中高年の山旅三昧(その2)

■登山遍歴と鎌倉散策の記録■
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霧氷と富士山の絶景に疲れもふっとぶ丹沢;塔ノ岳(2019年5回目)

2019年02月11日 07時24分53秒 | 丹沢の山旅

                                        <花立山からの富士山>

            霧氷と富士山の絶景に疲れもふっとぶ丹沢;塔ノ岳(2019年5回目)
                          (単独山行)
                  2019年2月10日(日) 晴れのち曇り

▇土曜日は雪
 2月も中旬に差し掛かると,毎年のことだが塔ノ岳に雪が降る日が多くなる.
 今回の1月9日(土)から11日(月)の三連休も.天気予報は冴えない.土曜日と月曜日は関東地方沿岸部でもかなりの雪が降るとのことである.そうなると土曜日の塔ノ岳詣では止めておこう.でも塔ノ岳詣でを週に1回程度繰り返していないと,どうも気が収まらないし体力も鈍ってしまう.
 ”ならば,日曜日は塔ノ岳だな…”
と決心する.
 実は塔ノ岳に登るのは愉しいが,極寒のこの時期,朝真っ暗でとても寒い時間に家を出るのがとても辛い.ついつい出掛けなくてもいい合理的な理由を考えて,出掛けるのを止めてしまうこともときにはある.そんなとき,日中,日が昇って上天気になると,
 ”あゝあ…塔ノ岳に出掛ければ良かったのに…”
と後悔する.
 今日はこんな後悔はしたくないので,勇気を振り絞って,4時10分に何時ものように自宅を出発.まだ真っ暗な凍てつく住宅地をとぼとぼと歩いて大船駅へ向かう.約2キロの山下りである.

▇三々五々歩き出し
 日曜日の電車は土曜日に比較していくらか空いているようである.大船から4人掛けボックス席を1人で占領,小田原駅で小田急電車に乗り換える.まだ暖房が効いていないので車内は寒々としている.6時11分電車は渋沢駅に到着する.
 土曜日の天気が悪かったため,登山客が今日に集中したのか,大倉行きのバスは超満員である.定期バスの直ぐ後に臨時バスが増発,どちらも超満員である.乗り合わせた常連は毎日登山のTGさん,YSさん,AIさん,KMさん,それに久々のTZさん他.バスは7時少し過ぎに大倉に到着する.
 7時12分,何時もより5分ほど遅くなったが,バス停大倉から歩き出す.すでにTGさんやYSさんは先に出発しているようだが,私はたまたま一緒になったAIさんと雑談しながら登り続ける.何時も出だしをゆっくり歩かないと後でへばることが見え見えな私は,AIさんの歩行速度で歩き始めるのはちょっと堪える.
 昨日の雪が残っているのか,それとも今朝方雪が降ったのか分からないが,登山口付近にも残雪がある.登山口に到着する前に,息が弾んでくる.貯まらず,
 「私,ゆっくり歩きますので,お先にどうぞ…」
とAIさんに申し出るが,このままで良いと言うことなので,この辺りからマイペースに戻して歩き続ける.

<登山口付近にも残雪>

▇残雪の克董窯
 7時35分,克董窯を通過する.残雪の克董窯は何となく風情がある.なかなか良い風景だなと思う.
 私の直ぐ後ろにAIさんが居られるので,ついつい追い立てられるような気がして,どうしても歩行速度が速くなりそうになる.それを極力自制しながら歩くのは結構気が張る.

<残雪の克董窯>

▇日の当たる坂道
 7時25分,丹沢ベースを通過して,日の当たる坂道に入る.毎度のことながら,ここまで登ると,朝日が真横から射し込んで気分が爽快になる.そして,7時33分,最初の山小屋,観音茶屋に到着する.大勢の登山者がここで衣服調整をしている.私はAIさんと一緒に観音茶屋を通過して,その先のジグザグ道を登り続ける.

<日の当たる坂道>

▇見晴茶屋からの眺望
 7時37分,三叉路を右へ.さらに坂道を登り続けて,7時45分,雑事場ノ平を通過して,7時47分に見晴茶屋に到着する.
 見晴茶屋からの眺望はなかなかなもの.
 今日の天気は,どうやら展示予報より良さそうである.朝日が相模湾に眩しく反射しているのがとても良く見える.この風景も丹沢の冬の代表的な風物詩だなと思う.

<見晴茶屋からの眺望>

▇見晴階段
 見晴階段に差し掛かる.
 例によって,定点観測用に階段を見上げた写真を撮る.坂を見上げると,一面に残雪が見えている.坂の上の方に数人の登山者の後ろ姿が見えている.
 「あっ! あそこにTGさんとYSさんが居ますよ…」
と坂の中腹を見上げながら,同行のAIさんが私に言う.
 なるほど,坂の中腹辺りにお二人の後ろ姿が見えている.

