中高年の山旅三昧(その2)

■登山遍歴と鎌倉散策の記録■
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師走の三浦半島;田浦梅林・乳頭山・畠山・十三峠周遊(2);田浦梅林を経て三浦アルプス東尾根へ

2019年12月16日 07時40分40秒 | 関東・伊豆箱根・上信越

                          <田浦梅林展望台からの眺望>

師走の三浦半島;田浦梅林・乳頭山・畠山・十三峠周遊(2);田浦梅林を経て三浦アルプス東尾根へ
                (HKハイキング・グループ)
              2019年12月14日(土)
 快晴 (つづき)
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<ルート地図>

■田浦梅林(田浦梅の里)詳細図

←クリック拡大   ←コース全体図(クリック拡大)

■田浦梅の里イラストマップ

←クリック拡大

※「田浦梅の里」パンフレットより引用

<田浦梅の里を散策>

■梅林の中の遊歩道

 急な階段を登り詰めると,梅林が広がっている.
 今はシーズンオフなので,広い梅林にほとんど人影もない.
 梅林の中の遊歩道を,高い方に向けて適当に歩き続ける.梅林の中を冷たい風が吹き抜けている.長い階段を登ったばかりなので,体が少し火照っているので,この冷たい風が心地よい.

<梅林の中をゆっくりと散策>

■広々とした稜線
 稜線は広々とした芝生になっている.時間に余裕があれば,暫くの間,日向ぼっこでもしていたいところである.私たちはここでは休憩を取らずに,両川沿いに緩やかな坂道を登り続ける.
 途中にある管理小屋付近で,下山してくる10名ほどの団体とすれ違う.
 管理小屋で,田浦梅の里の地図を頂戴する.

<梅林の中で>

■稜線からの眺望
 遊歩道を稜線まで登り詰めると,広々とした芝生が広がる.
 眼下に住宅地や港湾施設が広がっているのが見える.
 ”どこだろう?”
 この辺りの土地勘のない私には,どこを視ているのか正確には分からない.
 青い東京湾の向こうに対岸の千葉辺り(どこだか私には分からないが)手に取るように見えている.

<稜線からの眺望>

■展望台
 11時24分,広い芝生の中,緩やかな登り坂の上にある展望台に到着する.
 ”折角だから,登ってみましょう!”
ということで,希望者だけ展望台に登ろうということになる…が,結局,全員が登る. 
 確か,前回来たときには,展望台の前に休憩用の長椅子が置いてあったような気がするけど…
 ”ないな?
 記憶違いかな.
 展望台の上からの眺望は実に見事(冒頭の写真).ここで数枚の写真を撮る.

<展望台に到着>

<田浦梅林から高架橋へ>

■気になる台風の爪痕
 11時36分,展望台から歩き出す.
 田浦梅の里の西にある標高127メートル付近で,若手ランニングの集団とすれ違う.
 この前の台風の爪痕が気になるので,リーダーらしい男性に,
 「…ここから先,台風での倒木はありませんか?」
と,念のためお伺いする.
 「どちらへ行かれるんですか?」
と聞かれる.
 「とりあえずは乳頭山までですが…」
 「倒木はありますが,通れます」
とのこと.
 これで心配事の一つが消えた.何せ鎌倉のハイキングコースは,今のところ台風の被害で全面通行止めになっているので,鎌倉からそれほど遠くない三浦アルプスの状況が気になっていたが,まずは一安心だ.

<この辺りからやや急な下り坂になる>

■高架橋へ
 ジグザグの下り坂が連続する.やや急な坂道である.私は最後尾.お互いの間を少し空けてゆっくり下りましょうと促する.
 下り坂を慎重に歩いて,11時43分,無事,高架橋まで到着する.
 橋を渡る前に,一寸だけ立ち休憩を取る.
 ”これから東尾根にとりつくぞ…”
と気分を引き締める,

<高架橋に到着>

<東尾根へ>

■横横道路を見下ろす

 ”さあ,橋を渡りましょう.”
 橋の真ん中付近で,金網の間にデジカメのレンズを入れ,下を走る横浜横須賀道路の様子をデジカメに収める.
 橋の先には,ついさっき下ったジグザグ道のある稜線が続いている.ここから先は,少しやせた尾根道が連続する.

<高架橋から横横道路を見下ろす>

■やせ尾根を行く
 ここから先,三浦アルプス東尾根の麓まで,やや痩せた尾根道沿いの山道が続く.狭い道路の両側には夏草の名残が繁茂している.小さな起伏が連続する.
 登山道の両側には,先日の台風の爪痕らしい倒木が散見されるが登山道は無事のようである.

<草木が繁茂する稜線沿いの登山道>

■やっぱり倒木
 登山道の途中で,やっぱり倒木が道を塞いでいる箇所がある.倒木の下をくぐって通り抜ける.
 やがて,東尾根直下の崖のような急坂の手前に到着する.今回は急坂の手前にあるY字型の三叉路を左折し,この急登を避けて,乳頭山山頂付近に直接登るルートを通ることになる.
 ところがこの道はひどく荒れていて,スリル満点.結果的には,さきほどの急登を登ってしまった方が楽だったかもしれないなと反省する.

<登山道を塞ぐ倒木>
                                                (つづく)
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