早いものでもう6月ですね。
今年は梅雨入が平年と比べてちょっと遅いようで・・・・・
でも、来週辺り梅雨入かな?
ま、気分だけでも晴れ晴れと行きましょう!(^^;
さて、今年23冊目、5月最初に読んだ本は・・・・
伊藤計劃「ハーモニー」
ハーモニー・・・・世界同調計画ってとこかな?チガウ?
しかし、この人の想像力には感服します。
また、グローバル感がすごい。
劇場版アニメだけじゃなく、実写化してもらいたい感じがします。
世界のパンデミックや放射能汚染を克服する為に人々はハーモニーをインストールして健康を維持して生きていきます。
ストレスを感じる事柄など全てハーモニーが取り除き、ストレスを感じず生きて行くこととなります。
いやぁ、そういう世界になったらどうしよう。
っていうか、現在その入口まできてますね。
アップルウォッチを代表とする活動量計です。
睡眠時間を管理、運動量を管理、時間を管理・・・・・ほんと、管理されすぎ。(^^;
でも、本当に残念。
伊藤計劃には、あと1冊でも2冊でも作品を残して欲しかった。
24冊目は、窪美澄「トリニティ」
1960年代、女性の価値観が多様化する時代に生きた3人の女性に焦点を当てた作品。
苦難の末に仕事を掴み取ったイラストレーター。
三代続く女性随筆家。
それに出版社に努めていた専業主婦。
三名は同じ出版社に縁があり、同じ時代を過ごします。
専業主婦の孫が、出版社に憧れて出版社に就職するも挫折。
イラストレーターの葬儀に出た事から、三名の過去に興味をもち、取材し作家を目指す。
25冊目は、パトリシア・コーンウェル「警告」相原真理子訳
アメリカ版「科捜研の女」
シリーズもので、警告は10作目なのだそう。
世界累計1億部突破の超絶ベストセラー・・・・ってことで・・・・
確かに面白いです。
600ページを超えてて、でも面白いので一気に読めました。
シリーズものと言うことで・・・また探してみましょう。
26冊目は、アルベール・カミュ「異邦人」窪田啓作訳
主人公を自分自身と重ねてしまいました。
全てに深く考えず、何となく流れに任せてしまう。
その中で正直に思うことは、世間の考え方と違っていたり、素直になれなかったり。
まさに自分にそっくりじゃないか?と考えてしまいました。(^^;
薄いペーパーバックですけど、考えさせられる1冊です。
という事で、先月は4冊でした。
マイペースに戻ってきました。(^^;
梅雨に入れば、外に出掛ける事も減るでしょう。
本読むには最適かも。