毎日が観光

カメラを持って街を歩けば、自分の街だって観光旅行。毎日が観光です。

東京ウォーカー(中)

2009年02月10日 10時17分02秒 | 観光

 皇居向かいにあるイギリス大使館。
 皇居周りは、走っている人だらけ。歩いている人間よりもあきらかに走ってる人間の方が多い。歩くことと自転車に乗ることは苦にならないんだけれど、どうも走るのは苦手。しんどいから。しんどい割に自転車みたいに進まないし。



 服部半蔵に由来する半蔵門。地下鉄路線の名称にもなっているのに、地味な門である。今読んでいる「地の日天の海」にも半蔵は出てくるが、そこではもともとの出自は蜂須賀小六の手下ということになっている。
 伊賀越えや家康の妻と長男の自刃の際介錯をしようとしてできなかった話など、たぶん史実であろう事件が残っている忍者というのは希有な例なんじゃないだろうか。もっとも服部半蔵はその家代々の当主が名乗る名前であり、忍者であったのは初代だけなんだけれど。



 社民党本部。
 屋上で蜂蜜作ってます。
 「なくそう格差」のスローガン。でもさ、格差ってなくすべきものなのだろうか。貨幣社会と格差って1枚の紙の表裏。格差をなくすには貨幣社会をなくすしかないだろう。問題は格差ではなく、下への手当なんじゃなかろうか。いろんな階層がいる中、最下層でも生きていけるって社会を目ざすべきなんじゃないか。格差を攻撃するのは、無意味なルサンチマン。



 最高裁判所。隣が国立劇場。
 だんだん飽きてきた。足が疲れたとか痛いとかはないんだけれど、たとえば渡るべき信号が前方で青になってるじゃないですか、そのときなんとももどかしいんですよ、歩いていると。信号を渡るべきタイミングと進むスピードとの差、そのギャップが次第に不愉快になってきちゃう。
 しかし、2時キックオフの試合に間に合わせるためには歩きつづけなくてはならない、決意を固めてまた歩き出したのでありました(電車に乗りゃいいじゃん、ってことをすでに失念してしまってる)。
コメント
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