<見晴階段>

▇駒止茶屋
 8時09分,一本松を通過する.大倉からの所要時間は59分.今の私には歩行速度が明らかに速すぎる.これでは山頂付近で必ずバテるにちがいない.
 一本松からの平坦道が終わり,駒止階段に差し掛かる.正直,シンドイ.
 何とか階段を登り切って,8時25分,駒止茶屋を通過する.大倉からの所要時間は1時間13分.何時もより所要時間が5分ほど短い.
 ”こりゃぁ…だめだ! 後で伸びるぞ!”
と予感する.
 駒止茶屋を過ぎると,登山道の残雪が増え始める.

<駒止茶屋を通過>

▇残雪の表尾根
 堀山の尾根道に入る.ここから暫くの間が大倉尾根で一番楽しいところである.私は周囲の風景を楽しみながら気分良く歩き続ける.
 途中,進行方向右手に,雪を覆って厳しい表情の表尾根の山々が見えている.それに天気予報が少し外れて雲一つない青空が広がっている.

<厳しい表情の表尾根>

▇枯れ枝の間の富士山
 8時36分,堀山の道標を通過する.ここから少しの間下り坂になる.ほんの少しの間だが,下り坂は楽に歩けるので解放された気分になる.
 下り坂の途中で,枯れ枝の間に末子と名富士山が見え始める.

<堀山の尾根道からの富士山>

▇小草平(堀山の家)
 8時45分,小草平の堀山の家に到着する.大倉からの所要時間は1時間33分.速いに越したことはないが,今日の道路状況ではちょっと速すぎる.これでは塔ノ岳山頂付近でバテるのは必定である.
 堀山の家の温度計は1℃を指している.やっぱり今日はかなり寒いようである.堀山の家はもう開店している.常連のKIさんが,小屋の周辺の掃除をしている.
 小草平からも富士山がとても良く見えている.勿論,ここからの富士山も写真に撮ったが,冗長を避けるために,ここで披露するのはやめにしておこう.

<堀山の家>

▇小草平上のガレ場からの富士山
 堀山の家で休憩は取らずにそのまま登り続ける.
 8時51分,ガレ場の途中で富士山が良く見える場所に到着する.勿論ここで富士山の写真を撮る.山頂付近に少し雲が湧いてきたようである.
 ここから柴ラグの間ガレ場が続くが,その先は長い階段道になる.

<小草平上のガレ場から富士山を望む>

▇萱場平
 急坂が連続する.
 案の定,疲労が表に現れ始める.足の筋力の衰えを悲しいほどに実感しながら,ノロノロと登り続ける.
 9時05分,一台後のバスで来られた韋駄天のMGさんが私に追いつく.そして,9時13分,やっと萱場平に到着する.
 萱場平で写真を撮っている間に,屈強な若者に追い抜かれる.
 前方には真っ青な空が広がっている.登り始めた頃は,萱場平辺りで引き返そうかと思っていたが,この青空を見上げると,どうして,どうして,とてもここで登山を止める気にはなれない.
 私はごくユックリと水平道を歩く間に,足に貯まった疲労を取り除こうとする.

<萱場平>

▇花立階段下からの富士山
 登山途中でバテてくる.やっぱり歩き出しの早足が影響出始めるが,まら登山を融資することもなかろうということで,まるでナメクジのような速度で登り続ける.
 高度が高まるにつれて踏み固められた残雪が増え始める.アイゼンを装着した下山者とすれ違うようになる.でも,それほどの雪でもないので,アイゼンなしで登り続ける.
 9時34分,やっと花立階段に到着する.
 ここからの富士山の眺めも最高である.早速立ち止まって富士山の写真を何枚か撮る.どうやら山麓と中腹に雲が湧いてきたようである.

<花立階段下から富士山を望む>

▇花立山荘
 花立階段を喘ぐように登って,9時47分,ようやく花立山荘に到着する.ほんの2~3年前までは7分で登れたこの階段を,今日は13分も掛けて登ったことになる.大倉からの所要時間は2時間35分.何たるざま,何たる不甲斐なさだ.
 山荘前のベンチは休憩を取っている登山者で一杯である.これらの登山者の姿が入らないように中有をして撮影したのが下の写真である.写真の構図は何時もと変わらないが,鍋割山稜の残雪が冬の厳しさを良く表しているような気がする.
 
