期末試験も終わり、授業が再開しました。
立花学園高等学校釣り部隠居でございます。
梅雨明けはまだでしょうか・・・
部員に鮎釣りの手ほどきをしたいのですが、
天気に恵まれません。
海の日を過ぎると授業がなくなるので、
部員を友釣りに行かせてみましょう。
釣りのセンスの1つに
「ラインテンションに敏感であるか。」があると思うんです。
特に鮎の友釣りはこれが大事、
竿を持ち上げていって、ソ~っと、ソーっと。
どこで糸が張ったか、ここだ!
糸が張るっていっても、ピ~ンと張るわけではなくて、
その釣り人の身長、川に対する立ち位置、竿の角度、水流、仕掛けの太さ。
色々な要因で違ってくるんです。
だから自分で試行錯誤するしかないんですね、
これがすぐにわかるかどうか、
その位置からもう少し張ったり、緩めたり。
教えすぎちゃダメです、落語のオチと同じで、
「どうしてこうなるのか」まで教えちゃダメです。
「囮をが気持ちよく泳がせるには、どう竿を操作する?」
「囮鮎がどう動いたら、野鮎はイライラして攻撃してくるかな?」
答えは何通りもあるはず、名人と言われる方たちは皆さん独自のスタイルを持っていらっしゃいます。
高校生の独創性に驚かされることもあります。それもまた楽しいですね。
部員に囮鮎を提供して、事故の無いように見守り、時々アドバイス。
これで行きましょう。来週が楽しみになってきたぞ。
酒匂川あっての立花学園高等学校釣り部のアユ釣りですから、
釣れるとか、釣れないとかじゃなくて、ここでやるんです。
若者に釣りの手ほどきができることに、本当に喜びを感じます。感謝、感謝です。
毎朝掃除して、お参りする観音様の袂(たもと)に小さなハチの巣ができていました。
取ってしまおうかとも思ったのですが、しばらく見守りましょう。
お父さん、水がないね。