中高年の山旅三昧(その2)

■登山遍歴と鎌倉散策の記録■
最初に左下の“カテゴリー”を選んで,クリックして下さい.

東海道五十三次宿場巡り全15回第7回(21)

2007年12月01日 06時49分57秒 | 街道:東海道五十三次


               東海道五十三次宿場巡り全15回第8回(21)
                   第8回:箱根関所から三島まで
                2007年11月5日(日)(つづき)


<松雲寺>

■松雲寺の境内

 私達は13時28分には明治天皇史跡として有名な松雲寺(標高280m)に到着する。ここで,暫くの間,休憩となる。寺の入口には「明治天皇史跡」と炭黒々と大書した看板が立っている。境内に入る。境内はそれ程広くないが,入って直ぐ右手に「明治天皇御腰掛石」が残っている。そして,正面には本堂が建っている。本堂の裏手にトイレがある。

                    <松雲寺縁起>

 寺は高台にある。本堂脇の広場から西に展望が開けている。集落や畠がうねうねと続いているのが見える。どこからともなくこの寺の和尚が現れる。そして,私達にあれこれと説明をしてくれる。暖かい日溜まりの中で,境内をそぞろ歩きしながら休憩時間を過ごす。

                    ※プリントすれば綺麗に見えます。

■和尚の説明
 出発時間の5分前,皆が本堂前に集まり出す。その時,本堂廊下の高いところに和尚が現れる。そして,大きな声で私達に話しかける。
 「皆さん,一寸,お耳を貸して下さい。折角,当寺にお出で頂いたので,少々,この寺のことを説明させて下さい・・・」
と切り出してから,10分ほどの長い説明が始まる。当然,出発予定時刻を過ぎてしまう。
 ガイドが,渋い顔をしている。
 「和尚さんの話は何時も長いので,簡単にしてと,お願いして居るんですが・・いつも長くなるんですよ」
 とはいえ,和尚さんの話は面白かった。和尚の話によれば,この寺は,昔から休憩所として,良く利用されていたという。その最大の理由はトイレ利用。明治天皇の行幸も目的は同じだったというから興味深い。
 
         <松雲寺>                  <説教する和尚さん>

 和尚から「松雲寺の縁起」と書いた説明文を1枚ずつ頂く。この説明文によると,この寺は日蓮宗。覚源山松雲寺という。正保元年(1644年)に松葉院日明により開闢,明暦2年(1656年)に創立された寺である。江戸時代には参勤交代の「寺本陣」となっていた。幕末には徳川家茂,徳川慶喜も,この寺で休息,明治天皇も東遷のときに休息された。

             <明治天皇御腰掛石>

<三島を目指して>

■錦田一里塚

 13時49分,掛け声を挙げてから,松雲寺を出発する。高台を通る道から,西側の集落や畠を見下ろしながら坂道を下り続ける。やや強い東風が絶え間なく吹いている。 途中,箱根路の石碑を通過してすぐに,広い自動車道に出る。この自動車道に沿って歩き続ける。
 14時32分,私達は江戸から27番目の錦田一里塚(100m)を通過する。こんもりとした小山が築かれている。辺りには松の木が沢山生えている。塚の脇には案内板が設置されている。
 私達は,暫くの間,松並木が美しい街道に沿って歩き続ける。
 
           <錦田一里塚>


                             <錦田一里塚の説明文>

■三島大社
 暫く歩くと,東海道本線のガードが見えてくる。道路の周辺に民家が密集し始める。ガードを潜った近くに,東見付跡があるはずだが,良く分からないので,見落としてしまう。市街地を西へ進み,大きな通り(通りの名前は分からない)を右折する。ここに問屋跡がある筈だが,これも良く分からない。
 14時59分,私達はようやく三島大社に到着する。大きな神社である。折から七五三のシーズンとあって,着飾った親子連れが沢山参拝している。華やいだ風景を見ていると飽きない。沢山の参拝客に混じって,境内を一周する。
 境内入口近くに「たたり石」という不思議な石があるのも面白い。その反対側にある天然記念物のキンモクセイも見事である。やっぱり大社となると貫禄があるなと感心する。
 
                         <たたり石>


               <天然記念物三島大社のキンモクセイ>

 
          <三島大社>                   <三島駅前で解散>

■三島駅で解散
 15時26分に三島大社を出発する。沢山の参拝客が居る中で,「エイ,エイ,オー」もないだろうと思うが,逆らっても仕方がないので,掛け声を掛けたふりをする。
 街中をブラブラと歩き続ける。終日歩き続けて草臥れたのだろうか,皆,口数が少なくなっている。ただ黙々と歩いている。
 先頭グループは,15時43分に,本日の終点,三島駅に到着する。ガイドから,跡から来る人を少しの間待てとの厳命が下る。そうこうしている内に,後発組が続々と到着する。15時55分頃,解散。
 東海道本線三島15時56分発熱海行列車に乗車。熱海で東京行に乗り換えて,18時頃帰宅する。

<次回の東海道五十三次宿場巡り>

 今年(2007年)2月から始まった「東海道五十三次宿場巡り」は,無事8回目を終えた。これまでは日帰りの旅であったが,第9回目以降は2泊3日の旅が続く予定である。厳冬期は避けて,2月9日に第9回の旅が再会される予定である。
 flower-hillは「サンデー毎日」の身だが,山旅で結構多忙なために,東海道五十三次の日程を確保するのに苦労したが,何とかこの度に皆勤して,2008年10月には,京都三条大橋に到着して完歩したいと思っている。
 次回,このブログで東海道五十三次の記事を掲載するのは,2008年2月中旬になる予定である。

[ラップタイム]

  9:57  箱根関所跡歩き出し(735m)
10:29  箱根峠(845m)
10:34  旧東海道に入る
10:35  峠の地蔵(840m)(10:53まで休憩)
11:07  自動車道に出る(775m)
11:11  兜石(755m)(11:15まで休憩)
11:46  雲助の墓(570m)
11:50  山中城趾(12:49まで昼食)
13:14  笹原一里塚(400m)
13:16  こわめし坂(395m)
13:27  松雲寺(395m)(13:49まで休憩)
14:32  錦田一里塚(110m)
14:59  三嶋大社(35m)(15:26まで休憩)
15:43  三島駅 着(15:50解散)

■歩行距離  16.7km
■下降高度
 箱根関所跡   740(m)
 三嶋駅      35
 (標高差)   605(m)
■所要時間(休憩時間込み)
 箱根関所跡発   9:57
 三島着     15:43
 (所要時間)  5時間46分(5.77h)
■水平歩行速度
        16.7km/5.77h=2.89km/h
■下降速度
         605m/5.77h=104.9m/h
                               (おわり)



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。