中高年の山旅三昧(その2)

■登山遍歴と鎌倉散策の記録■
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紅葉の信越トレイル;第2日目;セクション2;豊葦遊森の館から沼ノ原駐車場へ

2016年11月17日 05時01分42秒 | 信越トレイル

                              <紅葉の森を行く>

    紅葉の信越トレイル;第2日目;セクション2;
       ー豊葦遊森の館から沼ノ原駐車場へ
          
(アルパインツアー社)
      2016年10月21日(金)~23日(日)
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http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/f98f703bec3e788ced5177fa29141528 

第2日目;2016年10月22日(土)  晴

<ルート地図>

■セクション2全体図


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<心地よい散策路>

■豊葦遊森の館から歩き出す
 豊葦遊森の館で休憩を終えた私達は,11時12分,館の直ぐ近くにある階段道を登り始める.階段の上り口には「袴岳3.5km.赤池0.2km」の案内杭が立っている.それほど長い距離ではないが,ジグザグの急階段が続く.
 11時18分,「赤池0.3km,沼ノ原湿原1.9km」の案内板の前を通過する.
 ”あれっ! 6分も歩いたのに,赤池が100メートル遠くなっちゃった!”
 ということは…,私の頭の中は混乱する.
 私はすぐに冒頭の地図に私がかき込んだ豊葦遊森の館の位置がずれていることに気が付く.本当の位置は,前掲の地図で「ミ」に近い位置にある. 
<豊葦遊森の館から歩き出す>                        <案内杭>

■自動車道を横切る
 11時18分,自動車道を横切る.これで,地図上の位置がハッキリと確認できる.ここから300メートル歩くと標識「ム」があるはずである.
 心地よい平坦道が続く.
 11時19分,「赤池0.4km,沼ノ原湿原1.68km」の案内杭に到着.ここで鋭角に左折する.
 
<自動車道を横切る>                            <赤池0.4kmの案内杭>

<ブナの大木>

■森林セラピーの場
 心地よい散策路が連続する.
 11時24分,紅葉の木立に囲まれた広場で,MSガイドから薀蓄を伺いながら,暫くの間,立ち休憩を取る.
 広場には何脚かのベンチが設置されている.MSの説明によると,ここは森林セラピーの場だという.ここで鎮座して森の音,空気,香を楽しむ.フィトンチットを吸収する場とのこと.
 
<心地よい森林歩き>                           <MSガイドの薀蓄を伺いながら森林セラピーを体験>

■ゾウブナ
 森林セラピーの場から,ほんの少し離れた場所に,奇妙な形をした大きなブナの木が自生している.
 なぜ,このような形になったのか分からないが,この木の形が何となくゾウの鼻に似ているので,MSガイドが勝手に「ゾウブナ」と命名したとのこと.


■マガリコ
 ゾウブナから4分ほど歩いたところに幹が3本に分かれたブナがある.巨大なブナである.このブナのことをマガリコと呼んでいるそうである.
 いずれにしても,この辺りには沢山のブナが元気よく育っている.

<マガリコ>

<見事な紅葉の中を歩く>

■紅葉に囲まれた下り坂
 ブナの大木の先は,素晴らしい紅葉の中をユックリと歩き続ける.なだらかな下り坂が連続する.
 ときどき立ち止まって,周囲の紅葉の写真を撮りまくる.

<見事な紅葉を眺めながら緩やかな坂道を下る>

■真っ白な木と紅葉
 坂道を降りきると幹が真っ白な木が群生している(11時40分頃).白樺だろうか.木の種類は,私には良く分からないが,周囲の紅葉との対比が何とも言えない美しさである.同行の女性が,
 「うわあ~…綺麗ですね」
と言いながらスマホで写真を撮っている.

<真っ白な木と紅葉>

<木道と紅葉>

■木道が続く
 11時41分,湿地帯の中の木道に入る.木道を歩き出すとすぐに「沼ノ原湿原0.94km,赤池ブナ林トレイル周遊1.24km」の案内杭の前を通過する.
 案内杭から先も暫くの間木道が続く.

