E46 のち ぎんびー時々ナナエフ

腰痛おやぢのつれづれ日記

要撃の妖精

2025-02-15 09:09:07 | book
昨日、水月郁見の本を探しにブックオフに行ったんですが・・・・

ありませんでした。

読んだことがないので、期待してたんですが、ないものは仕方ない。(^^;

本棚を見て廻り・・・・

おぉ、あるじゃないの。

スクランブルシリーズ!(^^;

るぱんじいさんおすすめ!

ですね。

「イーグルは泣いている」を探したんですが、無い。

なので、次の「要撃の妖精」がありましたのでゲットしてきました。



今読んでるのを読み終えたら読もうと思います。

楽しみです。

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早いもので

2025-01-04 13:04:45 | book
もう正月三が日過ぎましたね。
すぐ年末がやってきますよ・・・・
そんなことはないと思いますが(^^;


さて、昨年12月に読んだ本です。


今年49冊目は、レイモンド・チャンドラー「リトル・シスター」村上春樹訳


先々月、高い窓を読んでて、久しぶりに面白かったので買ってみました。
が、このリトル・シスターは、難解でした。
いつものことなんですが、比喩やメタファーが難解すぎます。
ひとつの物事への表現もくどすぎたり(^^;
訳者のあとがきにもありますが、チャンドラー本人も出来がよかったとは思っていなかったみたいです。
やっぱり、作者の置かれた境遇などによって、作品の良し悪しが現れるんですね。


50冊目は、雨穴「変な家」

 
んーーーー何なんでしょう。
これ、映画化されたんですよね。
結構読まれたんですよね。
・・・・・・
・・・・・・
私には刺さりませんでした。


51冊目は、東野圭吾「秘密」

 
奥さんと娘が、(2016年沢山の学生が犠牲になった軽井沢スキーバス転落事故を連想させる)事故に遭い奥さんが亡くなり、娘は意識不明。
意識が戻ったんですが、体は娘のまま、意識(心?)は奥さんに入れ替わっています。
まず最初の秘密がそれなんですが、それ以外にも事故を起こした運転手の秘密や、娘(奥さん)との秘密のことなど色々な秘密がうまく絡まりながらラストへ続いていきます。
下手な説明で解りずらいと思いますが、そういうところが東野圭吾作品らしいなって感じ。
この作品も広末涼子主演で映画化されたみたいですね。
機会があれば、観てみようかな。


という事で、12月は3冊でした。
昨年は50冊以上読めました。
「戒厳令の夜」とか「スレーテッド」、「流」とか面白かったですね。
今年はどんな本に出合えるか・・・・楽しみです。

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11月に読んだ本

2024-12-02 12:35:07 | book
随分寒くなってきました。
本当に二季になってきた。
春と秋が何処かいっちゃいましたね。
あぁ、やだやだ。(^^;

さて今年44冊目は、中村哲「希望の一滴・中村哲、アフガン最後の言葉」
 
 
 

2019年12月4日アフガニスタンで凶弾に倒れ、帰らぬ人となった中村哲医師の西日本新聞への寄稿をまとめた本です。
本当に、尊敬しかないです。

表表紙には「アフガンの戦乱と干ばつ、そして飢餓。」
「治療よりも水と食料が必要だと医師中村哲は、1600本の井戸を掘り、65万人の命を支える用水路を建設した。」
裏表紙に「議論は無用、実行あるのみ」「一隅を照らす」「誰もがそこへ行かぬから、我々がゆく 誰もしないから、我々がする」とあります。
すごいです。
格好が、医師じゃありませんもんね、土方のおっちゃん(^^;
その事も本の中に書かれています。
「経済的な貧困は、必ずしも精神の貧困ではない。
飢餓に苦しむアフガニスタンの方が心が豊かではないか。」と。
原発や食糧自給率などにも、言及は避けていらっしゃいますが、日本に警鐘を鳴らしておられます。(鳴らしておられたというのが正解か)
今もなおペシャワール会の中村医師の意志を受け継いだ方々が支援をしていらっしゃいます。
息の長い支援を続けて頂きたいものです。


45冊目は、夏見正隆「チェイサー91」
 
 
もんじゅのプルトニウムをアメリカが「トモダチの平和」作戦(だったかな?)をもとに強制的に自国へ移送しようとしますが、それを邪魔するテロリスト。
日本は、そのテロを止められるか!みたいな。(^^;
面白かったです。
この本は、800頁位ありブックオフの居並ぶ本の中、私に挑発してきたのですね。
 
 
 
普通の文庫本の倍の厚みありますから、否が応でも目に飛び込んでくる訳です。
「どうせ、読めないでしょ!」と。
そうすると、私の闘争心に火がつくのですね。
「よぉぉぉし、読んでやろうじゃないの!」って・・・・(´゚艸゚)∴ブッ
ところが、ストーリーも本当に今の日本の問題点をついてて面白く、展開もはやくてスラスラ読めます。
この登場人物必要?みたいなところもありますが・・・・・
最後は感動しちゃって・・・・・ハハハハハ。
「亡国のイージス」なんか好きな人は、楽しめると思います。


