”ラハマ(慈悲)”を説明するには
お母さんと赤ちゃんの関係が最適。
子宮はラハマ(慈悲)である。
神様は御自分の御名前を
ラハマを由来にされている。
ということを前回は書いてみました。
ラハマとは、
見返りを求めず、ただ相手を"益する"ためだけに行う行為。
”行為”ですからね、実際に目に見えるものであります。
そう!神様からのご慈悲は目に見えるものなのです。
でも、それに気づかず毎日を過ごしてしまっている人ってとても
多いですよね。
もったいないことだと思います。
私も神様のご慈悲に敏感でありたいと思っています!!
さて、
神様の御名前の一つに
「アルラハマーン」
という御名前があります。
これはアッラーと並んで、最もよく知られていて
最もよく使われる御名前なんです。
まさしくTHE神様の御名前!
といった感じですね。
クルアーンの中で神様はこのように仰っています。
『アッラーに祈りなさい。またはアルラハマーンに祈りなさい。
どちらの名前で祈っても、最も美しい御名前はアッラーに属する。』
(クルアーン17:110)
このアルラハマーンという御名前、
他にいっぱいある神様の御名前とは、
ちょっと異なるものらしいんです。
何が他の御名前と違うのか、と言いますと
”型”が違うのだそうです。
最後の音が”マーン”となっていますよね。
このように”アーン”で終わる形の御名前は、
この「アルラハマーン」だけだそうです。
んでは、その”アーン”が何を意味するのか、と言うと
その形容詞(又は名詞)の”強さ”を表すらしいんです。
つまり
「すんごくなになにである!!」
とか、
「もっのすごくなになにである!!」
というように、強さ、凄さを強調するのに使うのが
この”アーン”で終わる御名前なわけです。
では、
この「アルラハマーン」とは一体どういう意味であるのか。
答えは、ずばり
「ラハマがもっのすごい!」
「メッチャクチャ慈悲深い!」
「信じられないくらい慈悲深い!」
今風で言うと
「やばいくらい慈悲深い」ということです。
(私はこのヤバいの使い方が好きではないのですが、、)
さて、では
預言者さん(彼の上に平安あれ)が、神様がどれだけ
慈悲深いお方であるのかを教えてくれているので
いくつか紹介してみましょう。
その一:
ある日、
自分の子供が迷子になってしまい、その子を必死になって探しているお母さんがいました。
これ、、、
子供が迷子になってしまった経験がある人にはわかりますよね、この気持ち(汗)
私も何回か子供が迷子になってしまったことがあるのですが、、、(泣)
な〜んとも言えなくイヤーな気持ちになってしまいました。(もう死にそう)
しかし、そのお母さんはなんとか子供と再会することができたそうです。(良かった!)
預言者さん(平安あれ)と彼のお仲間の前で涙を流して喜こぶお母さん。
子供もお母さんにぴったりくっついて、きっと泣きじゃくっていたことでしょう。
そして、お母さんはその子におっぱいを飲ませたそうです。
その様子を見て預言者さん(平安あれ)は近くにいるお仲間達にこう聞きました。
「このお母さんはこの子を地獄に突き落とすと思うか?」
お仲間の皆さんは口を揃えて
「いいえ、いいえ、この人がそんなことをするわけがありません。」と
言いました。
その時、預言者さん(平安あれ)はこうおっしゃったそうです。
「アッラーはこのお母さんがこの子供を思う以上に
あなた方のことを思ってくださっている。」
お母さんの子供に対する愛情よりも、神様は
大きな愛情と慈悲を私たちに持って下さっているのです。
その2:
神様は御自分のご慈悲を100個に分けられたそうです。
その内の一つを地球に送られました。
その一つの慈悲のおかげで、全ての人間と動物が(又は植物も?)
他のものに愛情や慈悲の心を持つことができるそうなんです。
その一個の慈悲だけで
地球の始まりから最後の日まで十分なんだそうです。
すごいですよね。
そして残りの99個の慈悲はどうするのかと言いますと、
それらを全て
「最後の審判の日」にお使いになるのだそうです。
最後の審判の日というのがどういうものであるのか、、、
については、またいつか書くことになりますが、
この日は地獄へ行くか、又は天国へ入れるかを決められる日ですから、
大変恐ろしい日になるそうです。
しかし、残り99個の慈悲を全てお使いになってくださるわけですからねえ。
なんとかなるんじゃないかなあと、思っています。
預言者さん(平安あれ)もこう仰っています。
「もし不信者が、どれだけアッラーが慈悲深いかを知っていたならば、
(自分達も)天国へ入れることを期待するであろう。」
来週に続きます。
今日もお付き合いいただきましてありがとうございました。
みなさまに神様からの祝福がたくさんありますように!
=========================
アマゾンから電子書籍発売中!
「イスラム的現世の歩き方」
http://www.amazon.co.jp/dp/B01HQB2VPW/
イスラム的な人生の処世術!
あなたは何のために生まれ、何をして生きていけばいいのでしょう。
人生の目的は?
