<風にそよぐ鯉のぼり>
閑話休題:いよいよ五月
鎌倉中央公園の初夏
2008年5月1日(木) 晴れ
雑用の合間に,鎌倉中央公園を散策した.
5月に相応しく,公園の池の上で,沢山の鯉のぼりが,さわやかな風にそよいでいた.
<池の上で泳ぐ鯉のぼり>
公園を一回りした.至る所で野草が綺麗に咲いていた.トンボも姿を現した.谷戸の田圃で,蛙が賑やかに啼いている.もうすぐ,厭な虫も出てくるだろう.
<鎌倉中央公園の片隅でトンボを見掛けた>
沢山の野草が咲いている.
そこで,ふと思った.何時ものように,平凡な目線で,花を見ていたのでは,花の美しさの,ほんの一面しか見ていないのではないかと・・・
そこで,自分が一寸法師くらいの大きさになったら,綺麗な花は,一体,どんな風に見えるんだろうと気になり始めた.そこで,カメラを地面から10センチメートルほどの高さに構えて,辺りの景色を撮ってみた.
まず,1枚目.
綺麗な花は,まるで鮮やかな東京タワーのように聳えている.手前の草の葉は,東京タワーに噛みつきそうに見える.
一寸法師になったつもりで,公園の中を歩く.
やがて,白い花の下に迷い込んだ.上空は大きな白い花を咲かせた緑の巨木で覆われている.すばらしいジャングルだ.
白い花のジャングルを抜けると,薄暗いジャングルに入り込む.頭上には,白とピンクの巨大な花でビッシリと覆われている.それこそジャングルジムに迷い込んだような気分になる.
ジャングルを抜けると,日射しが明るい原っぱになった.大きな黄色い花を咲かせた疎林の中を散策する.ニョキ,ニョキと,天を突く大木のように見える.
一寸法師になると,色彩鮮やかな素晴らしい世界が開けているように思える・・・が,イヌやネコ,カラスにまで馬鹿にされそうだ.
一寸法師になるのは止めた.
公園の谷戸の田圃では,もうすぐ田植えが始まりそうである.
5月2日(金)~3日(土)まで,赤岩尾根縦走のために,ブログをお休みします.
5月4日からブログの投稿を再開します.