霧と泥濘の丹沢:塔ノ岳(第8回):ダイヤモンド富士異問
2010年2月25日(木)
■鎌倉でどこに日が沈んだか
2月25日(木),丹沢:塔ノ岳を往復したときの様子は,前回の投稿記事にまとめた.ただ,1回の投稿でブログに掲載できる文字数は,10,000字に限られるので,書きたいことを全部書くことはできない.
そこで,今回は塔ノ岳詣第8回の補足をすることにしたい.
塔ノ岳でダイヤモンド富士が観測された翌日,2月25日,鎌倉の我が家の2階から,西の空を望む.
あいにく.西の空には雲がわいていて.富士山は肉眼でやっと見える程度である.デジカメで写真を写したが,雲の色と微妙な違いしかない富士山の姿は,写真には写らない.そこで,富士山のおよその位置を写真に書き込んだ.
我が家から望む富士山は,残念ながら山腹を電線が横切っている.また,空にもたくさんの電線が走っていて,せっかくの富士山も台無しである.
私は固唾をのんで,太陽がどの辺りに沈むかを,ジッと見つめている.
太陽は,残念ながら西側の隣家の屋根に沈んでしまった.
「もう少しがんばって,富士山に近づいてくれ~ぃ・・・!」
■地図を見ると
夕食後,早速地図を眺める.
富士山は塔ノ岳から見て,西南西に位置している(下図).塔ノ岳から見て,太陽は,2月25日の線の延長上に沈んだ.
太陽はきわめて遠方にあるので,鎌倉から見ても同じ方向に沈んだはずである.そこで,鎌倉を通って,塔ノ岳→富士山剣ヶ峰の線と平行線を引いてみると,その線は小田原・箱根南部付近を通過している.
このことから,上の写真で太陽が沈んでいった方向は,ほぼ小田原・箱根付近であることが推定できる.
■鎌倉のダイヤモンド富士
鎌倉の我が家から見て,富士山は西からほんの少し北に寄ったところに見えている.このことから,我が家からダイヤモンド富士が見えるのは,春分の日からほんの少し過ぎた日だろうと想定できる.
私は,今から,その日が待ち遠しい.
(おわり)
「閑話休題」の前回の記事
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