中高年の山旅三昧(その2)

■登山遍歴と鎌倉散策の記録■
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紅葉の軽井沢・小諸・浅間連峰周遊;第3日目(2);車坂峠から小諸へ

2014年10月22日 05時44分06秒 | 関東・伊豆箱根・上信越

                                                     <黒斑山を眺めながら>

   紅葉の軽井沢・小諸・浅間連峰周遊;第3日目(2);車坂峠から小諸へ
            浅間山から車坂峠へ  

           (塔ノ岳常連グループ・地元グループ)
            2014年10月8日(水)~11日(日)

第3日目;2014年10月10日(金) 
(つづき) 

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<再び高峰高原ホテルへ>

■黒斑山を眺めながら
 七千尺コースを往復した私達は,登山口にある“ランプの宿”高峰温泉でトイレ休憩を終える.
 12時45分,高峰温泉前から,高峰高原ホテルへ向けて歩き出す.
 車坂峠まで,未舗装の自動車道をひたすら歩く.前方には黒斑山が見えている(冒頭の写真).
 タクシーの予約時間は14時30分.逆算しても十分に時間の余裕があるので,内心では一安心している.

<高峰温泉を出発>

■高峰高原ホテルに到着
 前方に黒斑山,後方に七千尺コースの山々を眺めながら,ノンビリと歩く.実に心地よい.
 一寸だけ坂道を登って,13時03分,高峰高原ホテルに戻る.
 ホテルに入る前に,玄関脇の空き地で,クールダウンストレッチを念入りに行う.登山前後に,必ずストレッチをするのが私の流儀.省略するとどうも気分が悪くなる.

<高峰高原ホテル前の坂道>

<高峰高原ホテルから小諸へ>

■まずは入浴
 ホテルのロビーに入る.ロビーは観光客で結構賑わっている.ここは宿泊客だけでなく,日帰りで訪れる客が沢山居るようである.そういえば,私の親戚でも,ここで慶事の会合を行ったことがあった.
 ホテルに戻ってから,まずはリュックなどの持ち物の整理をする.
 その後,地下1階の大浴場で,ユックリと汗を流す.浴槽に浸かりながら,
 “こんな贅沢な山登りをしていて良いのかな…”
と,チョッピリ反省する.
 実際の所,
 “こんな贅沢をしていたら,他の山に登れなくなっちゃうゾ…!”.

■コーヒーを賞味
 風呂から上がる.
 ロビーへ戻る.ロビーの売店には,近くのりんご園で収穫された美味しそうなリンゴが並んでいる.同行の方,何人かがリンゴを買っているようである.私も購入しようかと思ったが,まだ,明日,山登りをするので,残念ながら諦める.
 未だ時間があるので,ロビーで200円也のコーヒーを賞味する.風呂上がりのコーヒーは最高.私は,
 “風呂とコーヒー,良いですね…”
と顔には出さずに喜んでいる.
 後は予約したタクシーが到着するのをノンビリ待つだけ.

タクシーで小諸駅へ
 14時20分,予約した時間の10分前に,9人乗り大型タクシーがホテルに到着する.なかなかパンクチュアルである.
 運転手が笑顔で,私達を出迎える.
 約束は14時30分だが,早いに越したことはない.早速,タクシーに乗り込んで小諸駅に向けて発車する.
 私達を乗せたタクシーは,くねくねと曲がる道路をひたすら下り続けて,14時53分に小諸駅に到着する.タクシー料金は1人当たり約1,400円.走行距離を考えれば決して高くはない.もし定員の9人で乗車すれば1人当たり1,000円一寸で済む.これは安い.
 
<高峰高原ホテルを出発>                         <小諸駅に到着>

■小諸駅で解散
 小諸駅で解散である.
 小諸駅前から長距離バスで新宿に向かう人.小海線佐久平駅で新幹線に乗り換える人,しなの鉄道軽井沢駅から新幹線に乗り換える人などさまざまである.
 新宿行バスは,それほどの待ち時間もなく,丁度良い時間に発車する.
 新幹線組は,発車時間まで少々時間がある.首都圏の電車と違って運転本数が少ないので,ちょっと不便な感じがする.
 私は,全員が小諸駅から居なくなるまで小諸駅でご一緒する.全員が改札口からホームに入るのを確かめてから,小諸駅から小諸市内にある私の生家に向かう.生家は小諸駅から坂道を暫く歩いたところにある.
 私は坂道を登りながら,茫々,半世紀以上前,旧制中学,新制高校の生徒時代の6年間,この道を登ったり降りたりしながら通っていたことを懐かしく思い出す.

<小諸の実家に宿泊>

■弟と一緒に夕食
 実家では弟が私の到着を待っている.
 勿論,両親はとうの昔に旅立っているので,今は弟が実家を引き継いでいる.夕食までのひとときを過ごす.
 弟と2人だけで一緒に夕食を摂る.今夜ばかりは,下戸の私も,缶ビール1本を賞味する.血を分けた兄弟なので,積もる話は尽きない.でも,お互いにもう十分に高齢である.缶ビール半分も飲まない内に,下戸の私はほろ酔い気分になる.
 私も,後,何年,健康なまま過ごせるかも分からない年頃である.そう考えると,こうして食事をともにする一瞬,一瞬がとても大切なもののように思えてくる.
 
■早々と就寝
 “明日,どこへ行こうか,どこへ登ろうか…”
 あれこれ迷った末に,車坂峠から裏コースを通って,蛇骨岳まで登ろう.そこから先は,お天気とそのときの疲労具合…”
ということに決定する.
 明日は,7時頃,弟の自家用車で出発,途中コンビニで昼食用の食料を買い求めてから,車坂峠の高峰高原ホテルまで登る.
 車坂峠から裏コースを経由して蛇骨岳付近に突き上げてから,Jバンド下山口近くまで登る.再び往路を辿って車坂峠まで下山する予定.
 私にとって4日間連続の山行になる.寝不足では身体が持たないので,21時頃,早々と就寝する.
 振り返ると,今日1日もお天気に恵まれ,全員無事で計画通りの登山を無事終えた.
 その意味でも,“良かった! 良かった!”である.

<3日目のラップタイム>

 7:30  朝食
 8:30  集合(ストレッチ)
 8:41  高峰高原ホテル歩き出し
 8:57  高峯山分岐
 8:59  “ランプの宿”高峰温泉(9:10までトイレ休憩)
 9:17  うぐいす展望台
10:09  水ノ塔山(10:18まで展望休憩)
10:58  東篭ノ塔山(11:11まで休憩)
11:48  水ノ塔山
12:23  うぐいす展望台(12:33まで昼食)
12:40  “ランプの宿”高峰温泉(12:45までトイレ休憩)
13:03  高峰高原ホテル着(ストレッチ後ホテルへ)
=====================================================
14:20  高峰高原ホテル発(タクシー相乗り)
14:53  小諸駅着(解散)

[山行記録]

■水平歩行距離           7.1km

■累積登攀高度                       512m

■累積下降高度
                       512m

■所要時間(休憩時間込み)
  高峰高原ホテル発        8:41
      〃     着       13:03
   (所要時間)      4時間22分(4.37h)
  水平歩行速度             7.1km/4.22h=1.68km/h
                                     (第3日目終わり)
                                     (第4日目に続く)
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