こんにちは!
ファーティマ松本です。
今回からユダヤ人とアラブ人、そしてイスラム教徒の歴史を書いていこうと思います。
まずは、遠い遠い過去の歴史ではなく、
結構最近の歴史に目を向けてみましょう。
ユダヤ人と言えば、ホロコースト。
つまり第二次世界大戦の時の話をしたいと思います。
ナチスからユダヤ人を救った日本人、、、いらっしゃいましたよね。
第2次世界大戦中、リトアニアに赴任していた外交官・杉原千畝(すぎはらちうね)さん、
日本のシンドラーと呼ばれている方です。
約6000人のユダヤ人に、日本を通過するビザを出して命を救ったということは
映画にもなりましたし、多くの人に知られている事と思います。
そしてもう一人、樋口季一郎陸軍中将(1888-1970年)さん。
この方は2万人のユダヤ人を救ったと言われてています。
またナチス・ドイツの迫害からユダヤ人難民を救っただけではなく、ポツダム宣言受諾は
ソ連の北海道侵攻を阻止したという事ですから、凄い人ですよね。
お二人とも、ユダヤ人を救うことにより、自分の地位や職を失うといった恐れがあったのではないでしょうか 。
何しろ日本は、ドイツ側に立っていましたから。
実際、杉原千畝(すぎはらちうね)さんは、戦後日本に帰ってきてから
わずか2ヵ月で外務省から退職勧告が出されました。
事実上の「罷免」だったようです。
そして、彼の存在自体が日本の歴史から長い間、意図的に抹殺されていたそうです。
このような勇気あるお二人の行動と同じような事が、イスラム世界にも起きていました。
そうなんです!!
ヨーロッパや北アフリカのイスラム教徒が、ナチスの迫害に合っていたユダヤ人をたくさん救ったという事実を、皆さんご存じでしたか?
私は全く知りませんでした。
それを知った時は正直驚きましたが、でもすぐに
「まあ、そうだよね。」と思ったものでした。
よく考えてみれば、そーんなに驚くことではないかもしれません。
彼らアラブ人(またはイスラム教徒)というのは、そういう人達なのです。
どういう人達かと言うと、、、、
相対的に心が広く寛大で、困っている人に手だけでなく、身体全部を差し出せるような人達。
勇気のある、そして人道的な行動が、躊躇なくできてしまう人達なのです。
もちろん、昨今のアラブ諸国の事情に詳しい人達からしたら
「えー、マジでそんな事言ってんの?」
「賄賂は横行しているし、ヤバイ奴絶対多いでしょ。」と
反応されるかもしれません。
マー、マー、分りますよ。
もちろん、いますよね~。
よろしくない人達というのは、どこにでも。
ただ個人的に思うに、そういった”よろしくない人達”というのは
イスラム的な知識がなかったり、あってもそれを実践していなかったり、と
ちょっとイスラム教から離れている人達、、、だと思うんです。
プラス、良い人達というのは、目につきにくいものであります。
やたらと目立つ少数派の”よろしくない人達”の中に混じって、
良い人というのも一定数以上いると思いますよ。
では、昨今の情勢はひとまずどこかに置いておいて
歴史に焦点を置いていきましょう。
たくさんある(歴史的に)勇気ある行動を、いくつかを紹介していきたいと思います。
今回はそのうちの一つ、アルバニアについて。
アルバニアは、ヨーロッパの中では珍しく人口の大半がイスラム教徒で
ユダヤ人は当時200人くらいしかいなかったそうです。
しかし、ナチスの迫害が始まると、ドイツだけでなく、その周辺国にいるユダヤ人達が大量にアルバニアに逃れてきました。
それに対しドイツ政府は、アルバニアにいるユダヤ人のリストを渡せと要求。
アルバニアはそれを断固拒否。
そして、ユダヤ人達に偽の証明書を発行し、アルバニア人のイスラム教徒に見せかけました。
そしてアルバニアの国民も、ここぞとばかりにこぞってユダヤ人に助けの手を差し出しました。
ドイツのような戦闘的な国に対し、アルバニアのような小さな国がユダヤ人の為に抵抗、そして歯向かって行ったのです。
それは、アルバニアという国が一個スッポリ無くなってしまうかもしれないような行動だったかもしれません。
しかし、迫害はいつの時代でも、悪です。
相手がイスラム教徒であろうと、そうでなかろうと悪は悪。
不正はよろしくありません。
「正しい行いをする」ことが、正義であるとするイスラム教。
人を思いやり、困っている人を助けるというイスラム教が掲げる教えを
しっかりと行動で表したアルバニアの人々は
きっと、神様からとても喜ばれ、愛された人達だったはず。
神様と共にいる人達、神様に喜ばれるような事をしたいと思う人達にとっては、
ドイツに抵抗するなんて、どうという事はなかったのかもしれません。
実に、本当の成功とは、”神様の元”にあります。
神様に嫌われるようなことをして、成功なんてあり得ません。
実際に、ヒットラーは自殺をして人生を終わらせてしまいました。
過去の栄光もアッという間に、消えてなくなったのです。
次回に続きます。
今日もお付き合いいただきましてありがとうございました。
みなさまに神様からの祝福がたくさんありますように!