<花立山荘からの富士山>

▇素晴らしい樹氷
 花立山荘の気温は5.5℃.冷たい風が吹いていて体感的にはかなり寒い.花立山荘でも休憩は取らずにそのまま登り続ける.
 そういえば,小草平辺りまでご一緒していたAIさんが何時の間にか居なくなっている.
 ”ありゃ,どうされたのかな.先に行かれたのかな”
 まあいいや,私は勝手気ままに登り続けることにしよう.
 花立山荘から花立山に向かう階段道が,この1週間の間にかなり整備されている.大きな段差で登り下りが大変だった階段がとても歩きやすくなっている.有難いことである.
 階段道の途中から,素晴らしい樹氷が見え始める.
 何という素晴らしさだろう!
 こうなったら,ラップもヘッタクリもない.私は,自分が満足するまで,樹氷の写真を撮り続けることにする.特に青空をバックにした樹氷は最高である.

<花立山に向かう階段道にて>

▇樹氷と富士山
 樹氷の向こうに富士山が見える.手前が熊笹.これは凄い取り合わせの一服の絵だ.感激! この辺りで10数枚の写真を撮る.

<樹氷と富士山>

▇樹氷と海
 階段道が終わってガレ場の入る.樹氷の向こうに海が見え始める.海寄りから雲が湧いてきたようである.そういえば天気予報で南にある高気圧から湿った空気が北に吹くといっていた.正に南からの湿った空気が雲になっているんだろうなと思いながら,ここでもまた10数枚の写真を撮る.

<霧氷と相模湾>

▇鍋割山稜と富士山
 花立山山頂に近づくと鍋割山稜富士山が良く見えるようになる(冒頭の写真).それほど強い風ではないが,冷たい風が吹き抜けている.
 滅多矢鱈に写真を撮りながら,花立山山頂を目指す.

<鍋割山稜と富士山>

▇花立山山頂
 10時08分,ようやく花立山山頂に到着する.途中で斜視を沢山撮ったとはいえ,花立山荘から花立山山頂まで21分もかかってしまった.これにはさすがにビックリ.でも綺麗な写真が沢山撮れたから満足である.
 花立山山頂から樹氷に覆われた塔ノ岳山頂が見えている.なんとも素晴らしい風景である.

<花立山山頂>

▇霧氷の殿堂,馬の背
 花立山から先は,残雪が一層深くなる.やや痩せた尾根の両側には樹氷が続く.樹氷のトンネルである.もちろん写真を撮りながらノロノロと歩き進む.
 馬の背の短いが滑りやすい下り坂に差し掛かる.アイゼンなしではちょっとシンドイ.ここで下山してくるMGさんとすれ違う.MGさんが,チェーンアイゼンを装着し亜自分の足を指しながら,
 「アイゼンした方が良いですよ」
と私に言う.
 「下りはアイゼンしましょう」
と答える.
 それにしても,いつもアイゼンなど装着したことのないMGさんが今回に限ってアイゼンをしているのがちょっと不思議に思う.

<馬の背に差し掛かる>

▇金冷シ
 10時16分,金冷シを通過する.
 花立山から10分もの時間が掛かっている.何時もは5分で歩くところを,写真をとっているとついつい余計に時間が掛かる.その上,今回はやけに疲労している.
 後から来られたYMさんが私に追いつく.
 「どうぞお先に…」
ということで,私,くたくたになりながら登り続ける.

<金冷シから最初の階段道>

▇塔ノ岳山頂
 塔ノ岳山頂直下の階段道で,ヤングの韋駄天MSさんが私に追いつく.勿論先に行って貰う.何時もなら割合平気に登ってしまう坂道を,写真を撮りながら,よたよたと登り続けて,10時43分,やっとこさっとこ塔ノ岳山頂にたどり着く.正にバテバテ.特に最後の階段道は,下山してくる方とすれ違いながらよたよたと登ったが,途中,何人なの下山者とすれ違った.そのなかに,どうやら毎日登山のTGさんが居られたようである.
 まずは儀式として周辺の写真を10数枚撮影する.
 大倉からの所要時間は3時間31分.いくら途中で写真を撮っていたからといっても,何ともふがいないラップである.特に花立山荘からの所要時間が54分も掛かっているのは驚きである.
 山頂の気温はマイナス4℃,しかも冷たい風が吹いているので,体感温度はかなり低そうである.
 MGさんの注意もあったので,下山にはアイゼンを使用することにした.私は6本爪ワンタッチアイゼンを持参している.装着時間はほんの少々だが,手袋を外して素手になると,たちまちの内に手の甲が寒さで真っ赤になる.装着後手袋をはめても暫くの間は手の甲がジンジンと冷たく感じている.

<塔ノ岳山頂>

▇塔ノ岳山頂からの富士山と南アルプス
 塔ノ岳山頂から富士山と南アルプスの写真を撮る.
 少し雲が湧いてきたようだが,その雲が結構なアクセントになり,冬の厳しさを表現しているような気がする.
 ”この景色が見た井ばっかりに,シンドイ思いをして登ってきたんだぞ”
 山頂が余りに寒いので,長居は無用である.

