頑張ろう!広島!!
頑張ろう!日本!!
覚えていらっしゃいますか?
当ブログ内で『ブロガー殺人事件』と言うチープで大したことない推理小説をアップしていた事を。
・・・覚えてない?
それも仕方ありません。
あ!
赤賀が捜査員全員分の縦線を引き、石原がそこにランダムに横線を入れ、
他の捜査員たちも自分の好きなように横線を加えていった。
そして最後に赤賀が3本の線を足し、さらに星印を2つ書き足した。
『さぁ誰からでもいいぞ!好きなところを選べ!』
赤賀のその声で、捜査員が一人また一人と『ここだ』と思うところに自分の名前を書き始めた。
最後に石原が『残り物には福があるっていうからな』と言いながら名前を書いた。
『よし!全員書いたな!じゃあ結果を発表するぞ!』
そう言った赤賀は、あみだくじの書かれた紙をホワイトボードに貼り、星印の一つを辿って行った。
『おい、お前じゃないのか?』
『バカ言え!お前が当直しろよ』
『こんな機会ないからな』
捜査員たちの顔に、ひさびさに笑顔が生まれていた。
赤賀は『やはりやって良かった』と感じていた。
緊迫し続ける事で疲労は倍増する。
息抜き、ガス抜きは大事なのだ、と改めて感じた。
そして赤賀が言った。
『残ってもらう者の名を言うぞ!』
『申し訳ないが残ってもらうのは・・・・・・』
『ヨシさん・・・・・・と』
『私だ』
実は赤賀は、自らが残る事を前提としてこの飲み会を提案していたのだ。
自分だけは本部に絶対に残る。
そう言うつもりでいたから、誰が当直になろうと1人は自分が・・・と思っていた。
『ヨシさん、悪いな』
赤賀の言葉に石原は
『いえ、逆に警部と私で良かったと思ってます。若い奴らのガス抜きをしなきゃ、とは私も思ってましたし、
他の奴が当直になってたら無理を言ってでも自分にやらせてもらってましたから』
と言った。
赤賀は溢れ出しそうな笑顔を抑え
『そうか』
とだけ答えた。
若い刑事たちは、トップ2人が残ると言う事実にちょっと戸惑いを隠せない感じはあったが、
赤賀の
『ほら!早く行ってこい。店が閉まるぞ!』
と、若手を促してコーヒーを2つ、淹れに行った。
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