=========================
アマゾンから電子書籍発売中!
『神様に一番近い人の頭の中身」
https://amzn.to/3rRmJlU
生きる気力を失っていた樹里の前に現れたのは、
サウジアラビアからの研修生、アハメッド。
アハメッドと同じ職場で働くうちに、樹里は今までとは
全く違う考え方というのがあることを知る。
幸せとは、
成功とは、
お金とは、
そして、イスラム教とは?
人生というものを、今までと違った見方で見られるようになった樹里は、
一歩を踏み出せるようになるのでしょうか。
「イスラム的現世の歩き方」
http://www.amazon.co.jp/dp/B01HQB2VPW/
イスラム的な人生の処世術!
あなたは何のために生まれ、何をして生きていけばいいのでしょう。
人生の目的は?
せっかく生まれてきたのです。
神様に守られた平和な現世を歩きたくはありませんか。
そして来世では、天国に入って
”永遠に” ”幸せ” に暮らしたくはありませんか。
方法はとてもシンプルです。
今まで知らなかったイスラム教に出会える本です。
=======================
ファーティマ松本です。
今回からユダヤ人とアラブ人、そしてイスラム教徒の歴史を書いていこうと思います。
まずは、遠い遠い過去の歴史ではなく、
結構最近の歴史に目を向けてみましょう。
ユダヤ人と言えば、ホロコースト。
つまり第二次世界大戦の時の話をしたいと思います。
ナチスからユダヤ人を救った日本人、、、いらっしゃいましたよね。
第2次世界大戦中、リトアニアに赴任していた外交官・杉原千畝(すぎはらちうね)さん、
日本のシンドラーと呼ばれている方です。
約6000人のユダヤ人に、日本を通過するビザを出して命を救ったということは
映画にもなりましたし、多くの人に知られている事と思います。
そしてもう一人、樋口季一郎陸軍中将(1888-1970年)さん。
この方は2万人のユダヤ人を救ったと言われてています。
またナチス・ドイツの迫害からユダヤ人難民を救っただけではなく、ポツダム宣言受諾は
ソ連の北海道侵攻を阻止したという事ですから、凄い人ですよね。
お二人とも、ユダヤ人を救うことにより、自分の地位や職を失うといった恐れがあったのではないでしょうか 。
何しろ日本は、ドイツ側に立っていましたから。
実際、杉原千畝(すぎはらちうね)さんは、戦後日本に帰ってきてから
わずか2ヵ月で外務省から退職勧告が出されました。
事実上の「罷免」だったようです。
そして、彼の存在自体が日本の歴史から長い間、意図的に抹殺されていたそうです。
このような勇気あるお二人の行動と同じような事が、イスラム世界にも起きていました。
そうなんです!!
ヨーロッパや北アフリカのイスラム教徒が、ナチスの迫害に合っていたユダヤ人をたくさん救ったという事実を、皆さんご存じでしたか?
