<コーストキャンモアホテル>
アシニボイン紀行;第1日目(4);キャンモア;1日目の纏め
(アルパインツアー)
2015年9月21日(月)~29日(火)
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第1日目;2015年9月21日(月)(つづき) 晴
<ルート地図>
<コーストキャンモアホテル>
■コーストキャンモアホテルに到着
ガルガリー国際空港から専用車でキャンモアに到着した私達は,15時40分に今夜の宿泊ホテル,コーストキャンモアホテルに到着する.青い三角屋根の洒落た建物である.
ホテルの周囲は,ゴツゴツとした山に囲まれている.清潔感溢れる素晴らしい環境である.
現地ガイドのMYさんとツアーリーダーのTMさんの先導で,ホテルに入る.
<コーストキャンモアホテルに到着>
■ホテルのロビー
MYさんとTMさんが,ホテルの受付で,チェックイン手続きを行う.チェックインを自分でやるとなると結構煩わしいが,お二人が,ややこしい手続きを代行してくれるので,とてもラクチンである.こういうところが,団体旅行の気楽さである.
チェックインの手続きが終わるまで,ロビーの椅子に腰掛けて,神妙に待っている.広々としたロビーである.
私達は,お互いに初対面である.まだ,お互いの自己紹介が終わっていないが,日本人同士なので,何となく気心が通じるのが嬉しい.
5分ほどで,チェックイン手続きが終わる.
”あれ…,チェックインのときに,パスポートの提示がなかったな…”
私はちょっと意外な感じがするが,パスポートの提示なしにチェックインができるなら,それに越したことはない.
TMさんから,部屋の割り当てが発表になる.夫婦の方は,夫婦単位で,その他は男女別に部屋が割り当てられる.
私とSZさんの2人は222号室と決まる.2階の部屋である.
解散前に,TMさんから,明日の行動予定の説明がある.
明日は,6時にモーニングコール,7時から朝食,8時に出発とのこと.
<ホテルのロビー>
■取りあえず部屋で落ち着く
ツアーリーダーからカードの鍵を受け取ってから,取りあえずは部屋に入る.
まずますの広さの客室である.部屋に入ッテすぐ左手に,洗面やユーティリティがある.湯ティリティの手前に,コーヒーや水,湯沸かし器などが置いてある棚がある.バスはいわゆる様式のもので,水深は浅く寝そべって湯に入るものである.深い湯船に首までトップリと浸かって暖まるのが楽しみの私には,どうも寝そべり型のバスはしっくりしないが,こればかりは致し方ない.郷に入ったら郷に従えである.
■室内の様子
今回,私はは2台のベッドの内で,入口に近いベッドに陣取ることになる.
早速,同室のSZさんに,
「…先にバスを使います…」
とお断りしてから,バスタブに湯を張る…が,充分に熱いお湯は出ない仕組みにのようである.
蛇口を熱い方に一杯に回してみる.お湯が迸るように勢いよく出てくるが,残念ながら少し温めである.せいぜい41℃程度のお湯しか出てこない.多分,こちらの人は,私のように,42℃程度の熱めの風呂には入らないんだろう.
洗面所にあるアメニティグッズを見廻す.入浴剤,石けんなどは備え付けられているが,髭剃り,歯ブラシの類はない.
なお,当然のことながら,トイレにはお尻洗浄機は付いていない.
歯ブラシ類は,時前のものを持参しているので,備え付けられていなくても一向に構わない.でも,この頃,お尻洗浄機を使うのが当たり前の生活をしていると,これがが付いていないのには,ちょっとした戸惑いを感じる.
<ホテルの室内>
<ホテル周辺を散策>
■石灰岩の山
今夜の夕食は,ダウンタウンのレストランで摂るとのことである.17時30分,ロビーに集合して,ダウンタウンに向かうことになっている.
17時頃,私は一足先にロビーへ降りて,集合時間まで,ホテル周辺を散策することにする.
ホテルから外に出る.結構寒い.気温は多分10℃台だろう.乾燥している.
ホテル前の広場から,白い石灰岩の岩肌が見事な岩山が聳えている.その手前に風景に溶け込むような建物が見え隠れしている.ツンツンと伸びている針葉樹は唐松だろうか.植物オンチの私には,木の名前は分からないが,いかにも高緯度地方特有な雰囲気を醸し出している.
<真っ白な岩山が聳えている>
■周囲の岩山
ホテルの建物に隣接する駐車場から山を眺める.峻険な山が重なり合うように聳えている.どの山も,とてもではないが登れそうもない岩山である.
下の写真の左に写っているが私達が宿泊するホテルである.3階建ての低層ホテルである.
7時25分,ホテルのロビーへ戻る.
<ホテル駐車場からの眺望>
<ダウンタウン散策>
■ダウンタウンへ
集合時間前に全員が揃う.集合時間前に全員が揃うとは如何にも気分が良い.
17時28分,ホテルを出発する.TMさんの先導である.
ホテル前の十字路を渡って,道幅がやや狭いメイン街(Main St.)に入る.入ってすぐ右手にエレベーションプレース(Elevation Plase)という大きな建物が建っている.何をするところか良く分からないまま通過する.
道なりに歩いて,最初の三差路で左折する.すぐに鉄道の踏切がある.ここの鉄道は単線で電化されていないようである.
<ホテルを出発>
■ポリスマンクリークを渡る
17時43分,美しい川に架かる橋を渡る.地図で確かめると,この川はポリスマンズクリーク(Policeman's Creek)というらしい.橋の袂に" Polideman's Creek Trail System"と刻字された銘板が取り付けられている.どうやら,この川沿いに散策路が整備されているようである.
