中高年の山旅三昧(その2)

■登山遍歴と鎌倉散策の記録■
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閑話休題:ダイヤモンド富士が見たい

2010年02月26日 23時55分38秒 | 閑話休題:日々雑感

                    
      霧と泥濘の丹沢:塔ノ岳(第8回):ダイヤモンド富士異問
             2010年2月25日(木)

■鎌倉でどこに日が沈んだか
 2月25日(木),丹沢:塔ノ岳を往復したときの様子は,前回の投稿記事にまとめた.ただ,1回の投稿でブログに掲載できる文字数は,10,000字に限られるので,書きたいことを全部書くことはできない.
 そこで,今回は塔ノ岳詣第8回の補足をすることにしたい.
 塔ノ岳でダイヤモンド富士が観測された翌日,2月25日,鎌倉の我が家の2階から,西の空を望む.
 あいにく.西の空には雲がわいていて.富士山は肉眼でやっと見える程度である.デジカメで写真を写したが,雲の色と微妙な違いしかない富士山の姿は,写真には写らない.そこで,富士山のおよその位置を写真に書き込んだ.
 我が家から望む富士山は,残念ながら山腹を電線が横切っている.また,空にもたくさんの電線が走っていて,せっかくの富士山も台無しである.
 私は固唾をのんで,太陽がどの辺りに沈むかを,ジッと見つめている.
 太陽は,残念ながら西側の隣家の屋根に沈んでしまった.
 「もう少しがんばって,富士山に近づいてくれ~ぃ・・・!」


■地図を見ると
 夕食後,早速地図を眺める.
 富士山は塔ノ岳から見て,西南西に位置している(下図).塔ノ岳から見て,太陽は,2月25日の線の延長上に沈んだ.
 太陽はきわめて遠方にあるので,鎌倉から見ても同じ方向に沈んだはずである.そこで,鎌倉を通って,塔ノ岳→富士山剣ヶ峰の線と平行線を引いてみると,その線は小田原・箱根南部付近を通過している.

 このことから,上の写真で太陽が沈んでいった方向は,ほぼ小田原・箱根付近であることが推定できる.


■鎌倉のダイヤモンド富士
 鎌倉の我が家から見て,富士山は西からほんの少し北に寄ったところに見えている.このことから,我が家からダイヤモンド富士が見えるのは,春分の日からほんの少し過ぎた日だろうと想定できる.
 私は,今から,その日が待ち遠しい.
                           (おわり)
「閑話休題」の前回の記事
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/b605e581af6844339f352b41c4d524d4
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