中高年の山旅三昧(その2)

■登山遍歴と鎌倉散策の記録■
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新春の鎌倉・藤沢;3ヵ所の御霊神社を巡る(3);弥勒寺と川名御霊神社

2020年01月13日 04時13分58秒 | 鎌倉あれこれ

                       <川名御霊神社の長い階段>

 新春の鎌倉・藤沢;3ヵ所の御霊神社を巡る(3);弥勒寺と川名御霊神社
                (独り散策)
            2020年1月8日(水) 晴  (つづき)
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<ルート地図>


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※藤沢市内の掲示板を撮影

<鎌倉古道から跨線橋を渡る>


■束の間の鎌倉古道
 宮前御霊神社から,先ほどの鎌倉古道(上の道)との三叉路へ戻って,鎌倉古道の続きを歩く.三叉路からは森の中の緩やかな下り坂である.
 しばらくの間は森林浴をしながら,最高の気分で歩き続けるが,ものの5分ほどで,この野趣豊かな道は終わりになり,作業小屋が建ち並びどこが道か分かりにくいところに入り込む.
 ”ここ,本当に通って,良いんだろうか…?”
と躊躇しながら通過する.


<鎌倉古道(上の道)の続きを歩く>

■大きな跨線橋が見える
 通過した先は両側に民家が建ち並ぶ路地に突き当たる.そこを左折する.前方には大きな跨線橋が見えている.
 丁度そのとき,電車が通る音が聞こえ始める.私はデジカメを構えて電車の写真を撮るが,僅かにシャッターが切れる時間が遅れて,先頭車両の写真は撮れなかった.
 これから私は前方に見えている跨線橋を渡って,東海道本線の向こう側にある弥勒寺を訪れるつもりである..
 なお跨線橋の向こうに見えている小さな山は弥勒寺の裏山である..

<東海道本線の電車が通る>

■跨線橋を渡る
 14時35分,跨線橋を渡る.立派な跨線橋だがちょっと道幅が狭い.この狭い道を時々自動車が通り抜けるので,渡っていて少し怖い思いをする.
 
<ちょっと道幅が狭い跨線橋>

線路が沢山並んでいる
 跨線橋のほぼ中央から,線路を見下ろす.写真は藤沢方面を写したもの.5本もの線路が並んでいる.東京から小田原までは複々線になっていることは承知しているが,もう1本はいったい何に使われているのか,私にはよく分からない(まあ,どうでもいいけど…).

<東海道本線の線路>

<弥勒寺>

■弥勒寺の山門
 跨線橋を渡ってから線路沿いの道を藤沢駅方面に向けて歩く.
 14時43分,弥勒寺山門前に到着する.日蓮宗の寺.寺の縁起などはよく分からない.この寺をお参りするのは,ほぼ2年ぶりのことである.懐かしい.

<弥勒寺の山門>

■日蓮聖人御遺文
 山門脇に日蓮聖人御遺文が掲示されている.ここには
  ”心の財をつませ給うべし”
と書いてある.簡潔な文章だが心に響く.

<日蓮聖人御遺文>

■弥勒寺本堂
 ちょっと狭い境内の突き当たりに本堂がある.右手にあるバナナ(?)の木が印象的.境内近くの高架道を通過する自動車の音が絶え間なく聞こえてくる.
 とりあえずはお参りを済ませる.

<弥勒寺本堂>

■川名方面へ
 せっかくここまで来たのだから,この高架道にそって10分ほど北へ歩いたところにある天嶽院(字が違うかな?)を訪れた見たいが,今回は時間が押しているので止めにしておこう…で,高架道の下を川奈方面へ向かう.
 どういう訳か分からないが,藤沢鎌倉道路に突き当たる三叉路が大混雑している.でも,歩行者には大混雑も関係がないので,三叉路を右に曲がる.

<自動車が大混雑の三叉路>

<川名御霊神社>

■川奈御霊神社の案内板
 右折したところにバス停御霊神社前がある.このバス停のすぐ近くに,「初詣は川名御霊神社へ」と大書した案内板が立っている.この案内板に従って,この三叉路を左折する.
 左折した先は住宅地内のごく緩やかな登り坂が続く.

<川名御霊神社の案内板>

■川名御霊神社の由来
 15時01分,川名御霊神社参道入口に到着する.こちらの御霊神社は「ゴレイジンジャ」と読むようである.
 目の前の随分と長い石段が続いている(冒頭の写真).
 ”うぇ~…! これ登るの…!”
 一瞬たじろぐような長くて急な階段である.でも,せっかくここまで来たのだから…ということで,階段をせっせと登ることにする.階段の左手登り口に,川名御霊神社の由来などを刻字した大きな石碑が立っている.

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■立派な社殿
 階段を登り切ると,それほど広くはないが山を背にした広場がある.その広場一杯に実に立派な社殿が建ち並んでいる.
 真正面からは全景が入る写真が撮れないので,斜め横から社殿を撮影する.すると立派な拝殿の奥に仮名利用に大きな本殿が建っているのが分かる.私には神社の知識がないので,何ともいえないが,屋根の形が実に素晴らしいなと思う.

<川名御霊神社>

■境内社の稲荷大神
 拝殿の右側に立派な赤い鳥居が立っている.その奥に社殿がある.境内社である.鳥居には稲荷大神の扁額が取り付けられている.

<稲荷大神>

■川名御霊神社からの眺望
 境内から階段下を覗いてみる.改めてこの階段が大変な代物だと実感する.
 遠くに見えている丘陵は一体どこだろう.何せ藤沢は私が住んでいる鎌倉ではないので,あまりよく感が働かないが,新林公園の一部だろうか.

<川名御霊神社からの眺望>

脇の階段道を下山
 参道の立派な階段道の脇に,小さな階段があるのに気がつく.この階段でも多分降りられるだろうと判断してこの階段を下る.すると表の立派な階段の途中にある踊り場まで降りられた.その後は参道入口まで立派な階段を降りる.
 大分急ぎ足だったが,15時09分,無事,川名御霊神社の参拝を終える.

<脇の階段道>
                                          (つづく)
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