何か不幸に見舞われた時には、まず
「アルハムドリッラー」と言って
神様を讃え感謝をするといい。
なぜなら、
辛さや痛さといったネガティブな思いを経験するたびに
自分の悪行が減るから。
また、
一瞬嫌なことに見えることが、実は
神様からの大いなるご慈悲である場合もあるから。
ということを先週は書いてみました。
こんにちは ファーティマ松本です。
先々週
神様からのテストを一番シビアに受けさせられるのが
”預言者達”である、
ということを書きました。
なーんでそうなんでしょうね?
困難は自分が犯してしまった悪行を少なくするためにある、のだとしたら
預言者と呼ばれる人達なんて、
大した悪行もないでしょうに、、、、ねえ?
、、、ということで
今週は人生における困難を、違う側面から見ていきたいと思います。
困難は悪行を減らす、というのはもう何回も何回も書いていますので
もうOKですね。(クドイ!)
じゃ、次いきましょう!
預言者ムハンマドさん(彼の上に平安あれ)は、神様からの最後の預言者さんです。
最後、、
ということは彼の前にも預言者と呼ばれる人達がいた、というわけですね。
一体何人くらいの預言者さんがいらしたのか、
興味深いところであります。
なんとその数
12万4千人だそうです!
結構な数ですね~。
でもこれは、預言者ムハンマドさん(平安あれ)ご自身がそうおっしゃったのですから
間違いのない数でございます。(キラッ!)
神様はすべての民族に最低でも一人は預言者を送られました。
クルアーンの中で神様はこうおっしゃっています。
『本当にわれは各々の民に一人の使途を遣わして
「アッラーに使え、邪神を避けなさい。」と命じた』(16:36)
『われはその民の言葉を使わないような使徒を遣わしたことはない。』(14:4)
『どの民にも彼らの間に、一人の警告者が行かなかったことはない。』(35:24)
ではその12万4千人の預言者さん達のテストって
どんだけシビアだったんでしょうか?
クルアーンの中には、そのたくさんいらした預言者さん達の代表格とも言える
26人の預言者さんの名前が書かれてあります。
そしてその26人が耐えてきた数々の試練も知ることができるわけですが、、
まあ、、、
どの預言者さん達も、過酷な試練をたくさん受けていたようです。
いやあ、ホント預言者でなくてよかったって思っちゃいますよ^^;
(絶対選ばれないんだけど!)
では、
どうして彼ら(平安あれ)はそんな大変な思いをしなければならなかったのか?
神様に選ばれた人達なんだから、絶対に神様に愛されていた人達であったろうに、、、
その答えは、、
「彼らの地位を上げるため」
だそうです。
地位、つまりレベルですね。
彼らのレベルを上げるとは、
天国での階位を上げる、ということかと思います。
以前も書きましたが、天国のレベルはナント100段階!
そして各々の違いは天と地の差ほども違うそうです。
だから、できることなら上の天国に入った方がいいですし、
神様的にも大好きな人にはレベルの高い天国に入ってもらいたいはず。
預言者というのは、全員が全員神様に愛されていた人達です。
なぜなら、、、
彼らは、たくさんの過酷な試練に会いながらも
いつだって神様を信じた人達でした。
そして
どんな状況においても、神様の定めを守った人達でもありました。
また
どんなに辛い状況の真っ只中においても、神様からの救いに絶望しなかった人達でした。
そして究極
彼らは自分の欲するものよりも、神さまの欲するものを選ぶ人達であったわけです。
(これは特にイブラヒームという名の預言者さんに当てはまります。)
神様ご自身がこのようにおっしゃっています。
『本当に彼らは、我が目にも選ばれた優れた者であった。』(38:47)
日常生活が平和で、何の問題もない時に
神様の存在を信じ、
神様の掟を守り
神様からの救いに落胆しないで
神様が欲することを自分が欲することに合わせるのは簡単です。
(もちろんできない人もいますけど、、)
しかし、事態が緊迫している時
自分の欲しないことがガンガンと押し寄せている時
逆境だの、困難だのがこれでもかというほどに追いかけてくるときに
上記のことをするのは、結構大変です。
でもそんな事態にも負けず
神様を信じ、やらねばならないことをし通す人は、
神様がランク、地位をあげてくれるのは当然でしょう。
クルアーンにもこう書かれてあります。
『われは欲する者の階位を高める』(12:66)
会社でも、
責任ある大きな仕事を任されるのはかなりのストレスですが、
その大変な仕事を全うした後には、昇級というものが待っている
のではないでしょうか。
大変な仕事を任されなかったら、昇級も賞賛も何もありません。
先週も書きました。
「神様が誰かを愛する時、その者をテストする。」
先週は、愛する者に困難を与えるのは、その人達の悪行を減らすためと書きましたが
今週は、神様が愛する人に困難を与えるのは、彼らの地位を上げるため。
つまり高いレベルの天国に入れてあげたいからであります。
もちろんこれは預言者さん達(平安あれ)に限ったことではありません。
今生きている私たちにも言えることです。
困難の中においても、
神様の存在を信じ、神様の掟を守り、
神様からの救いを信じることによって
私たちの地位も上がります。
つまり高いレベルの天国に入れるようになります。
神様が私たちにすることは、全て私たちの利になることばかりだと
私は強く思います。
来週に続きます。
今日もお付き合いいただきましてありがとうございました。
みなさまに神様からの祝福がたくさんありますように!
