<ミナトミライのスカイスクレーパー>
中秋の浜;神奈美展(4);会場から浜駅までブラブラ歩き
(山旅スクール5期の皆さん)
2014年11月2日(日) 晴
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http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/aae865caaccf73c2332f711fd0f90d80
<ルート地図>
<慌ただしい最終日>
■少々早めに会場へ
早いもので,今日は神奈美会員展の最終日である.
展覧会開催期間中は,生来おさぼな性分の私も,結局毎日会場に通い詰めたことになる.
さて,今日は山旅スクール5期の同期生が会場にお越しになるという伝聞があったので,何時もより少々早めに会場の県民ホールへ向かう.
受付で来場者名簿を見せていただき,まだ同期生の皆さんが来ていないことを確かめる.
“間に合って良かった!”
今日は3連休の中日.昨日が雨だった影響もあってか,今日はかなり沢山の方々が会場に来られているようである.
11時少し前に,IKさん達が会場に到着する.途中で道に迷った方も居られたが,11時10分頃には全員が揃う.
早速,皆さんに会場を一回りしていただく.皆さん,予想以上に熱心に展示物を見学されるので,案内役の綿も嬉しくなる.会場を一回りした後,隣の会場の写真展も熱心に見学する.
スクールの皆さんが見学する様子は,当然私のデジカメに収めてある.でも,会場の様子は,このブログでも度々収録しているので,今回は冗長になるので省略する.
■青空の下で昼食
会場を一回りしてから,昼食を摂るために6階の英一番館に行ってみる.ところが少々混雑していて,数名の待ち行列ができている.
「どこか外で食べましょう…」
ということになる.
つい,2ヶ月ほど前に,元勤務先のOM先生と一緒に訪れたレストランが気に入っているので,そこを訪れることにする.ここはバイキング形式.自分の好みのものが食べられるところである.
ところが,前回訪れてから,まだ2ヶ月ほどしか経っていないのに,このレストランが何処にあったのか見付けられない.加齢とともに,私の脳味噌が随分と腐ってしまったなと実感する.
「次回の展覧会までに,レストランの場所を復習しておきます…」
ということにする.
成り行きで,日本大通りを関内方面に向かう.
途中の食料品店で,各自適当に弁当を購入する.そして,近くにある浜公園のベンチに座り込んで,ソソクサと昼食である.
青空の下で食事をするのに,何の抵抗もないのが,山歩きをしている人達の特徴だなと思う.内心で,
“山仲間とお付き合いするのは気が楽だな…”
と思う.
食事をしていると,ハトやスズメが近付いてくる.野鳥に餌をやるのは御法度である.でも,首をきょときょとと傾げながら近付いてくるスズメは,余りにも可愛いすぎる.すぐ足元まで来て,こぼれたご飯粒を啄むスズメは追い払う気になれない.
<浜公園で昼食>
<山下公園ブラブラ歩き>
■まずは山下公園へ
浜公園での昼食を終える.
皆さんは,近くの関内駅から帰るのかと思ったら,登山用品を扱っているモンベルとカモシカに立ち寄って浜駅まで歩きましょう…ということになる.歩くのに何の異論もない.
「では,山下公園,桜木町経由で浜駅まで歩きましょう…桜木町までは私が道案内しましょう…」
という成り行きで,まずは先ほど歩いたばかりの日本大通りを山下公園方面に向けて歩き出す.
山下公園の船着場付近には真四角の白い板をつなげた装飾が目を惹く.桟橋付近では沢山の人が行列を作っている.遊覧船かな?,それとも横浜へ向かう渡船かな?
<山下公園の渡船場>
■赤煉瓦倉庫が見える
沢山の若者に混じって高架橋の散策路を北に向かって歩き続ける.やがて前方に赤煉瓦倉庫が見え出す.
歩いている人達の殆どが若者である.私達年配者はちょっと場違いな感じである.でも,まあ,良いかで,若者に混じってそぞろ歩きを楽しむ.
