中高年の山旅三昧(その2)

■登山遍歴と鎌倉散策の記録■
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ルアペフ山・タラナキ山登頂記:第1日目;成田空港を出発

2014年01月18日 03時38分54秒 | ニュージーランド:ルアペフ・タラナキ

                      <搭乗>

[復刻版] ルアペフ山・タラナキ山登頂記:第1日目;成田空港を出発
                 (山旅スクール5期同窓生)
        2006年1月27日(金)~2月4日(土)


第1日目;2006年1月27日(金
) 
快晴

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http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/705f422359708835160046e4fc369065

<成田空港へ>

■東京(成田)国際空港へ
 早朝,4時頃起床する。
 すぐ,同行する大阪のTさんに挨拶のメールを入れる.
 8時頃,遅い朝食を摂る.その後,留守にする自分の部屋の掃除をする.
 11時半頃,早めの昼食を済ませて,家を出る.
 大船駅前のルミネで,駄菓子の類を3袋ばかり購入する.そして大船12時43分発成田エキスプレス23号,8号車3Dに乗車する.列車は戸塚,横浜,品川,東京を停車しただけで,次の停車駅はいきなり成田空港第2ビルである.
 車内は空いている.隣に強烈な香水の臭いがプンプンする女性が座った.鼻が曲がりそうで迷惑に感じていたが,すぐ空いている席に移動して行った.良かった!
 車内に西日が射し込んでくる.英語の雑談が近くの席から聞こえてくる.そんな車内で,うつらうつらと時を過ごす.
 ハッと気が付くと,列車は千葉の郊外を走っている.うねうねと続く丘陵には所々残雪が見える.遠目に丘陵の林を見ていると,いつかあの林の中を散歩してみたいなという誘惑を感じる.
 14時35分,成田空港第2ビルに到着する.

■仲間と落ち合う
 ホームを降りると,どこかヒンヤリとし寒く感じる.午後とあって,何となく人影が少なくて,閑散とした印象を受ける.空港ビル入り口でパスポートのチェックを受ける.
 出発ロビーも閑散としていて落ち着いた雰囲気である.
 私達が何時も待ち合わせ場所にしている「松の木」の近くへ行ってみる.早すぎるのか,まだ誰も居ないようである.私は「松の木」近くのベンチに座って,同行の人達が現れるのを待つことにする.
 席に座る.ゆったりとした気分になる.その途端に,マナーモードにしてある携帯電話が,メール着信を知らせる振動をする.メールを開いてみると,発信者は,昨年秋,モンブラン山頂に一番乗りしたビアンコ夫人である.
 「・・・松の木の下で待ってます・・・」
という内容である.
 「あれ~っ!」
と思って,辺りを見回すと,ほんの10メートルほどしか離れていないところで,ビアンコ夫妻,フクロウが待っている.私も少し移動して合流する.
 ほどなく,マオリさんやバーダーさんも現れる.いつもながらさらに遅れてドッジ夫妻も到着する.これで時間内に全員揃ったことになる.
 小腹が減った.
 近くの売店で,綺麗な三角形のオニギリを3個購入して,空腹を補う,

<空港で購入したオニギリ>

<出国>

■出国手続

 16時30分,預け入れる荷物のセキュリティチェックを受ける.
 ここは混雑している.私達は手作りのツアーである.したがって,専属の添乗員は居ないが,たまたま同じ旅行社のミルフォードサウンドツアーの一行が私達と同じ飛行機に搭乗するので,この一行の添乗員が私達の世話もしてくれるらしい.
 16時48分に搭乗手続きを済ませる.
 残念ながら私の席は最悪のB席,つまり3列の席の真ん中の席である.
 17時20分,セキュリティチェックを受ける.
 17時35分,出国手続きを済ませる.能面のように表情がない係員が,無言のまま私のパスポートを開いて,まるで機械人形のようにポンと出国の刻印を押す.
 17時38分,空港内の銀行の窓口で,1万円をニュージーランドドル(NZ$)に交換する.交換レートは,
   1NZ$=88円
である.
 1年前に比較すると,随分とNZ$が高くなっている.
 18時20分,妙な電車に乗って,空港ビルの一番隅っこにあるC88ゲートへ向かう.長い廊下の途中の売店で,ハーゲンダッツのチョコレートアイスクリームを購入して,空腹を押さえる.

<搭乗待合室>

■搭乗・離陸
 18時55分,搭乗開始.
 私の左隣の窓側にはマオリ,右隣の通路側にはフクロウが座る.通路を挟んでバーダー,笹木(以下スケルトンさんと呼ぶ),ドッジ夫妻と並んでいる.バーダーがどこからか週刊誌を何冊か確保して持参している.私は着席すると同時に眠くなる.
 この飛行機には各席に個別のスクリーンはない.天井からぶら下がっているテレビか,あるいは壁のスクリーンで見るしかない.スクリーンには中部地方の地図が映し出されている.
 19時47分,出発.
 私達を乗せた飛行機は,ゆるゆると滑走路に向かう.私はだんだんと眠くなる.
 ウトウトとしている内に,飛行機がいきなり加速して,20時04分に離陸する.離陸の瞬間は厭な時間である.緊張する.

■機内食(夕食)
 やがて,飛行機は水平惹こうに入る.
  20時22分,おしぼりが配られる.紙のおしぼりではなく,熱い本物のおしぼりである.この頃になると機内は,何となく落ち着いた雰囲気になる.
  21時16分,夕食のサービスを受ける.何となく牛肉は遠慮して,魚の食事を貰う.何だかトレーの大きさが以前より小さくなったような気がする.メインディッシュの入れ物も心なしか小さくなったように見える.野菜を混ぜご飯,メインディッシュには白身の魚の小さな切り身2切れ,ニンジンなどが乗せてある.その横の湯飲み茶碗風の入れ物にチーズ,バター,醤油が入っている.メインディッシュの向こうにはプリン,その右にビスケット,中央に丸いパンが1個,乗っている.
 同行者につられて,白ワインを貰う.私は,平素,アルコール類は全く飲まないが…
 以前はワインの小瓶1本を置いていったものだが,今はお代わりができるとはいえ,グラスにチョッピリ注いでくれる.どなたかが,
 “随分ケチになったな”
と言っている.
 21時48分,ジャパニーズティーを貰う.例によって,日本茶らしい薄い色が付いているが,全く味がしない.続いて紅茶を貰う.これはまあまあの味である.
  そろそろ,時計をニュージーランド時間に合わせることにする.現在,ニュージーランドでは夏時間なので,日本との時差は4時間ある.
 …ということは,ニュージーランド時間では,間違いなく1月28日になっているだろう.

<機内食(夕食)>
                                        (つづく)

続きの記事 ↓
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/9d7e5aaba5ccc83edddc42bb42b4aa3d

「索引」
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/d996df350dfe6787b53d2ff458cb0014



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