垢ぬけたショッキングピンクのダリア「富士の泉」。名前の由来はわからないが、ストレートカクタス咲きに見える花の姿はすっきりとしていて、気取らないところがいい。
(2019-10 東京都 神代植物公園)
垢ぬけたショッキングピンクのダリア「富士の泉」。名前の由来はわからないが、ストレートカクタス咲きに見える花の姿はすっきりとしていて、気取らないところがいい。
(2019-10 東京都 神代植物公園)
ピンクの蕾が、開花するとともに象牙色に変化するバラ「サラトガ」。アイボリーの花弁の質感の豊かさが圧倒的。すばらしい。サラトガは植民地時代のニューヨークの郡の名前だ。アメリカ産のバラのコンテストのAARSにも入賞した優れモノ。
(2019-10 東京都 神代植物公園)
バラ「サラトガ」
外国語表記 Saratoga
作出年 1963
作出者 Boerner
作出国 アメリカ
咲き方 四季咲き
花色 その他
特徴 花色はピンクから咲き進むにつれてアイボリー、白と変化していく。1964年にAARSを受賞。
真っ赤なボール咲きのダリア「蛍火」。蛍の火どころか、燃えるような赤が強いインパクトを与える。けれんみのない咲きっぷりがよい。
(2019-10 東京都 神代植物公園)
火の玉の様な丸く真っ赤な花容のボール咲。草性は強健で草丈は若干高目。
生産地/作出者 秋田国際ダリア園/鷲澤幸治氏
サイズ(花径) 大型ボール(花径が平均10cm前後のもの)
花型 BA(ボール咲き)
草丈 中高性(100?120cm)
花色 赤色
太陽の炎という名前の黄色のバラ「サン・フレアー」。混じり気のない黄色の丸弁平咲き の花がしっとりとしたイメージをかもしだす。
(2019-10 東京都 神代植物公園)
花つきがよく、耐病性に優れた丈夫な株です。
「サン フレーア」は「太陽の炎」の意味。
1983年AARS受賞。
品種名 サン フレーア
Sun Flare
作出 1983年 アメリカ J&P
系統 F フロリバンダ
交配 Sunsprite × 実生
花色 純黄色
花形 丸弁平咲き
花径 中輪
芳香 微香 ★★☆☆☆
開花 四季咲き ★★★★☆
樹高 1.2m
ニュアンスのある白のダリア「清流」。花芯がすこし紫がかっているが、個体によってはこの紫が広く広がるものもある。乳白色だけのものも美しいが、紫のグラデーションのあるものもまた独特な美しさを備えている。
(2019-10 東京都 神代植物公園)
鮮烈な赤で魅せるバラ「ユーロピアーナ」。少しぼったりとした花弁が、赤銅色の葉とマッチしている。成熟した色気のある魅力的なバラだ。
(2019-10 東京都 神代植物公園)
鮮やかな色彩とベルベット調の花弁、銅色をおびた若葉との調和が美しい、優れた花壇用品種です。生育も旺盛で株は横張りに繁り、やや遅咲きですが、赤のフロリバンダローズの名花として今後もはずせない品種です。耐寒性、耐病性にも優れる。
品種名 ユーロピアーナ
ローマ字 Europeana
商品番号 1090093
系統 フロリバンダ (F)
Floribunda
咲き方 四季咲き
香り 微香
花径 6.5㎝
樹高 0.7m
樹形図 1d番 横張り
作出年 1963年
作出国 オランダ
作出者 De Ruiter Innovations BV
別名
その他 強い耐寒性
花弁の数がすくなくて、かえって魅力のあるバラ「タランガ」。深紅の花弁が開ききったところがチャームポイントだろう。タランガはマオリ族の女神の名前だという。なんとなくな納得する。
(2019-10 東京都 神代植物公園)
タランガ(Taranga)はバラ科バラ属の落葉低木である。
タランガはマオリ族の神話に登場する女神の名である。
フロリブンダ系(Floribunda:FL)と呼ばれるものの1つで、四季咲きの中輪である。
1982年にドイツのタンタウ(Mathias Tantau)によって作出された。
樹高は70センチから100センチくらいである。
樹形は半横張り性である。
花には微香がある。
開花時期は5月から11月である。
花径8センチくらいの丸弁盃状咲きの半八重で、花の色は緋赤色である。
花弁数は20枚くらいである。
学名:Rosa 'Taranga'
ダリア「ゆきちゃん」。日本で開発されたのがみえみえの名前。みもふたもない名前だが、真っ白のダリアはあまりないので、いいかも。
(2019-10 東京都 神代植物公園)
