
<美濃太田駅で解散>
中山道六十九宿巡り(第12回);第3日目(4);太田駅で解散・帰宅
(五十三次洛遊会)
2012年4月6日(金)~8日(月)
第3日目;2012年4月8日(日) (つづき)
<美濃太田駅で解散>
■閑静な街を抜けてJR美濃太田駅へ
祐泉寺子ども御輿のお囃子を聴きながら,適当な道を選んでJR美濃太田駅に向かう.
人通りがほとんどない閑静な街が続く.国道21号線に突き当たったところで右折して,国道21号線をほんの少し東へ進み,信号太田本町1で左折して駅前の通りに出る.そのまま駅まで直進する.
■美濃太田駅
12時23分,美濃太田駅に到着する.
美濃太田駅の駅舎はビックリするほどモダンである.駅前には「日本昭和村」と大きな字で書いてある塔が建っている.駅前広場はとても広いのにガラ~ンとしている.平素,家の近くの鎌倉駅や大船駅の雑踏を見慣れている私には,このガラ~ンさは少々異様に思えるほどである.
列が多少バラけている.CH市在住の方の姿が見えない.
「何をやっているんだろう・・・」
と,私は内心でイライラし始める.
すると,お一人が,
「○○さんは,すぐそこのお菓子屋に入っていましたよ・・・」
と言う.
「一旦解散の挨拶をしてから買い物をすればいいのに・・・」
と顔には出さないが,内心では不平タラタラである.
<JR美濃太田駅>
■おいしい氷大福
4~5分経ってから,ようやく○○さんが到着する.
○○さんは,大きな紙袋を持っている.
「氷大福,美味しそうだったから買ってきましたよ・・・みんなで分けて下さい・・」
遠慮なく1人1個ずつ頂く.火照った身体には,南東言えない美味しさである.先ほどまでの不満は感謝に変わる.美味しい大福で,不満は吹っ飛んでしまう.感謝,感謝,・・である.
<美味しい氷大福>
■駅前で解散
12時28分,全員が駅前広場に集合する.
リーダーから無事終わった旨の挨拶と,次回,第13回の計画について説明がある.
そして,12時30分,解散.
ある人は,大多線で多治見へ出るという.また別の人は名古屋の知人を訪ねるという.昼食を名古屋で摂るという方々もいる.
<駅前の台湾料理店で昼食>
■台湾料理店「華甲園」に入る
12時35分,私はリーダー達と3人で,美濃太田駅前の台湾料理店「華甲園」という店に入る.もう昼時が過ぎているのに,お店は結構繁盛している.
<華甲園>
■なかなかの優れもの
考えるのが面倒なので定食を注文する.これがなかなかの優れものである.
写真のように,これだけ沢山の品数があるのに値段は僅かに6百ウン十円.安い! ご機嫌である.
ゆっくりと食事した後も,特急電車の時刻まで,大分時間がある.店員にお断りして,暫く,ここで休憩を取る.
<優れものの定食>
<東海道新幹線経由で帰宅>
■ひかりに乗り換えて帰宅
美濃太田14時20分発L特急「ひだ」に乗車する.自由席だが楽に座れる.ただし,3人はバラバラ.
途中の停車駅は岐阜だけ.15時07分に名古屋に到着する.
名古屋で15時24分発「ひかり504」に乗り換える.小田原までノンストップ.16時36分,小田原に到着する.ここで東海道本瀬の電車に乗り舞える.後は何時も丹沢塔ノ岳に登っているときと同じである.
18時30分頃,無事帰宅する.
■第12回の旅も無事終わる
こうして第12回目の中山道の旅も無事終わった.
私としては,今回の中山道の旅で,4月の行事の大きな山をひとつ越えたことになるので,まずは一息である.次の山は,中旬に開催される神奈川美術協会公募展に3枚の水彩画を出展することである.
絵は,いくら納期が迫っても,その気にならなければ掛けるものではない.不承不承画いたり,あるいは油症してやろうなどという邪気を持って画くとろくな絵が画けない.正に絵は画く人の心の中を的確に表すものである.
これから暫くは,私も緊張の日々を送ることになるだろう.
それに・・・
今回の旅行記をブログ記事に纏めるのに,気の遠くなる程の労力が必要かと思うと,いささか憂鬱でもある.
********第3日目の記録*********
<ラップタイム>
8:25 御嵩駅歩き出し
8:42 鬼の首塚
9:18 比衣の一里塚跡(96)
9:46 一本松公園
10:40 大多線踏切
11:04 富士浅間神社
11:07 太田橋
11:20 河合の渡し場跡(11:30まで休憩)
12:02 祐泉寺・元旅籠小松屋(12:06まで見学)
12:08 十六銀行旧太田支店
12:23 JR美濃太田駅
[歩行記録]
■水平歩行距離 11.8km
■累積登攀高度 81m
■累積下降高度 138m
■所要時間
御嵩 発 8:25
美濃太田着 12:23
(所要時間) 3時間58分(3.97h)
水平歩行速度 11.8km/3.97h=2.97km/h
*****3日間の合計*****
1日目 2日目 3日目 合計
■水平歩行距離(km) 19.2 23.4 11.8 54.4
■累積登攀高度(m) 399 630 81 1110
■累積下降高度(m) 386 813 138 1337
■所要時間(h) 7.08 7.67 3.97 18.72
■水平歩行速度 54.4km/18.72h=2.91km/h
(第12回おわり)
[参考資料]
資料1;岸本豊,2007,『新版中山道69次を歩く』信濃毎日新聞社
資料2;今井金吾,1994,『今昔中山道独案内』日本交通公社
資料3;五街道ウォーク事務局,発行年不明,『ちゃんと歩ける中山道六十七宿』
資料4;ウエスト・パブリッシング(編),2008,『中山道を歩く旅』山と渓谷社
「中山道六十九宿」の前回の記事
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/bdd9e1378f6433b8e220901eea2360dd
「中山道六十九宿」の次回の記事
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/8fcd216f9146c75982b8062c0d9fb843
「中山道六十九宿」(第12回)の最初の記事
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/e4a2e85f0dc68f937290bfe8bf6262fe
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