毎日が観光

カメラを持って街を歩けば、自分の街だって観光旅行。毎日が観光です。

花園神社

2005年06月04日 17時14分27秒 | 観光
 「親の因果が子に巡りぃ…かわいそうなのはこの子でござぁい。さあ、あいちゃん、お客さんによおく見てもらいな」
 花園神社ってえとやっぱり見せ物、それからアングラ劇場のイメージ。
 寺山修司の歌を口ずさみながら花園神社に。
 「地下鉄の鉄骨にも/一本の電柱にも/ながれている血がある
  そこでは/血は/立ったまま眠っている」
 昔友達の6畳一間のアパートに大勢集まって酒盛りをしたことがあったっけ。なぜか昔のことを思い出す。寝る場所がなくてブーブー言っている友人にぼくは言った。
 「立ったまま寝ろよ。血だって立ったまま眠るんだ」
 「何わけわかんないこと言ってんだよ。自分は布団奪って寝てるくせして」
 「いいんだよ。俺は……俺は体が弱いんだから……」
  スマン。今深く反省しているから許してほしい。
 気を取り直して神社に向かう。

立派な本殿である。
それに引き替え………

 富士塚はあまりにもこぢんまりとしている。1人ならなんとか立てるが、2人は無理。

ちょいアップ。眼をこらすと、横の石碑に「十五、十六…」などと刻まれているのがごらんいただけるのだが。そう、藤圭子(今では宇多田ヒカルのママ、の方が通りがいいのかな)の「圭子の夢は夜ひらく」の石碑。藤と富士かい? 芸能関係に御利益がある神社なのだそうだ。名前も富士浅間神社ではなく、芸能浅間神社。

はい、この通り。

 こちらの稲荷社には、男性の性器が祀ってある。
 芸能と性器。
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水稲荷神社

2005年06月04日 09時58分22秒 | 観光
 大学がばんばん新しいビルを建てたりして街が変わりつつある早稲田。新しい道路なんかもできちゃって以前の面影が失われつつあります。実は大昔ぼくの家は早稲田にあったので、まあ、故郷(記憶のない頃だけれど)とも言えます。
 その新しい道路のところにあるのが水稲荷神社。甘泉園という庭園に隣接しているところです。ここらあたりも昔は高田の馬場があったところで、堀部安兵衛の碑もあります。


 本殿はなかなか立派な造りで、全体的に周辺の人の崇敬を集めている感じがします。


 富士塚は社殿裏にあるのですが、足を踏み入れたとたん、何かすご~くいやな、というか、底の知れないこわさ、というか、そんなものを感じました。ぼくは霊感とかまるでない人間なんですが、それでも肌がこわばる感じがします。


画面中央は横穴式古墳。そう、この富士塚は古墳なのです。古墳の上が公園になっているところもあるし、別段古墳だからどうの、ということではないのですが、ここの雰囲気は異様。これは写真がわからなくなるので、ずいぶん補正をかけているのですが、本当は昼間でもかなり暗いんです。


 登山道を経て、

 頂上。

 この怖さはいったい何なんだろう?
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