せっかく生まれてきたのです。
神様に守られた平和な現世を歩きたくはありませんか。
そして来世では、天国に入って
”永遠に” ”幸せ” に暮らしたくはありませんか。
方法はとてもシンプルです。
今まで知らなかったイスラム教に出会える本です。
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お母さんと赤ちゃんの関係が最適。
子宮はラハマ(慈悲)である。
神様は御自分の御名前を
ラハマを由来にされている。
ということを前回は書いてみました。
ラハマとは、
見返りを求めず、ただ相手を"益する"ためだけに行う行為。
”行為”ですからね、実際に目に見えるものであります。
そう!神様からのご慈悲は目に見えるものなのです。
でも、それに気づかず毎日を過ごしてしまっている人ってとても
多いですよね。
もったいないことだと思います。
私も神様のご慈悲に敏感でありたいと思っています!!
さて、
神様の御名前の一つに
「アルラハマーン」
という御名前があります。
これはアッラーと並んで、最もよく知られていて
最もよく使われる御名前なんです。
まさしくTHE神様の御名前!
といった感じですね。
クルアーンの中で神様はこのように仰っています。
『アッラーに祈りなさい。またはアルラハマーンに祈りなさい。
どちらの名前で祈っても、最も美しい御名前はアッラーに属する。』
(クルアーン17:110)
このアルラハマーンという御名前、
他にいっぱいある神様の御名前とは、
ちょっと異なるものらしいんです。
何が他の御名前と違うのか、と言いますと
”型”が違うのだそうです。
最後の音が”マーン”となっていますよね。
このように”アーン”で終わる形の御名前は、
この「アルラハマーン」だけだそうです。
んでは、その”アーン”が何を意味するのか、と言うと
その形容詞(又は名詞)の”強さ”を表すらしいんです。
つまり
「すんごくなになにである!!」
とか、
「もっのすごくなになにである!!」
というように、強さ、凄さを強調するのに使うのが
この”アーン”で終わる御名前なわけです。
では、
この「アルラハマーン」とは一体どういう意味であるのか。
答えは、ずばり
「ラハマがもっのすごい!」
「メッチャクチャ慈悲深い!」
「信じられないくらい慈悲深い!」
今風で言うと
「やばいくらい慈悲深い」ということです。
(私はこのヤバいの使い方が好きではないのですが、、)
さて、では
預言者さん(彼の上に平安あれ)が、神様がどれだけ
慈悲深いお方であるのかを教えてくれているので
いくつか紹介してみましょう。
その一:
ある日、
自分の子供が迷子になってしまい、その子を必死になって探しているお母さんがいました。
これ、、、
子供が迷子になってしまった経験がある人にはわかりますよね、この気持ち(汗)
私も何回か子供が迷子になってしまったことがあるのですが、、、(泣)
な〜んとも言えなくイヤーな気持ちになってしまいました。(もう死にそう)
しかし、そのお母さんはなんとか子供と再会することができたそうです。(良かった!)
預言者さん(平安あれ)と彼のお仲間の前で涙を流して喜こぶお母さん。
子供もお母さんにぴったりくっついて、きっと泣きじゃくっていたことでしょう。
そして、お母さんはその子におっぱいを飲ませたそうです。
その様子を見て預言者さん(平安あれ)は近くにいるお仲間達にこう聞きました。
「このお母さんはこの子を地獄に突き落とすと思うか?」
お仲間の皆さんは口を揃えて
「いいえ、いいえ、この人がそんなことをするわけがありません。」と
言いました。
その時、預言者さん(平安あれ)はこうおっしゃったそうです。
「アッラーはこのお母さんがこの子供を思う以上に
あなた方のことを思ってくださっている。」
お母さんの子供に対する愛情よりも、神様は
大きな愛情と慈悲を私たちに持って下さっているのです。
その2:
神様は御自分のご慈悲を100個に分けられたそうです。
その内の一つを地球に送られました。
その一つの慈悲のおかげで、全ての人間と動物が(又は植物も?)
他のものに愛情や慈悲の心を持つことができるそうなんです。
その一個の慈悲だけで
地球の始まりから最後の日まで十分なんだそうです。
すごいですよね。
そして残りの99個の慈悲はどうするのかと言いますと、
それらを全て
「最後の審判の日」にお使いになるのだそうです。
最後の審判の日というのがどういうものであるのか、、、
については、またいつか書くことになりますが、
この日は地獄へ行くか、又は天国へ入れるかを決められる日ですから、
大変恐ろしい日になるそうです。
しかし、残り99個の慈悲を全てお使いになってくださるわけですからねえ。
なんとかなるんじゃないかなあと、思っています。
預言者さん(平安あれ)もこう仰っています。
「もし不信者が、どれだけアッラーが慈悲深いかを知っていたならば、
(自分達も)天国へ入れることを期待するであろう。」
来週に続きます。
今日もお付き合いいただきましてありがとうございました。
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せっかく生まれてきたのです。
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そして来世では、天国に入って
”永遠に” ”幸せ” に暮らしたくはありませんか。
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