言ってやるがいい。
「知っている者と,知らない者と同じであろうか。」
(しかし)訓戒を受け入れるのは,思慮ある者だけである。』(39-9)
痛ましい事件が、日本だけでなく、世界中に毎日のように起きています。
加害者が、被害者と同じ扱いを受けるべきではありません。
悪には、それ相応の結果があるべきです。
神様は、懲罰にとても厳しいお方であることを知らねばなりません。
『本当にわが印を信じない者は,やがて火獄に投げ込まれよう。
かれらの皮膚が焼け尽きる度に,われは他の皮膚でこれに替え,
かれらに(飽くまで)懲罰を味わわせるであろう。
誠にアッラーは偉力ならびなく英明であられる。』
(4-56)
悪には、悪を。
善には、善の結果がなければなりません。
両者は同じではないのです。
『本当に天にあり、地にある凡ての者は、アッラーのものである。
だから悪行の徒には、相応しい報いを与えられ
また、善行の徒には、最善のもので報われる。』
(53-31)
もちろん、
過去に悪を行ってしまったとしても、その後
その罪を悔い改めれば、寛大なる神様は、
きっとお許し下さるでしょう。
ただ、知識を得ると言っても、こういうのは”イマイチ”のようです。
例えば、
預言者さん(平安あれ)のお言葉をたくさん覚えたとしましょう。
でも、
それを実行に移さなければ、
本当に知識を得たとは言えません。
学んで得た知識をもとに、
神に喜ばれる行いをしようとし、
神の懲罰に合うような行いを避けようとする
それが大事です。
そのような者に対し、神様はこうおっしゃっています。
『かれらへの報奨は,主の御許の,川が下を流れる永遠の園である。
永遠にその中に住むであろう。アッラーはかれらを喜ばれ,かれらもかれに満悦する。
それは主を畏れる者(への報奨)である。』(98-8)
有益な知識を得ようとたくさん学ぶ学者さんに対しては
地球上のありとあらゆるものが、その人の罪を許してくださるようにお願いをしているそうです。
ありとあらゆるものって、海で泳ぐ魚も含まれているそうですよ。
今日もお付き合いいただきましてありがとうございました。
みなさまに神様からの祝福がたくさんありますように!
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生きる気力を失っていた樹里の前に現れたのは、
サウジアラビアからの研修生、アハメッド。
アハメッドと同じ職場で働くうちに、樹里は今までとは
全く違う考え方というのがあることを知る。
幸せとは、
成功とは、
お金とは、
そして、イスラム教とは?
人生というものを、今までと違った見方で見られるようになった樹里は、
一歩を踏み出せるようになるのでしょうか。
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あなたは何のために生まれ、何をして生きていけばいいのでしょう。
人生の目的は?
せっかく生まれてきたのです。
神様に守られた平和な現世を歩きたくはありませんか。
そして来世では、天国に入って
”永遠に” ”幸せ” に暮らしたくはありませんか。
方法はとてもシンプルです。
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