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「イスラム的現世の歩き方」¥99
http://www.amazon.co.jp/dp/B01HQB2VPW/
イスラム的な人生の処世術!
あなたは何のために生まれ、何をして生きていけばいいのでしょう。
人生の目的は?
せっかく生まれてきたのです。
神様に守られた平和な現世を歩きたくはありませんか。
そして来世では、天国に入って
”永遠に” ”幸せ” に暮らしたくはありませんか。
方法はとてもシンプルです。
今まで知らなかったイスラム教に出会える本です。
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一瞬嫌なことに見えることが、実は
神様からの大いなるご慈悲である場合もあるから。
ということを先週は書いてみました。
こんにちは ファーティマ松本です。
先々週
神様からのテストを一番シビアに受けさせられるのが
”預言者達”である、
ということを書きました。
なーんでそうなんでしょうね?
困難は自分が犯してしまった悪行を少なくするためにある、のだとしたら
預言者と呼ばれる人達なんて、
大した悪行もないでしょうに、、、、ねえ?
、、、ということで
今週は人生における困難を、違う側面から見ていきたいと思います。
困難は悪行を減らす、というのはもう何回も何回も書いていますので
もうOKですね。(クドイ!)
じゃ、次いきましょう!
預言者ムハンマドさん(彼の上に平安あれ)は、神様からの最後の預言者さんです。
最後、、
ということは彼の前にも預言者と呼ばれる人達がいた、というわけですね。
一体何人くらいの預言者さんがいらしたのか、
興味深いところであります。
なんとその数
12万4千人だそうです!
結構な数ですね~。
でもこれは、預言者ムハンマドさん(平安あれ)ご自身がそうおっしゃったのですから
間違いのない数でございます。(キラッ!)
神様はすべての民族に最低でも一人は預言者を送られました。
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『本当にわれは各々の民に一人の使途を遣わして
「アッラーに使え、邪神を避けなさい。」と命じた』(16:36)
『われはその民の言葉を使わないような使徒を遣わしたことはない。』(14:4)
『どの民にも彼らの間に、一人の警告者が行かなかったことはない。』(35:24)
ではその12万4千人の預言者さん達のテストって
どんだけシビアだったんでしょうか?
クルアーンの中には、そのたくさんいらした預言者さん達の代表格とも言える
26人の預言者さんの名前が書かれてあります。
そしてその26人が耐えてきた数々の試練も知ることができるわけですが、、
まあ、、、
どの預言者さん達も、過酷な試練をたくさん受けていたようです。
いやあ、ホント預言者でなくてよかったって思っちゃいますよ^^;
(絶対選ばれないんだけど!)
では、
どうして彼ら(平安あれ)はそんな大変な思いをしなければならなかったのか?
神様に選ばれた人達なんだから、絶対に神様に愛されていた人達であったろうに、、、
その答えは、、
「彼らの地位を上げるため」
だそうです。
地位、つまりレベルですね。
彼らのレベルを上げるとは、
天国での階位を上げる、ということかと思います。
以前も書きましたが、天国のレベルはナント100段階!
そして各々の違いは天と地の差ほども違うそうです。
だから、できることなら上の天国に入った方がいいですし、
神様的にも大好きな人にはレベルの高い天国に入ってもらいたいはず。
預言者というのは、全員が全員神様に愛されていた人達です。
なぜなら、、、
彼らは、たくさんの過酷な試練に会いながらも
いつだって神様を信じた人達でした。
そして
どんな状況においても、神様の定めを守った人達でもありました。
また
どんなに辛い状況の真っ只中においても、神様からの救いに絶望しなかった人達でした。
そして究極
彼らは自分の欲するものよりも、神さまの欲するものを選ぶ人達であったわけです。
(これは特にイブラヒームという名の預言者さんに当てはまります。)
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今週は、神様が愛する人に困難を与えるのは、彼らの地位を上げるため。
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もちろんこれは預言者さん達(平安あれ)に限ったことではありません。
今生きている私たちにも言えることです。
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神様の存在を信じ、神様の掟を守り、
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私たちの地位も上がります。
つまり高いレベルの天国に入れるようになります。
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