46、47冊目は、パトリシア・コーンウェル「異邦人」相原真理子訳 上・下巻
 
 
ケイ・スカーペッタ検屍官が主人公の検屍官シリーズ15作目だそう。
以前も何冊か読んでるんですが、私としたらちょっとわかりずらかった・・・・です。
場面の切り替え、時間の前後感覚やこれ誰のセリフ?って。
話があっちに行ったりこっちに行ったり。
シリーズもので、主要な登場人物はあまり変わらず、でも物語の流れから検屍局長を辞め、フロリダで生活したかと思えば今回はサウスカロライナのチャールストンで活躍するというお話。
なので、14作を読んでないと、この人誰?とか、どうしてこうなった?っていうのがわからない。(^^;
それでも、やっぱり司法や行政などのシステムの違いなんかも知れて興味深いです。


48冊目は、東山彰良「流」

 
第153回直木賞受賞作品です。
面白いですよぉ。(^^;
今はわかりませんが、小郡市に住んでいらっしゃいました。
なので、直木賞を受賞されて「東山彰良」を知り、いつか読んでやろうと思っていました。
もっと早く読めばよかった。(^^;
高校生の時におじいちゃんを殺された少年を描くミステリー?
青春の涙あり笑いあり、恋愛あり、シリアスあり(^^;
今度、他の作品も手を出してみよ。


という事で、11月は4作品5冊という結果でした。
本当は、「チェイサー91」を読む前に「流」を読んでたんです。
半分位読んでたんですけど・・・・・
行方不明になって・・・・・たぶん病院に置き忘れたのかな?と思ってたんです・・・・。
今度、病院に行ったときに尋ねてみよ。
「私のエロ本落ちてませんでした?」って(^^;
(エッ?!セクハラで訴えられる?)
そうしたら、ヤマノカミが病院に行ったとき、「ご主人の忘れ物ですよー(^^;」って渡されたといって持って帰ってきてくれました。(^^;
治療中、いつも読んでるのでみんなご存じなんですね。

 
思ったんですけど、病院に治療に行って、「ハイ、処方箋です。」ってこんな感じで1冊本が入ってたらステキだな。
中高生くらいだったら、それこそ「君の膵臓をたべたい」とか入ってたりして。(^^;

さて、今年もあと一月。
今月は、あまり読めないかな?
バタバタしてて。(^^;

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10月に読んだ本

2024-11-01 12:37:46 | book
はやいもんですね、もう11月、今年もあと2ヶ月ですよ。
ヒェーーー(^^;
コワッ。


さて、早速、今年39冊目は、石牟礼道子「苦海浄土-わが水俣病」


熊本は水俣市の水俣病を取り上げた小説。
小説ではありますが、同じ九州に暮らす者として、読んで考えないとと思い手にとりました。
聞き書きのようですが、実際には聞き書きではないしルポルタージュでもないとのこと。
しかし、方言で語られる患者の思いは・・・・泣けます。
思い出しただけで涙が溢れます。
今年のあの環境省の不誠実さ・・・・・腹が立って仕方ありません。
早く全員救済して欲しいものです。


今年40冊目は、横山秀夫「影踏み」


家に侵入し盗みを働く「ノビ師」となった男の物語。
火事により両親、双子の弟を亡くし、その亡くなった弟が語りかける声と一緒に盗みや諸問題?を推理し解決していく。
最後には、どうして弟が焼死しなければならなかったのか、その理由が語られます。
短編の連作。




41冊目は、森村誠一「悪魔の飽食」
 
 
第二次世界大戦時中、満州に置かれた細菌戦部隊「731部隊」についての実録。
いや、途中で何度も読むのをやめようと思いました。
何かゲロでそう。(^^;
これを読むと中国人や韓国人の人達が、事あるごとに謝罪を求め、日本人に対する嫌悪を表にする、そう言う事が理解出来るような気がします。
氏は言っておられます。
「太平洋戦争は、日本にとって侵略戦争であった。(中略)侵略戦争であったにもかかわらず国民の間には、「ひどい目にあった」という被害の記憶や記録が圧倒的に多い。加害の記憶は風化されやすいし、また記録しがたいものである。」
全くその通りではないか、と思います。
3,000人もの生体実験。
中には健康な少年が麻酔を掛けられ、生きたまま五臓や脳を摘出され、空っぽに・・・・・。
それをやったのは軍人ではなく、軍属の学者や研究者。
日本人って、いや、人間って本当に残酷な生き物なんだと思い知らされました。
今も世界では侵略戦争・・・・やってますね。
ホント、バカ。


42冊目は、レイモンド・チャンドラー「高い窓」村上春樹訳

 
読んでて、何か懐かしい気持ちになりました。(^^;
チャンドラーは、二冊位しか読んだことないのに(笑)
やっぱり、原(尞)さんの沢崎とフィリップ・マーロウが被っちゃうからかな?
村上春樹も影響を受けているのがわかりますね。
おもしろいなー。
なかなか古本屋さんにないので、ちょっと探してみないといけませんな。


