俳句生活〜よ句もわる句も〜 兼題【小鳥】

頑張ろう！広島！！

頑張ろう！日本！！

昨日、俳句生活〜よ句もわる句も〜の８月分の結果発表がありました。

ので、今日はカープ記事はお休みです。

兼題は

【小鳥】

この場合の小鳥は、雛の方の小鳥ではなく『渡り鳥』や『山地から人里に降りてくる鳥』の事を指します。

（画像はジョウビタキです）

では、早速結果発表！！

２ヶ月連続【人選】！！

小鳥でもそりゃ罪くらい犯すだろ

句意は、丹頂鶴やジョウビタキ、オオルリなんかはよく『かわいい・綺麗』と写真撮影対象となるけど、知らないところで罪くらい犯してんじゃないの？かわいいやら綺麗だけじゃないはずよ？

と言う、ひねくれた句ですw

５つ投句した中では、良いか悪いかはっきり分かれるだろうな・・・と言う句でした。

（良い方に傾いてくれたー！）

それでは、いつき組広ブロ俳句部の結果発表！

今回の【人選】は⑦パパさん、ツユマメさん＆末っ子くん親子、季切少楽さん＆研知句詩さん夫婦、macoさん、そしてオイラの７名。

今回なぜか画像加工が上手くできず、いつもと違う形にしています。

（『人』マークを横にしとるし、ごめんなさい。句が小さくなっちゃいました・・・・・）

⑦パパさんの句、なんだろう・・・すごく寂しさを感じる・・・

例えが悪いけど、余命幾ばくもない患者が、窓から外を見てて「あの葉っぱが落ちた時、自分の命も尽きる・・・」とか「あと何度この紅葉が見れるんだ・・・」と。

へんな妄想ですね・・・ごめんなさい。

ツユマメさんの句、なんて言うんだろう・・・毎日の家事に追われている主婦のため息が聞こえてきそう(笑)

ただ『また』の位置がここで良いのか・・・と気になりました。

語順と言うか何というか・・・

正直オイラには難しいっす！（個人の感想です）

先月の『天』獲得者・末っ子くんの句、相変わらずスゴいとこ突く！

バオバブ・・・ってそんなの簡単に出る？おいちゃんは出んぞ！(笑)

『バオバブの手に』と言う擬人化なんだけど、季語以外を擬人化してるからか、句全体も季語の小鳥も弱まってないなぁ。

８ヶ月連続人選以上（うち、天１度）は伊達じゃないね。

季切少楽さんの句は取り合せの句。ピッツィカートと小鳥来る、一見無関係に感じるけど、どちらも軽快感が出てる気がするなぁ。

筝の澄んだ音も聞こえてきそう。

研知句詩さんの句、疑問形w

例えば丹頂鶴が鹿児島とかに飛来した時『今年も鶴が来ました』と言うけれど、小鳥には本当に鹿児島が目的地だろうか？と考えさせられる句ですね。

macoさん、俳句生活ではシレっと４ヶ月連続人選！！

やっぱ人選常連になってきたねぇ。

鳥が枝に止まった時、木が何となくこそばゆく感じてるんじゃないかなと言う意味かな？

それとも、小刻みに枝先が揺れて見てる人がムズムズしちゃう！て感じなのかな？

そして今回は残念だった佳作の皆様。

かたちゃん、案山子さん。

そして、新入部員のmihomeloさん！

かたちゃんの句、惜しい気がする。

上五で人を待ってるのに、中七で『手紙が来ない』・・・がちょっと違和感あるかも。

待ち人を変えてみるか、待ち人『も』にするか。

例えば『小鳥来る彼からの手紙は来ない』とかにして、秋の失恋を詠むとか←ダメよねw

案山子さんの句、安息地でゆっくり寝る渡り鳥と言うのはわかるんですけど、『休みきて・眠る・夜』が近いですね。



そしてmihomeroさん。

下五を『〜へ』として上五に跳ね返る詠み方は良いと思う。

ただ、図鑑片手に畦道へ・・・が説明的なのかな？

じゃあどうすれば？？？

いや、急に言われても・・・www



皆さま、今回もお疲れ様でした。

次の俳句生活の兼題は【月】。

どう類想類句を外すか、どう類想類句の中にオリジナリティーを出すか・・・が、勝負の分かれ目ですね。

ま、そりゃどの兼題でも一緒なんじゃが(爆)

もう締め切りは昨日過ぎたけぇ、どーもこーも出来んのじゃけどね(笑)

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