<赤レンガ倉庫が見え出す>
■大賑わいの催し物
赤レンガ倉庫手前の広場に沢山のテントや仮設の建物が建ち並んでいる.物凄い混雑である.どうやら各県のB級グルメ会場のようである.
「しまった~っ…! ここで食事をすれば良かったですね」
こういうのを後の祭りという.
会場入口には長蛇の列ができている.どうやら会場に入るだけで300円也の入場料が掛かるようである.つまり,会場内で1000円の食事をしたら,実質1300円になるということである.
「なんだ…結局,高い食事になるね…」
ということで催し物会場の前を通過する.
<大賑わいの催し物会場>
■オシャレな店が並ぶテラス
赤煉瓦倉庫内を一回りしようかと思う.でも,人混みはイヤだという方が居られるので,赤煉瓦倉庫内に入るのはヤメにする.
赤煉瓦倉庫の前を通過して,大きな跨線橋を渡る.そして,ビル2階の高さに作られたテラス道に入る.
如何にも若者向きと思われるブティックや飲食店が軒を連ねている.ウインドウショッピングだけでも結構楽しい雰囲気である.
<歩道橋を左手へ> <オシャレなお店が連なる>
■鉄道道へ
テラスを辿る道の片側には休憩用の椅子が並んでいる.なかなか良い具合である.
“ここの椅子に座って,ノンビリ食事をするのも悪くないな…”
と思いながら歩く.
やがてテラスの道が終わりになる.テラスから階段を下りると鉄道道(正式な名称は忘れた)が見えてくる.私達は鉄道道を辿って,桜木町方面に向かう予定である.
<休憩用の椅子が並ぶテラス道> <鉄道道が見える>
<みなとみらい地区>
■スカイスクレーパー
桜木町駅に近付くとみなとみらい地区のスカイスクレーパーが良く見えるようになる.とりわけランドマークタワーの巨大さに圧倒される.
相変わらず沢山の方々が散策を楽しんでいる.
“平和って…実に良いな…”
私はこんなことを思いながら歩き続ける.
<みなとみらい地区を散策する>
■日本丸
帆船日本丸の前を通過する.姿形が実に良い船である.ただ,周囲に大きなビルが建ち並んでいるので,日本丸が小さく見えてしまうのが残念である.
船の前の広場に若い人達が沢山集まっている.何か音楽の催し物が開かれているようである.
<日本丸>
■ランドマークタワー
ランドマークタワーに入る.近くの桜木町駅から沢山の観光客がランドマークタワーに向けて歩いている.
タワー内部のショッピングモールを抜ける.
私が現役時代,毎年,この先の某ホールで卒業式が執り行われていた.ここで4年間一緒だった学生とお別れした,嬉しくもあり淋しくもある複雑な気持ちのまま,この辺りを歩いたことを,つい昨日のことのように思い出す.私は在籍中に延べ何百人かのゼミ生と一緒に過ごしている.今でも卒業していったゼミ生全員のことを覚えている.
“彼ら,みんな,元気かな…”
と内心で思いながら,懐かしいモールを通過する.
<ランドマーク,モール街を抜ける> <懐かしいモール街>
<登山用品店をハシゴ>
■登山用品店「モンベル」
私は,ここから先,浜駅までの道順は余りよく分からない.それにモンベルやカモシカが新しい場所に移転したことは聞いているが,新しいお店にはまだ行ったことがない.だから興味津々.
浜芸術館を左手に見ながら,広い通りを東の方向に数分歩いて,モンベルに到着する.
新しいモンベルの店内を一回りしてみる.何も買わないが…
ヘルメット,ストックなどが,ここほんの2~3年の間に,新しいものが随分と出回っているのにビックリする.登山用品も日進月歩である.
<モンベルに到着> <モンベルの店内>
■花一杯のオシャレな道
モンベルから,中央に花壇がある広い道を北へ進む.花一杯のオシャレな道である.素晴らしい!
この道を抜けると,地下鉄の駅や劇場,結婚式場などの施設が建ち並ぶ一方で,これから開発される広大な空き地などが次々に現れる.
