中高年の山旅三昧(その2)

■登山遍歴と鎌倉散策の記録■
最初に左下の“カテゴリー”を選んで,クリックして下さい.

深雪の中央線沿線:カヤノコビラノ頭・大洞山周遊

2012年02月10日 04時05分20秒 | 関東・伊豆箱根・上信越

                                           <中尾根ノ頭から富士山を望む>

[復刻版]     深雪の中央線沿線:カナオノコビラノ頭・大洞山周遊
                (山旅スクール特別企画)
                 2008年2月15日(金)
                 <2月の山行特集>

<山行地図>

■当初計画


■実際に歩行したルート


<プロフィールマップ>



■専用バスで新田駐車場へ
 山旅スクール特別企画大洞山大沢山縦走に参加した.指導担当ガイドは,カメガイド,フレンドリースタッフはヤマンバさん.受講生は山旅スクール6期11人,5期2人,合計13人.
 JR新横浜駅駅前に集合,7時21分に貸し切りバスで出発する.途中,談合坂SAで15分ほどトイレ休憩をした後,10時11分に,登山口近くの新田駐車場に到着する.
 本日の登山は,新田駐車場から歩き出して,大洞山.ボッコノ頭,大沢山を経由して,再び新田駐車場に戻るコースを予定している.ただし,積雪量が多くて予定通りの速度で歩けないときは,エスケープルートで新田駐車場へショートカットすることになっている.

 
<参加者一覧>            <専用車で出発>

■標高800メートル付近でストレッチ
 10時30分に,新田駐車場から歩き始める.寒くて身体が冷えているときにストレッチをするのは危険なので,少し歩いて身体が温まったところでストレッチをするというガイドの判断である.
 歩き出して,すぐに雪深い道になる.
 10時35分,標高800メートル地点に到着する.この辺りにはかなりの雪が降り積もっている.ここで,全員,改めてストレッチを行い,10時41分に再び歩き出す.すぐにジグザグの急登を登り続ける.足許は予想以上に深い雪に覆われている.
 10時52分,標高885メートル地点で,衣服調整のために5分ほど休憩を取る.

<標高800メートル付近>

■送電線鉄塔下で休憩
 北西の方向に伸びる尾根を登り続ける.進行方向右手には送電線が見え隠れする.
 11時14分,送電鉄塔#212の真下に到着する.ここで10分足らずの休憩を取る.この辺りは日当たりの良い差面なので,残雪は少ない.


<送電鉄塔の下で休憩>

■中尾根ノ頭
 11時23分,送電鉄塔下を出発する.
 11時41分,標高1093メートル地点を通過する.その後,12時07分に標高1120メートルのコルを越える.そして,12時13分頃からトラバース道に入る.急斜面なので滑りやすい.
 12時21分,標高1186メートル地点で,7分ほど休憩を取る.その後も雪の多い登山道が連続する.
 13時08分,漸く中尾根ノ頭(標高1345メートル)に到着する.ここで約20分休憩を取る.


<雪の尾根道が連続する>

■カヤノコビラノ頭
 13時27分,中尾根ノ頭を出発する.ほぼ稜線上を西の方向に歩き続ける.
 14時09分,小さなコルを通過する.標高が高くなるにつれて雪がだんだんと深くなっていく.そのため,歩行速度が随分と遅くなる.
 14時42分,ようやくカヤノコビラノ頭(標高1411メートル)に到着する.ここから,鋭角に左折して,南南東に延びる尾根を進む.


<もうすぐカヤノコビラノ頭だ>


<カヤノコビラノ頭>

■アイゼン装着
 15時10分,大洞山の手前にある小さなコルに到着する.
 予想以上に,歩行に手間取ったので,時間も押している.ここで,リーダの何段により,エスケープルートを下ることに決定する.大洞山山頂が手に取るほどの距離にあるが,安全第一で,大フラ山山頂は諦める.
 ここから全く道がない急傾斜の尾根筋を下るので,ここで6本爪軽アイゼンを着用する.数分でアイゼンの着用を終えて,すぐに斜面を下りはじめる.


<大洞山手前のコルでアイゼンを装着する>

先頭でラッセルしながら下山
 比較的に体力があると見込まれたのか,あるいはにらまれたのか分からないが,私が先頭に立ってラッセルすることになる.表面が硬く締まっている雪である.足を踏み入れると雪の表面が大きく割れる,その下はやや締まった雪が,深いところでは膝上ぐらいに深さに積もっている.
 急な下り坂を真っ直ぐに下り続けて,16時10分に砂防ダムに到着する.谷の右岸から砂防ダムを渡って左岸に出る.さらに谷筋を下って,16時33分林道に出る.そのまま林道を下り続ける.
 16時35分,進行方向右手から谷が合流する.ここでアイゼンを脱着する.
 17時30分,無事新田駐車場に闘茶kする.


<砂防ダムを渡る>

■芭蕉月待の湯
 駐車場でクールダウンのストレッチをしてから,専用バスに乗車する.
 専用バスは,17時30分に新田駐車場を出発する.どこをどう通ったのか分からないが,18時42分に芭蕉月待ちの湯というところに到着する.私個人は,いちいち風呂なんかに入らずに,できるだけ早く家に帰りたいのだが,団体行動のなのでそれも許されない.
 入浴を終えて,19時44分,再び貸し切りバスに乗車して,芭蕉月待ちの湯を出発する.
 21時29分,貸し切りバグは,ようやく町田駅に到着する.私をはじめ数名の参加者は町田で下車する.
 町田駅から小田急電鉄で藤沢へ,さらに東海道本線に乗り換えて「,22時55分頃,やっと帰宅する.帰りが遅く夜更かしをするのは,私にはとても苦手である.
 でも,まあ,存分に雪遊びができたので,よかった,よかった,ということにしておこう.

<ラップタイム>

10:30  登山口(新田駐車場)歩き出し
10:35  標高800メートル地点(10:41までストレッチ)
10:52  標高885メートル地点(10:57まで衣服調整)
11:14  送電線鉄塔#212(11:23まで休憩)
11:41  標高1093メートル地点
12:07  標高1120メートル地点のコルを巻いて通過
12:13  トラバース道に入る
12:21  標高1186メートル地点(12:28まで休憩)
13:08  中尾根ノ頭(標高1345メートル)(13:27まで休憩)
14:09  コルの頭
14:42  カヤノコビラノ頭(標高1411メートル)
15:10  コル(標高1420メートル)(アイゼン装着:エスケープルートに入る)
16:10  砂防ダム(右岸から左岸へ)
16:33  林道に出る
16:35  谷の合流地点(アイゼン脱着:16:45発)
17:30  登山口(新田駐車場)着

[山行記録]

■水平歩行距離      7.28km

■累積登攀高度      715m

■累積下降高度          715m

■登攀所要時間(休憩時間込み)
   新田駐車場発     10:30
   コル 着          15:10
  (所要時間)     4時間40分(4.67h)
 登攀速度         715m/4.67h=245.8m/h

■下降所要時間
   コル 発           10:30
   新田駐車場着             17:30
  (所要時間)    1時間56分(1.93h)
  下降速度     715m/1.93h=370.5m/h

■登攀下降所要時間(休憩時間込み)
   新田駐車場発       10:30
      〃   着       17:30
  (所要時間)    7時間00分(7.00h)
  水平歩行速度    7.28km/7.00h=1.04km/h
                                         (おわり)

「関東・上信越の山旅」の前回の記事
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/8f1f654789624281c24fb91ca9ac922f
「関東・上信越の山旅」の次回の記事
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/125522f47852da10a742b0126ac7ae22



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。