<塔ノ岳山頂からの富士山と南アルプス>

▇下山は途中までアイゼンで
 長居は無用と言うことで,10時56分,下山開始.
 6本爪アイゼンを装着しているので,滑らないのは結構だが,結構,邪魔である.これはもう本当にユックリと降り続けるしかない.
 花立山で後から来られたYMさんが私に追いつく.ここから暫くの間YMさんと一緒に下山し続ける.
 花立山荘でアイゼンを脱着する.ここから先は先頭がYMさん,その後を私が付けるという感じで下山し続ける.

▇13時11分のバスには間に合わない
 11時50分,萱場平の平坦地で,アイゼン脱着中のTGさんに追いつく.TGさんが,
 「私,ユックリ下山し猿野でお先に…」
とのことなので,
 「では,失礼してお先に…」
ということで,先に歩き出す.
 アイゼンなしで下りになれば,体力不足の私でも気楽である.もちろん安全には十分に注意しているが…
 12時06分,堀山の家に到着する.時間があれば立ち寄りたいところだが,バスの時間が押している.やむなく通過.
 やがて,堀山の上り坂に差し掛かる.ここは気分的にとても嫌なところ.特に今日のように疲労感があるときは,とにかくきつい,やっと登り返して,12時15分,ようやく堀山の標識を通過する.そして,12時25分,駒止茶屋に到着.ここで,大倉13時11分発のバスに乗車するのはちょっと無理だと諦める.
 ここから先は,13時38分のバスを目当てにユックリと下山し続ける.

▇何とか無事に下山
 12時47分,見晴茶屋を通過する.
 ”この調子だと,観音茶屋でお汁粉食べる時間が取れるかな…”
と思いながら,歩き続ける.
 ただ,今日は登りで体力を消耗してしまった感があり,下山で快調の飛ばすだけの体力が残っていない.のそのそと下り続けて,13時13分,やっと観音茶屋に到着する.こんな時間ではとてもお汁粉どころではないので,今日は観音茶屋を通過する.
 前方に登山口が見える頃には,歩くのもイヤになるが,13時26分,ようやくバス停大倉に到着する.下り所要時間は2時間30分.途中までのアイゼン着用を考慮すれば,まあ普通のラップだと言えよう.

<もうすぐ登山口だ>

コーヒーブレークは省略して帰宅
 大倉13時38分発渋沢行のバスに乗車する.何時もより30分遅いバスである.
 渋沢駅のミスタードーナッツに顔を出すが,今回はコーヒーブレークをしている時間がないので,お先に失礼するということで,そのまま小田急線下り電車に乗車する.
 暖房が効いた暖かい電車に乗ってホッとする.小田原での東海道本線上り電車への接続も円滑で,意外に早い時間に帰宅する.
 帰宅後,汗ばんだ着衣を着替える.
 そして昼寝.疲れたときは昼寝が一番.
 寒いので,軽い布団をかぶっていたが,ひょんな寝返りで左足の足の裏が痙攣.イテテ…,痙攣が治まるまで,じっと我慢.やっと治ったかと思ったら,今度は左足の裏が痙攣.またイテテ.この頃新調した靴に問題があるんだろうか? それとも単なる疲労が原因かな?
 いずれにしても,最近,とみに体力が落ちてきたような気がしてならない.

<ラップタイム>

  7:12   大倉歩き出し
  7:33  観音茶屋
  7:53
  見晴茶屋
  8:25  駒止茶屋
  8:45  
堀山の家
  
9:49  花立山荘
10:16  金冷シ
10:43  塔ノ岳着
10:56     〃 発
11:12    金冷シ
11:21
    花立山荘
12:96  堀山の家
12:25  駒止茶屋
12:47  見晴茶屋
13:03  観音茶屋
13:26   大倉着

[山行記録]

▇水平歩行距離        7.0km(片道)

▇累積登攀下降高度
        1,269m

▇上り所要時間(休憩時間込み)
 大倉発           7:12
   塔ノ岳着              10:43 
    (所要時間)         3時間31分(3.52h)
  水平歩行速度       7.0km/3.52h=1.98 km/h
  登攀速度         1,269/3.52h=361m/h

▇下り所要時間(休憩時間込み)
  塔ノ岳発          10:56  
  大倉着             13
:26
   (所要時間)         2時間30
分(2.50h)
 水平歩行速度         7.0km/2.50h=2.80 km/h
 下降速度          1,269m/2.50
h=508m/h
                           (写真集に続く)
続き(写真集)の記事
 ↓
https://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/c2e9b3ad2462b2555cf07eed3b58308f
                                   
「丹沢の山旅」の前回の記事
https://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/defb58f04d7acf461be168c5549c5a95

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