<中央に花壇があるオシャレな道>
■登山用品店「カモシカ」
一連の施設がある場所を抜けるとだだっ広い場所になる.やけに長い高架道を渡って,カモシカに到着する.
新しいテンポのカモシカを初めて訪れる.店内を一回りする.私の趣味のひとつは登山.だから色々なものが目に付く.幸いなことに今日は小遣い程度の厳禁しか持っていないので,衝動買いをしなくて済むが,うっかりまとまった厳禁を持っていると,ついつい買ってしまうので用心,用心である.
そう長い距離を歩いたわけではないが,何だか疲れた.店舗2階の休憩所で,無料のコーヒーを馳走になる.同時に同行の方が分けてくれたお菓子を頂戴する.
雑談をしながら,11月10日に,もし天気が良ければ,箱根の屏風山へでも登ろうかという話が出る.秋が深まる時期の箱根も良いだろうなと思う.
<モンベルに到着> <無料のコーヒーを馳走になる>
<浜駅で解散>
■浜駅でお別れ
夕方,浜駅に到着する.ここで解散.
私は,展覧会場に戻ろうか,それもと家に直帰しようかと迷う.でも,絵の搬出は専門業者に依頼済みなので,わざわざ会場に戻ることもなかろう…ということで東海道本線下り電車に乗車する.
車内は結構混雑しているが,何とか座席に座れる.べつに座らなくても苦にはならないが…
大船で自宅近くを通るバスに,丁度間に合う.ギリギリの時間にバスに飛び乗ったので,勿論立ちんぼである.
夕方,17時30分頃,無事帰宅する.
<賑やかな浜駅>
■展覧会は無事終わり
こうして,約1週間の展覧会は無事終わった.あっという間の1週間だった.私は,結局,展覧会場へ日参していたことになる.
会期中に,実に沢山の知人友人に会場までお越し頂いた.
お越し頂いた皆様に,この場を借りて,深甚なる謝意を表する次第である.
次回の展覧会は来年3月下旬,今回と同じ県民ホールが会場である.もう今から,
“今度は何を画こうか…何をテーマにしようか…?”
と迷い始めている.
“何も迷ってまで…シンドイ思いをしてまでも,絵なんか画かなくても良いじゃないか…”
と私の体内に巣喰っているもう一人の私が,私の耳元で囁く.
確かに,もう一人の私が言うことにも一理がある.誰に頼まれたわけでもないのに,何で苦労して絵なんか画いているんだ…!!
”そうだ! そうだ!! 絵なんか止めちゃえ…“
私の体内の魑魅魍魎が合唱している.
“うるさい~っ…!”
私は体内の悪党どもを一喝する.
そう…
私は絵を画くのが楽しいし,絵が生き甲斐の一角を占めていると確信している.どうせ私があの世に旅立てば,ゴミ芥(あくた)のように捨て去られる運命にある作品だが,現に今生きている証しとして,精魂を込めて絵を描き続けたいなと思っている.
まあ,そんなわけで,今日一日も楽しく有意義に過ごせた,
だから,今日も“良かった! 良かった!”で締めくくることにしよう.
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
こうして私の神奈美展は無事終わった.
<ラップタイム>
12:15 県民ホール発
12:40 浜公園(13:10まで昼食)
13:30 山下公園
13:44 催し物会場
13:46 赤煉瓦倉庫前
14:14 鉄道道
14:24 日本丸
14:30 ランドマークタワー
14:37 モンベル(14:50まで)
15:19 カモシカ(15:35まで)
15:57 浜駅
[散策記録]
■歩行距離 5.7km
■累積登攀高度 7m
■累積下降高度 7m
■所要時間(休憩時間込み)
県民ホール発 12:15
浜駅着 15:57
(所要時間) 3時間42分(3.70h)
水平歩行速度 5.7km/3.70h=1.54km/h
(おわり)
「閑話休題」の前回の記事
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/f9c7cfd319c8d3dd89982b22a2be870b
「閑話休題」の次回の記事
(なし)
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