場所は東池袋。
いかにも街のお蕎麦屋さんっぽい外観。中にはいるとやっぱり街のお蕎麦屋さんで、カウンターと小上がり、それにテーブル席が3つ。蕎麦が出るまでのつなぎに新聞やマンガが置いてあります。
ご主人とおかみさん、それにたぶん娘さん、三人で切り盛りしてらっしゃるのですが、どなたも気さくでごくごく普通に落ち着けます。
そんな雰囲気とは裏腹に出てくるお蕎麦は真剣勝負そのもの。一茶庵の流れを汲むご主人の打つ蕎麦は変わり蕎麦を含め、どれも高い水準のものばかり。三色(田舎、更級、せいろ)を頼みます。田舎の蕎麦の味、香り! 更級のぷつんとした歯ごたえの後に感じる香り、せいろの喉ごしとコシ。ううー、どれもどれも旨い。
蕎麦、つゆ、ともに満足。ただ、昼しかやってないのが、難点と言えば難点かな。