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超カープファンの酔いどれ管理人です。西川龍馬を応援しよります。

【 鯉 】 今季最終戦、赤松真人引退試合

2019年09月28日 12時00分00秒 | CARP

頑張ろう!広島!!
頑張ろう!日本!!



広島ブログ



2008年シーズンから、赤松真人はカープの家族となった。

チーム1とも言われた俊足と、それを活かした広い守備範囲で

たちまちチームの中心選手へとなっていった。

2010年には、メジャーの関係者も驚いたと言われる





ホームランキャッチを見せる。


そして2016年、チームの25年ぶりのリーグ優勝に大きく貢献した。

が、

その年の年末に、衝撃的なニュースが飛び込んできた。


『赤松真人、初期の胃がん』

そこから彼は戦い続けた。

"もう一度1軍の舞台に立つため"に。

彼の頑張りは、同じ病気の患者たちに大きな影響を与えた。

彼の頑張る姿と自分を重ね、絶対に病気に打ち勝つと思わせた。

彼もまた、そんな方々の励ましを糧に、なんとか1軍の舞台に立とうと奮闘した。

ファンも、また1軍で躍動する彼を待ちわびた。

必ず帰ってくると信じていた。

けれど、その時以降彼が1軍の舞台に立つことはなかった。

昨日の試合が、病気発覚後初の1軍の舞台となった。

しかしそれは、彼の現役生活最後の舞台でもあった。


9回表、4番・長野にかわりセンター赤松、背番号38。

守備機会、こそ無かったが『エリア38』の存在感はしっかりと見せてくれた。




赤松真人と言うプロ野球選手の現役生活が幕を閉じた。



試合終了後には引退セレモニー。

以下、赤松真人選手の挨拶全文。


今日は僕のために時間を作って頂き、球団関係者の皆さま、
監督、コーチ、選手、スタッフの皆さま、
本当にありがとうございます。
僕は幸せ者です。
成績もあまり残せていませんが、このような
セレモニーをして頂き、感謝しかありません。
ありがとうございます。
小さい頃からやってきた野球。
僕が思い描いていたプロの世界は、華やかで
かっこよくて、キラキラしているイメージでした。
しかし、プロに入ってみると僕より一回り以上
上の先輩が汗水を流し、ドロドロになって練習されてました。
正直、ちょっと引きました。 
とんでもないところに入ってしまった、と。
しかし、その中で結果を出さなければ、1軍の試合、
ましてや2軍の試合すら出られません。
練習の毎日でした。
野球が好きと言う気持ちは常に持って練習していました。
1軍の舞台で試合をするのは最高です。
たくさんの人が見ています。
たくさんの応援があります。
本当に、本当に心強いです。
25年ぶりに優勝した2016年。
最高のシーズンを終えた年末に病気が見つかりました。
最高の気持ちから一転、どん底に突き落とされました。
本当にどん底でした。
こんなも好きな野球がもう出来なくなるのかと、
正直何度もあきらめかけました。
しかし、そんな僕に勇気や元気を与えてくれたのは
家族、チームメート、そして全国から送られてくる
折り鶴や手紙などの応援でした。
それまでは当たり前だった応援が、自分が
当たり前の状況ではなくなった時
応援は絶大なぱだと気付かされました。
この応援がなければ、今日僕はここに立っていなかったと思います。
全国から送られてくる手紙の中には、僕よりも
辛いしょうじよや辛い治療をされている方々がいることに気付かされました。
しんどいのは僕だけじゃない。
僕が頑張る事によって、そういった方々に少しでも元気になってもらえたら。
そう思い、1軍を目指し頑張ってきましたが、
1軍に上がれず、引退試合となってすいません。
しかし、こんな僕の姿を見て、少しでも元気になった方がおられましたら本望です。
まだまだ恩は返せていませんが、これから
少しずつ返していきたいと思います。
そして、誰よりも1番身近に僕を支えてくれた寛子、慶馬、郁馬。
辛い時、楽しい時、色々ありましたが
ここまで野球をやれてきたのは、あなた達のおかげです。
本当にありがとう。
現役生活は今日で終わりますが、これから先の人生も
よろしくお願いします。
そして最後に、今まで応援して下さったファンの皆さま。
応援は絶大なパワーがあります。
これからもカープ、そしてプロ野球の応援をよろしくお願いします。
本当に長い間、ありがとうございました。



挨拶の後、チームを代表して菊池涼が花束を渡す。

菊池は泣いていた。

赤松は、引退会見で『菊池がしつこいくらい連絡をくれた』と言っていた。

その会見場に菊池もいた。

それだけ赤松が大好きだった菊池。

流れる涙を止めることは出来なかっただろう。



挨拶では涙を見せた赤松は、その後はずっと笑顔だった。




息子たちから花束を贈られた時も




チームメイトの手で5度宙を舞った時も






ファンへ挨拶するグラウンド一周の時も。


悔いが無い訳ではないだろうが、やはり何かを決断した後の男の顔は清々しいと

改めて思った。


以前カープ川柳で、オイラは赤松の句を詠んだ。


赤い風纏いて狙う次の塁

赤松が盗塁する時、赤い風となり走り抜ける・・・と言う感じで。

さらに、全文ひらがなにすると分かってもらえると思うが

かいといてねらうぎのるい

"あかまつ"の名前を句の中に組み込んでいたのだ。


本当に、赤松の盗塁の時は、赤い風が走り抜けていると言う感じがあった。


そんな姿ももう見ることはない。


赤松真人選手、貴方の不屈の魂は、きっと今の若い選手たちに

引き継がれているだろうと思います。

そして、多くの癌患者の『希望』となりました。

発覚後の1軍での出場は叶いませんでしたが、多くの人は貴方に勇気付けられました。


カープに在籍していたのは10年ほどでしたが、

それ以上の期間、カープに居たと思わせるほどの存在感でした。

2軍復帰後に、貴方が見せた走塁への姿勢、守備への姿勢、

そして野球に対する姿勢は、多くの若手選手の心に響いたはずです。

その赤松イズムを受け継いだ選手は、

きっと今後のカープの屋台骨を支える存在になるでしょう。

本当に・・・本当に


赤松真人選手。
ありがとうございました!
そして
長い間お疲れ様でした!

♪ 今だ魅せろ君の果敢な姿を
♪ 赤い星を捉えそこで君が輝く








さて。

昨日は今季最終戦。

勝てばCS進出確定・・・な試合だったんですが



負けました(TT)

これで『自力での』CS進出は無くなりました。

あとは、他力本願のみ(阪神が残り3試合で1つでも負ければカープがCS進出)

信じましょう。

信じて待ちましょう!!!


ところで、昨日の試合終了後の監督の挨拶。

『結果を残せなかったのは監督の責任』

と、謝罪していましたが、何故か場内から拍手・・・


そこで拍手が起こる意味が分からん!

やめてくれよ、そう言うのは・・・

なんか・・・悲しいわ、同じファンとして。


ま、それは置いとくとして←置きたくないが

もうCS進出かどうかは、こちらの手を離れました。


運を天に任せて、祈りましょう!!!!

祈りましょう!

※一部の画像は、球場生観戦した友人が撮影したものです。



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