救鯉病棟24時

　この物語は、二人の救命医が町中で見つけた急患を助けるというものである・・・・
















夫人：『誰か！助けてください！』






救命医Ａ：『どうしました！』






夫人：『この人が・・・・・急に倒れてしまって・・・・』




救命医Ａ：『容態は？』




救命医Ｂ：『心肺停止状態です！』







救命医Ａ：『倒れた時の状況を教えてください』



夫人：『シーズン前半戦を終えたんですが、11個のドラゴンフルーツを食べ終わった途端、

突然うめき声を上げて倒れてしまったんです(汗)』







救命医Ｂ：『こちらの方に持病は？』







夫人：『７年前辺りから、鯉ヘルペスを患っています』














救命医Ｂ：『早急な心肺蘇生術が必要です。』











救命医Ａ：『よし。ならば、明日のオールスター第１戦終了までの間、心肺蘇生を行うぞ！』






救命医Ｂ：『心臓マッサージ始めます！』


１、２、３、４、５、６・・・・・・・・・








救命医Ｂ：『ダメです。心拍数戻りません！』








救命医Ａ：『あきらめるな！オレと代われ！心臓マッサージを続ける！』


１、２、３、４、５、６、７、８・・・・・・・・・







救命医Ｂ：『戻りません！』










救命医Ａ：『オレは心臓マッサージを続ける！オマエはＡＥＤを持って来い！』





救命医Ｂ：『はい！』











救命医Ａ：『戻るんだ！まだ白旗を挙げるには早いぞ！』




















救命医Ｂ：『ＡＥＤありました！』




救命医Ａ：『よし！至急準備しろ！』



救命医Ｂ：『はい！』

















救命医Ｂ：『準備出来ました！』







救命医Ａ：『皆さん！下がっていてください！』



















救命医Ａ：『・・・・・・・・オマエ、何持ってきた？』







救命医Ｂ：『え？ＡＥＤですが』








救命医Ａ：『これの何処がＡＥＤなんだ！』






















救命医Ｂ：『え？だって・・・・』





救命医Ｂ：『アルフォンソ、エスマイリン、ディアス』


救命医Ｂ：『それぞれの頭文字を取ったらＡＥＤになります！』
















救命医Ａ：『・・・・・・・・・・・・・・・で、それで何をしろと？』








救命医Ｂ：『はい、噛み砕いて言えば・・・・・・・・・・

















この３人に限らず、患者には救世主が必要かと・・・』














救命医Ａ：『・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・なるほど・・・・・』























































救命医Ａ：『しかし、Ａはわかる。Ｄも何となく解る。





だが・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


































Ｅは無駄な気が・・・・』



救命医Ｂ：『そんな事ないです！現に新聞では「上昇気流」と評していますし！』










救命医Ａ：『オマエ、あの時期の新聞報道を真に受けちゃダメだよ・・・・・・』




救命医Ａ：『そんなのを鵜呑みにしてたら毎年カープ優勝だよ？』






救命医Ｂ：『そうですよね・・・』




救命医Ａ：『それに、アルフォンソなんか救世主として迎え入れると・・・


その時点で球団即死だよ？』




救命医Ｂ：『給料高いですもんねぇ』












救命医Ａ：『だが、大丈夫だ。明後日にはマツダスタジアムでオールスターが開催される。』


救命医Ａ：『そこで必ずや鯉戦士達が活躍してくれる！そしてソレをきっかけに、、後半戦では大飛躍してくれるはずだ！』




救命医Ａ：『だから今は・・・辛抱の時だ！』


















夫人・救命医Ｂ：『もうすでに辛抱の限界超えてるような気がするんですが、大丈夫なんでしょうか？』



～～～完～～～

















仕事中からこんなくだらないことばっかり考えてました(笑)