
<二子山からの眺望>
阿部倉山・二子山・森戸川周遊
(山旅スクール第5期有志・仙人)
2008年12月23日(火・祝)
******************************
山旅スクールの方々と,阿部倉山・二子山・森戸川周遊を行った. 天候は晴.朝の内は寒かったが,日が当たるにつれて暖かかった.
参加者はI氏,D氏,および鎌倉の山友達仙人こと,K氏の4名.
最初に六代御前墓を訪れる.墓の周辺が開発されて住宅が建ち並んでいた.
芦花公園を経て,2号古墳を見学.展望台から江ノ島が良く見えた.つづいて,1号古墳を見学.
坂を下りて葉山桜山団地に降りる.さらに長い階段を降りて,阿部倉山登山口へ.
二子山へ登山の途中,阿部倉山山頂に立ち寄る.二子山(下)で昼食.
昼食後,森戸川に降りる.川沿いに長い林道を下る.再び,長い階段を登って,葉山桜山団地に到着する.団地を通り抜けて,山道を下り,桜山7丁目に下山する.
京急逗子駅下のドトールで懇親会を開催する.
******************************
<登山地図>
<プロフィールマップ>
■JR逗子駅へ向かう
幸いなことに,多少雲が出ているものの,天気はまあまあである.ただ,朝の内は寒い.
今日は山旅スクール5期のI氏,D氏の2人,それに鎌倉在住の山友達仙人,それに私の4名で,逗子駅から,六代御前,古墳を経由した後,阿部倉山と二子山を縦走後,森戸川を下って,逗子駅に戻る予定である.
私は,逗子駅10時00分集合に合わせて,9時少し前に自宅を出発する.もう年末ぎりぎりの時期である.観光客の数が激減している.そのため,今日は祝日にもかかわらず,電車は空いている.
実は,私も,今日はもう23日だというのに,まだ年賀状を書き終わっていない.明後日,25日が投函のデッドエンドだというのに・・・・年賀状のことを思い出すと,私は途端に息苦しくなる.
<六代御前墓(10:21頃)>
■六代御前墓
予定通り,10時に逗子駅を歩き出す.京浜急行の新逗子駅前を通り過ぎて,ほぼ南に向かって,暫く川沿いに歩く.途中から左折して,六代御前墓を詣でる.
私は詳しいことは知らないが,六代御前は平維盛の子ども.平家滅亡の時に,捕らえられて,処刑されそうになったときに文覚上人に助けられ,以後,文覚上人の弟子になった人だという.
<2号古墳(10:38頃)>
■2号古墳の展望台
六代御前墓を参拝してから,山間の細い道を登る.道の両側には緑一杯の閑静な住宅が点在している.
芦花公園の縁に沿って登り続ける.そして,10時40分に2号古墳に到着する.古墳の頂上に作られている展望台に登って,江ノ島方面の眺望を楽しむ.
<2号古墳展望台からの眺望(10:40頃)>
■1号古墳
続いて,尾根沿いに1号古墳を訪れる.古墳の周囲にはロープが張ってあり,古墳の頂上付近には入れないのが残念である.
<1号古墳(10:59頃)>
■葉桜団地から阿部倉山登山口へ
1号古墳から,やや急な坂を下って,葉山桜山団地の隅に降りる.そこから,さらに長い階段を下って,逗葉新道を横断する.この辺りまで来ると,畠と住宅が入り交じっていて,長閑な雰囲気を醸し出している.
11時34分,阿部倉山登山口に到着する.登山口には馬頭観音,六地蔵が祀られている.
<阿部倉山登山口付近の六地蔵(11:35頃)>
■阿部倉山山頂
登山口に入ると,勾配がやや急なジグザグの登り坂が続く.そして,阿部倉山の巻き道になる.巻き道の途中から右折して,枝道を登る.そして,11時59分に阿部倉山山頂(標高161m)に到着する.
山頂は森林に囲まれていて,眺望は全くないが,樹木が繁茂する夏場に比較すると,随分と明るい感じがする.
ここで,登頂記念の写真を撮る.
<急坂を登る(12:09頃)>
■二子山(上)山頂を通過
12時丁度に,阿部倉山の頂上を出発する.往路を戻り,再びトラバース道を進む.途中,急な下り坂や上り坂が繰り返し現れる.
12時25分,ようやく二子山(上)に到着する.
<紅葉が美しい(12:12頃)>
■二子山(下)の展望台
そのまま二子山(上)の山頂を通過する.再び長くて急な下り坂を降りて,また,急な登り坂を登り返す.そして,12時40分,二子山(下)に到着する.山頂は明るい広場になっている.大きな電波塔が見える.ここまで来ると,結構沢山のハイカーが集まっている.
山頂の展望台に登ってみる.春霞を思わせる茫洋とした空気の向こうに,横浜の市街地や東京湾が見渡せる.ここからの眺望は,何時見ても素晴らしい.
<二子山(下)からの眺望(13:22頃)>
■芝生で昼食
山頂脇の芝生に座り込んで,昼食を摂る.同行者の方々が持ち寄ったご馳走が並ぶ.
食べ物を考えると,男だけ山行に較べて,主婦が混じった山行は,正直な所,豊かである.
■森戸川へ下る
13時24分,二子山(下)を出発する.広い道路を途中まで下って,三浦アルプス南尾根に入る.
途中から,森戸川の右岸に沿って,荒れた道を下る.途中から川の中を歩き,何回も徒渉を繰り返す.そして,中尾根の取り付きで,支流と合流する.ここからは,道幅が広い林道歩きになる.
<森戸川を下る(13:53頃)>
■川沿いの長い林道
長い川沿いの林道を,半ば飽きるほど下り続ける.そして,14時40分,川沿いに住宅地に出る.
逗葉道路を渡って,往路を辿る.長い階段を登って,再び葉山桜台団地に到着する.そして,団地を横切って,再び山道を下って,桜山7丁目に出る.
逗子の道は曲がりくねっていて分かりにくいが,適当に歩いて,15時28分に,橋を渡って,新逗子駅に帰着する.
駅ビル1階のドトールで,コーヒーを飲みながら懇談.16時25分頃,お開きになる. 帰宅したら,年賀状,書かなければ・・・
<葉山桜山団地へ向かう長い階段(15:05頃)>
[ラップタイム]
10:00 JR逗子駅歩き出し
10:06 新逗子駅
10:21 六代御前墓
10:40 2号古墳(10:45まで休憩)
11:01 1号古墳
11:04 葉山桜山団地
11:10 階段上
11:20 階段下
11:34 阿部倉山登山口
11:59 阿部倉山山頂(標高161m)(12:00まで休憩)
12:25 二子山(上)
12:40 二子山(下)(標高207m)(13:26まで昼食)
14:40 渓谷の終わり
14:49 住宅地入口(14:52まで小休止)
15:06 階段下
15:11 階段上
15:19 桜山7丁目
15:41 新逗子駅
15:47 ドトール(16:25まで懇談会・解散)
[山行記録]
■水平歩行距離 11.5km
■累積登攀・下降高度 660m
■所要時間(休憩時間を含む)
JR逗子駅発 10:00
京急逗子駅着 15:47
(所要時間) 5時間47分(5.78h)
歩行速度
11.5km/5.78h=1.98km/h
(おわり)
「関東・上信越の山旅」の前回の記事
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/f0c7fd428fc4661b873775cf51c7b781
「関東・上信越の山旅」の次回の記事
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/25aa78a466c614011e58aa9c5e545948