橋の上から川を覗き込む.樹木の名称は良く分からないが背の高い針葉樹の影が水面に映っている.俗に絵に「描いたような風景」という言葉があるが,まさにこのような風景のことを指しているんだろうなと連想する.
<Policemann's Creekを渡る>
■レストラン「グランチョ」に到着
18時丁度に,レストラン「グランチョ(Glandho)」に到着する.
先導役のTMさんが,
「…ここですよ.どうぞお入り下さい…」
と私達を促す.
TMさんの説明によると,ここはブラジル料理で有名な店のようである.
<レストラン「グランチョ」>
<ブラジル料理の夕食>
■正式に自己紹介
一同予約席に着席する.
TMさんの司会で,改めて自己紹介をしあう.
関西方面,名古屋,埼玉方面から来られた方がなど,現在の住まいはかなり散らばっているようである.
私は,ここ10年以上,アルパインツアー社のツアーに参加しているが,今回初めてアルパインツアーのツアーに参加したという方もかなり多いのに驚く.
自己紹介を伺っていると,全員がまだ現役のサラリーマンから自営の方のようである.サンデー毎日で,のほほんとしている(?)のは私一人だけらしい.それに,今回も間違いなく私が最年長者のようである.
”こりゃあ~…いかんぞ! もしツアーの途中でくたばったら,年寄りのくせに場違いなツアーに参加するからだ.少しは身の程を知れ…!”
と罵倒されそうである.桑原桑原…
■まずは前菜
さて,まずは前菜.サラダバー方式である.自分が好きなものを勝手に選んで皿に取り分ける.ここでは米が野菜の一種として扱われているのが面白い.
食べ物に卑しい私は,摂りすぎないように注意をしながらも,結局は大皿が一杯になるほど,沢山の食材を選んでしまう.
とにかく,野菜がタップリ味わえるのが何よりである.
興味本位でご飯も少々取り分けてみるが,随分とバサバサしたお米である.どうやら日本人の口にはちょっと合いそうもない.
書き忘れたが,アルコール類は,各自,好きなものを注文する.私は積極的にはアルコールを嗜まないので,何も注文しない.アルコール無しで水だけで勝手に盛り上がる.
<前菜>
■様々な肉料理
続いてメインディッシュ.
フロアアテンダントが,色々な種類の肉を,大きな串に刺した状態で次々に持ってくる.客が希望すれば,櫛に差した肉塊から適量の肉をそぎ落としてくれる.
私も,最初の3~4回は,ポーク,ビーフ,…などとオーダーしていたがたちまちの内に満腹になってしまう.もうこれ以上は無理.
まだ食べたことのない肉が沢山残っているのに…
<次から次へと肉料理が運ばれてくる>
■デザートとコーヒー
最後はデザートとコーヒーである.
デザートが少々甘すぎるのに閉口するが,甘いものは別腹ともいうように,満腹にもかかわらず,何とはなしに全部平らげてしまう.
コーヒーは,クリーム二つを入れて美味しく頂戴する.
<デザート> <コーヒー>
<長い1日が終わった>
■ホテルへ戻る
19時23分,夕食を終える.外は真っ暗である.
往路を辿って,ブラブラ歩きを楽しみながら,ホテルへ向かう.
20時丁度にホテルに帰着する.もう夜も遅いので,自室へ直行する.そして,ソソクサと明日の旅支度を調える.明日も,このホテルに連泊するので,準備も気軽である.
■21時頃就寝
30分ほどで明日の準備を終える.
その後は,特にすることもない.ベッドに入って,今日一日の記録を整理する.時差の関係で,今日はヤケに長い一日だった.日本を旅立ったのは,もう何日も前のことのような錯覚に陥る.
21時過ぎに就寝.今日は疲れた.でも「良かった! 良かった!」である.
<第1日目のラップタイム>
(JST)
15:21 東京国際空港(成田)エアカナダAC010便に搭乗
16:07 離陸
(ここからカナダ山岳標準時)
10:12 ガルガリー国際空港着陸
11:30 がルガリー国際空港発(専用車)
12:37 バリアレーク(13:05まで)
13:24 カナナキスビレッジ(13:50まで)
14:30 キャンモア市内到着
14:43 デイロッジ(15:26まで)
15:40 コーストキャンモアホテル着
(夕食)
18:00 レストラン「クランチョ」(19:23まで夕食)
20:00 コーストキャンモアホテル着
[第1日目の移動記録]
■東京国際空港(成田)→ガルガリー国際空港(エアーカナダ)
東京国際空港(成田)発 16:07
ガルガリー国際空港着 10:12
(所要時間) 9時間05分(9.08h)
■ガルガリー国際空港発→キャンモア(専用車)
ガルガリー国際空港→カナナキスビレッジ 113km
カナナキスビレッジ→キャンモア 49km
(移動距離合計) 113km+49km=162km
移動所要時間(休憩時間込み)
ガルガリー国際空港発 10:02
コーストキャンモアホテル着 15:40
(所要時間) 5時間38分(5.63h)
移動速度 162km/5.63h=28.8km/h
(1日目終わり)
(2日目に続く)
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「カナダアシニボインハイキング」の目次
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「カナダアシニボインハイキング」の索引
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お断り;
これらの記事は,私の趣味仲間を読者対象としたものであり,一般の読者を対象としていません,したがって,まったく個人的なものです.また十分に時間を掛けて編集していませんので,記事は正確とは言えないし,誤字脱字転換ミスも多々あると思います.このことを前提にしてご覧下さい.
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