に段の and so on

決して段持ちではない、ちょっとだけ弐段のつれづれ。

テレマークブーツを更新した

2019年03月04日 19時08分25秒 | こんなもの買った

これまで履いていたガルモントプロフェットというテレマークスキーブーツは、足の指に自由がなかったことと右足小指があたって痛くなることから継続使用をあきらめました。

しかしながら、ブーツのサイズアップを図ると、所有しているNTN(ニューテレマークノーム)という規格のビンディングにはまらなくなります。私のブーツサイズは、ちょうどビンディングのSサイズとLサイズの境界なんです。

これまではビンディングSサイズの最大値、これからはLサイズの最小値になってしまい、ビンディングも載せ替えが必要となります。

NTNビンディングは、結構高額ですのでブーツ更新をためらっていましたが、痛くては楽しめないのは明らかであり、更新を決心したところです。

どうせブーツとビンディングを更新するならと、変化を求めました。

ハイクアップは断然TLTというビンディングが、抜群の機動性を発揮するでしょう。でも、テレマークターンはできません。下りはヒール固定になります。

NTNビンディングは、テレマークターンを簡単なものにしてしまいました。上りの機動性も悪くありません。ほんの少し重いこととかかと固定ができないので、疲れた状態やハードバーンを下るときに厄介な一面が露呈します。根性無しには厳しいのがテレマークです。

打開策はないものかとWEBでいろいろ情報収集。

ありました。TLTのように上りの機動性が高く、安定したテレマークターンができて、困ったらかかとも固定できるという夢のようなビンディングが!

その名は『THE M Equipment MEIDJO』!


値段は・・・、あり得ない!

テレマーク人口が少ない、つまり需要がないので高いのは致し方ないとしても、10万円はないだろ?

しかし、夢の環境を実現するためにはこれしかない。

 

さらに、夢の環境を整えるにはまた、特異なブーツが必要です。TLTとNTNに同時に対応しているブーツです。

スコットVooDoo、スカルパTXプロ、クリスピEVOとWCとSHIVERと5足の中から選ばなくてはなりません。

またこれらのブーツの定価は8万円以上です。この記事を書くにあたっていろいろ調べていましたら、スコットとスカルパはヒールがテック(TLT)対応になっていないようです。となると、CRISPI一択ですか?クリスピが一番高くて、国内販売定価は90,180円から99,360円です。ブーツとビンディングで20万円という驚愕のお値段となります。

さらにクリスピは国内でほとんど見たことがないという有様。自然に目は国外へ向きます。

フランスのサイトでCRISPI EVOを見つけて、輸入することにしました。

商品代金と送料で51,695円。これに関税や消費税通関手数料など5,580円が加わり、総額57,275円という超特価で購入することができました。(普通のスキーブーツに比べたら、全然超特価じゃないけど)

今シーズンはもう雪が腐ってきていますので、ビンディングの購入は来シーズンにします。

 

これがCRISPI EVO

 

これがTLT対応のブーツコバ部の金物。

 

ほかの靴には装備されていないブーツヒール部のTLT対応金物

 

そして最後に、NTN対応のソール。土踏まず下のでっぱりがビンディングと噛み合います。