 
<沼ノ原湿原0.94kmの案内杭>                    <木道に入る>

■素晴らしい紅葉が続く
 木道道の両側には,息を呑むような素晴らしい紅葉が続く.
 お互いに,
 「綺麗ですね,素晴らしいですね…」
と言いながら随分と沢山の写真を撮る.

<紅葉の森の中を歩く>

■赤い実が見事
 路傍に沢山の赤い実が見事な木が自生している.勿論,私にはこの木が何かは分からないし.この実が食べられるかどうかも全く分からない.ガイドに押してて貰っても,聞いた途端の忘れてしまうのがオチなので,写真を撮るだけに留める・

<赤い実が美しい>


■丸木橋を渡る
 11時54分,小さな丸木橋をわたる.橋の向こうもまだ紅葉が連続する.ススキが群生している.ススキの白い穂が秋の風情を醸し出している.

<ススキの群生地と丸太橋>

■次々に現れる案内杭
 11時56分,地塘のような小さな水たまりの脇を通過する.さらに,小さな橋を渡り,「希望湖2.1km,赤池2.0km」の案内杭の前を通過する.
 12時04分,「沼ノ原湿原周回(ロング)コース」などと書かれている案内杭の前を通過する.
 
<希望湖と赤池の案内杭>                      <沼ノ原湿原の案内杭>

■案内杭「ヌ」
 12時06分,今度は地図と案内杭が立っているところに到着する.案内杭には「ヌ」と表記されている.この「ヌ」で,地図上の自分の位置を正確に知ることができる.
 なお,この案内杭には「希望湖1.okm,赤池2.3km,湿原西トレイル・萬坂峠2.0km」と書いてある.

<案内地図と案内杭「ヌ」>

<沼ノ原湿原駐車場>

■沼ノ原湿原駐車場に到着
 12時08分,坂道を登って沼ノ原湿原駐車場に到着する.
 駐車場には,何台かの車が停まっている.今朝歩き出してから,ここまで全く人に会わなかったが,駐車場には結構人が居る.ということはわざわざ歩かずに自家用車でここを訪れる人が結構居るんだなと納得する.
 ツアーリーダーのKBさんが,
 「ここで,昼食にしましょう…余り遠くへ行かずに,この辺りで昼食を撮って下さい」
と指示する.

<沼ノ原湿原駐車場>

■駐車場に座り込んで昼食
 私は,駐車場の片隅に座り込む.KBさんも私の直ぐ近くに座り込む.
 今朝,宿泊所で支給された弁当を広げる.オニギリが2個,それにちょっとしたネーベン.飲み物はポカリスエットの小さなボトル1本.
 オニギリのお米は,この地方自慢のナントカ米(名前忘れた).適度の粘りけと歯応えがあってとても美味しいお米である.
 私はオニギリを美味しく頂きながら,海外のトレッキングで貰うランチボックスと思わず比較してしまう.
 海外のランチボックスは大抵紙袋にパン,バター,チーズ,リンゴ,みかんなどを放り込んだままと言うのが多い.あるいはトレッキングでは,朝食のときに自分で勝手にパンにチーズやトマトスライスを挟み込んで適当にサンドイッチを作るというのが多い.いずれもデリカシーに欠けているので,私の肌には合わない.その点,オニギリを一つひとつ手で結んでくれた弁当は,何と言っても愛情が籠もっているような気がして嬉しい.
 ツアーリーダーのKBさんがリュックからコッヘルを取り出して,お湯を沸かす.そして,参加者全員にお茶を振る舞ってくれる.
 ”随分と重かったでしょう…

 実に有り難い.

<御弁当はオニギリ2個とおかず少々,それにポカリスエット>
                                    (つづく)
つづきの記事
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信越トレイルの目次
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/6c7399815acf657f2d74b5c98ac275b2

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