ダリア「ゆきちゃん」
深紅のボール咲きのダリア「ローズカップ」。おかしいほどにまんまるの赤いダリアで、とくに目立つ。ポンポンダリアという分類を思い出させる。秋田で開発されたために「ナマハゲローズカップ」とも呼ばれている。
(2019-10 東京都 神代植物公園)
ほほえましいピンクの小さなバラ「リリベット」。エリザベス女王の幼い頃の愛称からつけた名前だという。「妖精の王女」という別名もいい。少女の顔にこぼれた笑みを思わせるようなバラの花だ。
(2019-10 東京都 神代植物公園)
リリベット(Lilibet)はバラ科バラ属の落葉低木である。
名はエリザベス2世の幼少時代の愛称に由来する。
別名をフェアリー・プリンセス(Fairy Princess:妖精の姫君)という。
フロリブンダ系(Floribunda:FL)と呼ばれるものの1つで、四季咲きの中輪である。
1953年にアメリカのリンキスト(Lindquist)によって作出された。
樹高は30センチから150センチくらいである。
花にはよい香りがある。
開花時期は5月から11月である。
花径8センチくらいの平咲きの半八重で、花の色はピンクである。
花弁数は25枚から30枚くらいである。
写真は10月に神代植物公園で撮った。
学名:Rosa 'Lilibet'
★品の良い花の姿に笑み漏れる
ピンクの薔薇はロマンチックで
フォーマルデコラ咲きダリア「ソフトハーモニー」。桃色の花弁の底が白くなるために、花弁一つずつで微妙なグラデーションができて、華やかだ。
(2019-10 東京都 神代植物公園)
淡い桃色のグラデーションがみずみずしいソフトハーモニー
中輪でフォーマルデコラ咲き
トランペットがファンファーレを奏でて、その華やかな登場をたたえるかのようなバラ「ファンファーレ」。珊瑚色の花弁の底が黄色を帯びるのも、どこか奥ゆかしい。房咲きで多くの花を惜しげもなくつけるのは、気前が良い。
(2019-10 東京都 神代植物公園)
黄色みの強い珊瑚色から赤みの強い珊瑚色へとうつろい、弁底は黄色という、大変華やかな色彩をもつ美しい品種です。房咲きになり枝は細めですので満開時は倒れ込むこともありますが、一株あればお庭がぱっと華やぎます。名の通りの楽しく軽やかな花、新たな仲間にいかがでしょうか。
品種名 ファンファーレ
ローマ字 Fanfare
商品番号 1090063
系統 フロリバンダ (F)
Floribunda
咲き方 四季咲き
香り 中香
花径 8㎝
樹高 0.9m
樹形図 1c番 半横張り
作出年 1956年
作出国 アメリカ
作出者 Herbert C. Swim
さまざまな色のキャンディを集めたようなダリア「ミックスキャンディ」。オレンジに黄色のキャンディのような花弁の下部は白みを帯びている。そこがぼんやりとした光彩を作り出している。
(2019-10 東京都 神代植物公園)
生産地/作出者 秋田国際ダリア園/鷲澤幸治氏
サイズ(花径) 中輪(花径が平均17cm前後)
花型 FD(フォーマルデコラ咲き)
草丈 中矮性(70-80cm)
花色 白底黄橙-色幅あり
純黄色の弁の端にオレンジのぼかしが入る房咲きバラ「ドクター・ファウスト」。なかなか思うよな写真がとれない難しいバラだ。弁の数も多いゴージャスな花のはずなのだが。この写真もどうにか面影だけは示せているようだが。
(2019-10 東京都 神代植物公園)
半直立の樹形を持ち樹高約 70 cm 。半剣弁高芯咲きで花径 7 cm 、 40 弁以上のボリューム感ある花容。鮮紅色の花色で房咲き性強く多花性です。濃緑色の照葉でガッシリとした骨格を持つ姿に成長します。
品種名 ドクター ファウスト
ローマ字 Dr.Faust
商品番号 1090046
系統 フロリバンダ (F)
Floribunda
咲き方 四季咲き
香り 微香
花径 6.5㎝
樹高 1.2m
樹形図 1b番 半直立
作出年 1957年
作出国 ドイツ
作出者 Reimer Kordes
おそらく真っ赤な落日をイメージして名付けられたダリア「夕日の子」。素直な赤のまんまるの中輪咲きのダリアだ。
(2019-10 東京都 神代植物公園)
赤色のボール咲き。夕日のような色彩と整った花容が特徴。
生産地/作出者 秋田国際ダリア園/鷲澤幸治氏
サイズ(花径) 中型ボール(花径が平均7cm前後のもの)
花型 BA(ボール咲き)
草丈 中性(80-100cm)
花色 赤色