<ペンションサイレントスノー前で集合写真>
[改訂版]歩いて巡る中山道中六十九宿(第9回);第2日目(1);和田峠を目指して
(五十三次洛遊会)
2010年9月11日(土)~13日(月)
※本稿の初出は2010年12月26日である.
初稿の地図の差し替え,本文の加除修正を行った.
第2日目:2010年9月12日(土)
<ルート地図>
■第2日目概要図
水平歩行距離 15.7km
累積登攀高度 594m
累積下降高度 922m
■ペンションサイレントスノーから観音橋(専用車で移動)
※プロフィールマップは右が起点,左が終点
水平移動距離 13.2km
累積登攀高度 166m
累積下降高度 579m
<ペンションサイレントスノーの朝>
■格好良いペンション
朝薄ぐらい内に眼が覚めてしまう.同室の2人は,まだ,就寝中である.暫くの間,ベッドの中でジッとしていたが,静かにジッとしているのが,どうしても我慢できなくなる.そして,6時過ぎにそっとペンションの外へ出てみる.早朝の外気はヒンヤリとしていて実に気持ちがよい.
昨夜は,真っ暗な中,ペンションに到着したので,辺りの様子は全く分からなかったが,周囲は気持ちの良い別荘地帯のようである.なだらかな起伏のあるペンション前の道路を,数分の間,右左に歩いてみる.
外からペンションを眺めると,北欧風の瀟洒な建物である.大きくて急勾配の屋根の途中に,三角屋根がついた窓が並んでいる.建物の中のゴチャゴチャ感とは全く違う趣のある建物である.
<ペンションサイレントスノー>
■別荘地を散策
ペンションの裏手には,広大な敷地の別荘がある.こんもりとした山の上に建物がある.どうやら空き家になっていて,売りに出ているようだ.勿論,貧乏人の私に買えるわけもないし,買っても利用することは殆どないが,それでも,一体幾らするんだろうかと気になる.後でペンションのご主人に伺ってみようかと思っていたが,結局,そんなことはすっかり忘れてしまう.
小一時間,その辺りをブラブラしてからペンションに戻る.
■朝食
7時過ぎに朝食を摂る.大きなお皿にシャケの切り身1切れ,お新香などが並んでいる.それに味噌汁とご飯.ごくありふれた日本食である.
<朝食>
■記念写真
7時50分,ペンション前で全員の記念写真を撮る.ペンションのオーナー夫妻と愛犬も一緒に写真に収まる(記事最初の写真).
<観音橋から歩き出す>
■昨日の出発点へ移動
7時54分,ペンションの自家用車に分乗して,ペンションサイレントスノーを出発する.暫くの間,くねくねと左右に曲がる別荘地内の道路を走る.そして,8時17分,昨日の終着点,観音橋の袂に到着する.
<ペンションサイレントスノーを出発>
■野趣豊かな道が始まる
8時20分,私達は今回の最大の難所である和田峠を目指して歩き出す.
旧中山道の入口は,現在の舗装道路の土手を這い上がったところから始まる.歩き出してすぐに鬱蒼とした森の中,野趣タップリの細道である.
「これは楽しいな・・」
私は自然豊かな道に,最初から大満足である.
ペンションのご主人が,上から目線で,
「・・坂道歩きながら曲がるときには,最初に上半身の向きを変えるんだよ・・」
とトンチンカンな注意をする.
「それ,スキーのときでしょう・・山歩きでそんなことしたら危ないですよ」
と言い返したかったが,大人げないのでヤメる.
歩き始めるとすぐに緩やかで長い登り坂になる.
<野趣豊かな中山道入口>
(つづく)
[加除修正]
2013/8/10 地図の差し替えと本文の加除修正を行った.
「中山道中六十九宿巡り」の前回の記事
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/ae518e2de072e68309998bd469bed33b
「中山道中六十九宿巡り」の次回の記事
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/0cfa3904ab0d9e54612663c5c63d8293
「中山道六十九宿」の索引
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/b0fff7ecf75b54c3f443aa58cfa9424e
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