<龍ヶ岳に向かう尾根から富士山を望む>
[復刻版] 冬の富士山麓:龍ヶ岳ハイキング
(太田わたすげの会)
2004年2月7日(土)
<2月の登山特集>
<登山地図>
<プロフィールマップ>
※往路をピストン
■電車と路線バスで本栖湖へ
2004年2月17日(土)に太田わたすげの会の山行に参加した.山旅スクール5期の同窓生であるKさんが,太田わたすげの会の会員である関係で,FHもときどきこの会の山行に参加している.
今日(2月17日)は日帰りで本栖湖近くにある龍ヶ岳(標高1485メートル)に登る予定である.
鎌倉に済んでいる私には,早朝の出発はちょっと厳しいが,5時10分に家を出発して,集合場所の新宿駅西口バスターミナルに向かう.参加者はK体調他6名である.
新宿7時14分発の高速バス河口湖行に乗車する.バスは8時55分に河口湖に到着する.ここで,富士急バスの河口湖9時11分発の路線バスに乗り換える.そして,10時丁度に本栖湖に到着する.
すぐに歩き出して,10時19分に本栖湖キャンプ場に到着する.
<本栖湖キャンプ場>
■登山口からジグザグ道を登る
キャンプ場を横断して,本栖湖キャンプ場直営売店近くのゲート前(標高935メートル)で型どおりのストレッチを済ませて,10時12分に登山を開始する.
歩き出すと,すぐに雪が残る登山道になる.
10時50分,安全を考えて,全員が軽アイゼンを装着する.
アイスバーンで急な登り坂をジグザグに登り続けて,11時32分,ようやく尾根(標高1155メートル)に出る.
<登山口から先はすぐに登り坂になる>
■眺望の良い尾根のベンチ
尾根のベンチで,富士山の眺望を楽しみながら15分ほど休憩を取る.
休憩を終えて,西の方向に伸びている稜線を辿る.そこそこの登り坂である.
稜線は日が当たるので,登山道の雪は溶けているところが多く,ひどい泥濘になっている.進行方向左手(南)には富士山が大きく見えている,
<木の間から本栖湖が見下ろせる>
<泥濘の尾根道を行く>
■休憩所で一休み
12時17分,休憩所に到着する.ここには屋根付きの展望台が(標高1225メートル)ある.ここで,富士山の展望を眺めながら,10分少々休憩を取る.風もなく,実に快適である.
<休憩所>
<休憩所から富士山を望む>
■下山道分岐
龍ヶ岳山頂に近付くにつれて,上り勾配が次第にきつくなる.
やがて,勾配が少し緩やかになり,12時05分に下山道分岐に到着する.ここで,ほんの1分ほど立ち休憩をとる.
<下山道分岐>
■龍ヶ岳山頂
分岐を過ぎると,再び少し急な勾配の登り坂になる.残雪も深くなる.
13時17分,私たちは,無事,龍ヶ岳山頂(標高1485メートル)に到着する.
山頂は素晴らしい眺望の広場になっている.360度の展望が開けている.私たちは時間が許す限り,眺望を楽しむ.
<竜ヶ岳山頂近くの登山道>
※この写真を撮影した直後にデジカメが故障したので,以後の写真はない.
■ユックリ下山
13時40分,そろそろ下山しようということになる.
往路をそのまま辿り,14時07分に休憩所に到着する.ここで15分ほど休憩.引き続き14時45分に尾根のベンチに到着する.ここでは8分ほど休憩を取る.
ジグザグの下り坂を慎重に下って,15時17分,下り坂が終わる.ここでアイゼンを脱着する.
15時35分,ゲート前に到着する.
■菱殿温泉で入浴後帰途につく
15時38分,タクシーに分乗して,地図で調べて行ってみたいなと思っていた近くの菱殿温泉場に向かう.
16時09分に寮殿温泉場に到着する.ここで45分ほどの間,入浴を楽しむ.
16時51分寮殿温泉場を出発する.少々距離があるが,河口湖駅までブラブラと歩く.
17時14分,河口湖駅に到着する.
河口湖駅から,富士急,中央本線,横浜線,東海道本線を乗り次いで,21時40分頃,無事,帰宅する.
<ラップタイム>
10:26 ゲートから歩き出し
10:51 アイゼン装着
11:32 尾根のベンチ(11:48まで休憩)
12:17 休憩所(12:29まで休憩)
13:05 下山道分岐
13:17 竜ヶ岳山頂(13:40まで休憩)
14:07 休憩所(14:25まで休憩)
14:45 尾根のベンチ(14:53まで休憩)
15:17 アイゼン脱着
15:35 ゲート着
[山行記録]
■水平歩行距離 3.9km(片道)
■累積登攀高度 625m
■累積下降高度 625m
■登り所要時間(休憩時間込み)
ゲート発 10:26
竜ヶ岳山頂着 13:17
(所要時間) 2時間51分(2.85h)
水平歩行速度 3.9km/2.85h=1.37km/h
登攀速度 625m/2.85h=219.3m/h
■下り所要時間(休憩時間込み)
龍ヶ岳山頂発 13:40
ゲート着 15:35
(所要時間) 1時間55分(1.92h)
水平歩行速度 3.9km/1.92h=1.56h
下降速度 625m/1.92h=325.5m/h
(おわり)
「伊豆・箱根・富士山の山旅」の前回の記事
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/2bb70fcef04b25116d59077bea3eaf5d
「伊豆・箱根・富士山の山旅」の次回の記事
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/83a87e0c0e9967a8eeefba2777152bc9
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[編集後記]
2012年2月11日(土・建国記念日)
このブログ記事の投稿をおえてから,丹沢塔ノ岳に向かうつもりである.これで今年になってから10回目の塔ノ岳詣でになる.これまでの所,まあ,平年並みの頻度で,塔ノ岳詣でを続けているといえそうである.
このところ,過去の山行記録をとりまとめる作業を少しずつ進めているが,今回投稿した記事は,なんと8年前のデータを掘り起こして纏めたものである.
それでも,昔のデータや写真を眺めていると,あのときのことを克明に思い出してくる.やっぱり,記録をとり続けることには,それなりの意味があるなと実感している.
俗に10年一昔というが,8年という歳月は,決して短くはない.でも,当の私にはついこの間のことのように思えてならない.とはいえ,このブログには顔写真は掲載していないが,8年前の自分の顔を見ると,当の本人が驚くほど若々しく感じる.自分の写真を眺めながら,
「オレも随分と老け込んだな~ぁ・・・!」
とガッカリする.
「こんなに老け込んだんでは,大倉尾根を2時間10分台で登れなくなったのも,当然の帰結だな・・・」
と妙な気分のまま納得したり,ガッカリしたりしている.
「今日の塔ノ岳も,山頂付近は残雪が多いだろうな・・・ンなら,まあ2時間50分台で登れたら御の字としようか」
と出掛ける前から,神妙な気分になっている.
(愚痴おわり)
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