私は全く知りませんでした。
それを知った時は正直驚きましたが、でもすぐに
「まあ、そうだよね。」と思ったものでした。
よく考えてみれば、そーんなに驚くことではないかもしれません。
彼らアラブ人(またはイスラム教徒)というのは、そういう人達なのです。
どういう人達かと言うと、、、、
相対的に心が広く寛大で、困っている人に手だけでなく、身体全部を差し出せるような人達。
勇気のある、そして人道的な行動が、躊躇なくできてしまう人達なのです。
もちろん、昨今のアラブ諸国の事情に詳しい人達からしたら
「えー、マジでそんな事言ってんの?」
「賄賂は横行しているし、ヤバイ奴絶対多いでしょ。」と
反応されるかもしれません。
マー、マー、分りますよ。
もちろん、いますよね~。
よろしくない人達というのは、どこにでも。
ただ個人的に思うに、そういった”よろしくない人達”というのは
イスラム的な知識がなかったり、あってもそれを実践していなかったり、と
ちょっとイスラム教から離れている人達、、、だと思うんです。
プラス、良い人達というのは、目につきにくいものであります。
やたらと目立つ少数派の”よろしくない人達”の中に混じって、
良い人というのも一定数以上いると思いますよ。
では、昨今の情勢はひとまずどこかに置いておいて
歴史に焦点を置いていきましょう。
たくさんある(歴史的に)勇気ある行動を、いくつかを紹介していきたいと思います。
今回はそのうちの一つ、アルバニアについて。
アルバニアは、ヨーロッパの中では珍しく人口の大半がイスラム教徒で
ユダヤ人は当時200人くらいしかいなかったそうです。
しかし、ナチスの迫害が始まると、ドイツだけでなく、その周辺国にいるユダヤ人達が大量にアルバニアに逃れてきました。
それに対しドイツ政府は、アルバニアにいるユダヤ人のリストを渡せと要求。
アルバニアはそれを断固拒否。
そして、ユダヤ人達に偽の証明書を発行し、アルバニア人のイスラム教徒に見せかけました。
そしてアルバニアの国民も、ここぞとばかりにこぞってユダヤ人に助けの手を差し出しました。
ドイツのような戦闘的な国に対し、アルバニアのような小さな国がユダヤ人の為に抵抗、そして歯向かって行ったのです。
それは、アルバニアという国が一個スッポリ無くなってしまうかもしれないような行動だったかもしれません。
しかし、迫害はいつの時代でも、悪です。
相手がイスラム教徒であろうと、そうでなかろうと悪は悪。
不正はよろしくありません。
「正しい行いをする」ことが、正義であるとするイスラム教。
人を思いやり、困っている人を助けるというイスラム教が掲げる教えを
しっかりと行動で表したアルバニアの人々は
きっと、神様からとても喜ばれ、愛された人達だったはず。
神様と共にいる人達、神様に喜ばれるような事をしたいと思う人達にとっては、
ドイツに抵抗するなんて、どうという事はなかったのかもしれません。
実に、本当の成功とは、”神様の元”にあります。
神様に嫌われるようなことをして、成功なんてあり得ません。
実際に、ヒットラーは自殺をして人生を終わらせてしまいました。
過去の栄光もアッという間に、消えてなくなったのです。
次回に続きます。
今日もお付き合いいただきましてありがとうございました。
みなさまに神様からの祝福がたくさんありますように!
=========================
アマゾンから電子書籍発売中!
『神様に一番近い人の頭の中身」
https://amzn.to/3rRmJlU
生きる気力を失っていた樹里の前に現れたのは、
サウジアラビアからの研修生、アハメッド。
アハメッドと同じ職場で働くうちに、樹里は今までとは
全く違う考え方というのがあることを知る。
幸せとは、
成功とは、
お金とは、
そして、イスラム教とは?
人生というものを、今までと違った見方で見られるようになった樹里は、
一歩を踏み出せるようになるのでしょうか。
「イスラム的現世の歩き方」
http://www.amazon.co.jp/dp/B01HQB2VPW/
イスラム的な人生の処世術!
あなたは何のために生まれ、何をして生きていけばいいのでしょう。
人生の目的は?
せっかく生まれてきたのです。
神様に守られた平和な現世を歩きたくはありませんか。
そして来世では、天国に入って
”永遠に” ”幸せ” に暮らしたくはありませんか。
方法はとてもシンプルです。
今まで知らなかったイスラム教に出会える本です。
=======================