これまで当ブログでは、『憑依型コーチング』『観音コーチング』や『いきなりロープレコーチング』など、通常のコーチングプロセスから離れたオリジナルなコーチングを開発し、ご紹介してきましたが、今回は、第4弾になります。
昨日、フォレスト大楽コミュニティの非公式なコーチング練習(受講生自身のグループが任意企画しているもの)に参加しました。質問コーナーで、以下のような質問がありました。
”クライアントからの悩み相談に傾聴を集中してしまうと同時に解決案などを考えるのが難しい。逆に解決案を考えながらセッションするとクライアントの傾聴ができない”というものです。
もちろん、経験上、コーチングセッションを多数こなして体感覚と身についていくと、クライアントの傾聴と問題解決の提案を同時にやっていくことは困難ではないと思っていますが、コーチングをはじめたばかりだったり、あるいは性格的にこれらを同時にすることは困難な人はいることでしょう。
そこで新たに考えたのが、『インターバルコーチング』です。検索してもこの言葉は出てこないので、勝手に名付けました(笑)
すなわち、コーチングセッション中に意図的にインターバル(休憩)を取り、その時間は、クライアント・コーチともに、思考に集中する時間を取るわけです。具体的にはコーチ側から、「ここで、しばらくインターバル(休憩)を取りたいと思います。ここまでの状況を自分なりに整理したり、やりたいと思いついたことを書き出してみたりする自分の時間を取りたいと思いますがいかがでしょうか?時間は〇分です。」と案内します。もちろん、この時間、コーチ自身も状況を整理したりクライアントに対する提案を模索したりする時間として使えるわけです。
これを行うメリットは、セッション中に内省することにより、クライアントもコーチも一端クールダウンし、自身との対話をすることに集中できるということです。そして、さきほどのコーチの悩み”傾聴と解決の同時思考”からも逃れることができます。
いかがでしょうか?
この方法が役立つという方は、ぜひ使ってみてください。