43冊目は、東野圭吾「沈黙のパレード」
 
 
これは、あの人・・・・だれだっけ・・・・・
長崎出身の・・・・・福山雅治だ。
あの人が主演した映画の原作ですね。
と言っても、映画は観たことありませんが。
容疑者Xの献身は観たかな・・・・TVで。
柴咲コウが好きなので(^^;
読んでて、どうしても福山さんや柴咲さんを想像してしまうっちゃんねぇ・・・・つまらん。(^^;


という事で、10月は5冊でした。

さて、次は何読もうかな・・・・・

そう言えば、今,読書週間だ。(^^;


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8月9月に読んだ本

2024-10-01 12:29:41 | book
はやいですねぇ、もう10月ですよ。
あと3ヶ月もすると今年も終わります。(^^;
あぁ、ヤダヤダ。


さて、7月ぶり8月9月に読んだ本の紹介です。

8月、今年34、35冊目は、ドストエフスキー「白痴」の上巻下巻です。

 
 
これも上巻を未来屋書店で100円で買って・・・・・下巻が見つからず・・・・・
 
下巻は500円位出して買った本です。

8月頭から読みだしたんですけど・・・・・・
 
難しいんですよ!(いきなり言い訳(^^;)
 
一つ目、人名。
 
「罪と罰」の時も一緒でしたけど、同じ人でも2~3種類呼び方がありますからね。
 
苗字に名前、ニックネーム。
 
それに似たような名前。(^^;
 
二つ目に文字が小さい!
 
 
そして、ビッチリ。

100円玉の和暦の文字と同じ位の大きさです。

途中、何処読んでるかわからなくなります。

三つ目は、やはり考え方、書かれた年代が違うので、何を言ってるのかよくわからない。(^^;

なんでしょうね、ロシアの街並みとかを実際見たことがないし、街並みとかの描写が少ないのもありましょうけど、全く風景のイメージがわかない。

作者は、「無条件に美しい人間」を現代において創造するということで書かれたようですけど、1869年ってありますから、私が生まれる100年位前の話ですからね。

わからないのも当然かも。

兎に角、みんな悩んでる。(^^;

結局のところ、純朴な若者の三角関係、いや四角関係?

でも、描かれた人たちは、私たちが中学生や高校生の時と同じで、自分がこう言ったら彼女はどう考えるだろうか?とか、本当に私は彼女の事を好きなんだろうか?
愛しているんだろうか?もっと他にいい人がいるんじゃないだろうか?とかそういう事を延々と悩むんですね。
 
そりゃそうですよね。

今みたいに一人一台車を持ってるとか、皆携帯電話やスマホを持ってるって訳じゃないので、すぐ会いに行くとかすぐ相手の顔をみて話せるとか言う事が出来ない時代ですから。
(作中では馬車がでてきます。)

なので、何に悩んでるか、ちょっと意味がわからない。(笑)

読み終えるまで45日位かかりました。
 
ちょうど、るぱんじい さんが遊びにいらっしゃってた時期ですね。(^^;



36、37冊目は、池上永一「シャングリ・ラ」上下巻
 
 
これは日本の近未来を描いたSF作品。
 
東京が地球温暖化により熱帯化、関東大震災に遭い地上に住めなくなりつつあり、日本政府は東京の上空に人工地盤を建設し、人々をランキングし住む階層を分けていく。
 
私的には、ちょっと??って感じ。
 
でも、アニメにするなら面白いかも・・・・って思ってたら、コミックにはなってるみたいです。
 
登場するのが平安貴族のようなものだったり、設備名がゼウスとかギリシャ神話に出てくるものとかだったり出雲大社が出てきたりして何かちぐはぐ。
 
SFって、「猿の惑星」とか「プロジェクト・ヘイルメアリー」、「スレーテッド」みたいにサイエンスや史実に照らし、その延長線上、ちょっと想像すると「あり得るかも」って思わせてくれるものが面白い。
 
この作品は、私的には突飛過ぎて・・・・
 


38冊目は、テス・ジェリッツェン「僕の心臓を盗まないで」浅羽英子訳

 
 
心臓移植をめぐる医療ミステリー作品。
 
作者は元医者というだけあって、医療関係の表現は生々しい。
 
28歳の研修医が主人公なんですが、私的には「エッ?!あの人が?!!」「オォ!!そんなことする?!」みたいな(^^;
 
まぁ、若干オーバーに表現してますが、興味のある方は読んでみて下さい。
 
ちょっとロマンスの方も気になりましたが、勝手に想像して!って感じで終わっています。
 
デビュー作って事でしたが、よく出来ててホント楽しかったです。
 


と言う事で、8月9月は、3作品5冊って感じでした。
 
ちょっと「白痴」に時間がかかり過ぎました。(^^;
 
でもこのタイトル・・・・今だったらアウト!でしょうね。(笑)

さ、10月は数冊準備してるものもあるので・・・・読みますよ!(^^;

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