<フラワーセンター大船にて>
アジサイの鎌倉;フラワーセンター・仏行寺・夫婦池を巡る(2)
<フラワーセンター鎌倉>
(山旅スクール5期「鎌倉トレッキング会」定例会)
2011年6月22日(水) (つづき)
■ハナショウブ・アヤメ・カキツバタ
9時30分に大船駅を出発した私たち6人は,途中で鎌倉ブランド野菜市場で道草をしてから,ノンビリマイペースで歩いて,10時02分に神奈川県立フラワーセンター大船に到着する.
少々蒸し暑いが,久々の晴天である.
園内は,結構,多くの客で賑わっている.
どこでも構わないから,足の向くまま園内を歩き始める.歩き始めてまず目に止まったのが,ハナショウブ,アヤメとカキツバタの花畑である.
花畑の入口に,ハナショウブ,アヤメ,カキツバタの違いを説明した案内板が立っている.この案内板を読んだ直後は,それぞれの違いが分かったような記がしたが,ほんの2~3歩歩く内に,全部忘れてしまう.
「まあ,・・・いいや.同じようなものだ・・・・・」
花のことは,何度聞いても覚えられない私は,端から覚える気がない.どっちにしても,薄紫色の花は,何となく日本独特の色彩をしているような気がする.とにかく綺麗で見事である.
■見事なユリの群生
ハナショウブ畠に並行して沢山のユリが植えられている.白色,黄色,薄紫のユリが実に見事である.長い時間,ユリの写真と撮り続ける.
■芝生を横切って温室へ
色々な花を見ながら,温室の方へ向かう.
花の名前が覚えられない私には,様々な色,形の綺麗な花が沢山咲いているとしか説明できないのがもどかしい.
温室に入る.何時もならば,温室に入った途端に,熱気と湿気でムッとするが,今日は,温室の外と,内とで,温度や湿度にそれほどの差が感じられない.それだけ,外気が暑いということだろう.
温室に入ると,まず植物の猛々しさ,濃くて刺激的な色彩の花が多いのに驚かされる.
例によって,それぞれの花の名前は分からないし,覚える気もない.ただ,頭上高く熟したバナナが実っているのが印象的である.
■池の畔でトマトを食べて一休み
温室を30分ほど掛けて一回りしてから,池の畔で一休みする.
ノシイカさんから,先ほど鎌倉ブランド野菜売り場で購入したトマトが振る舞われる.やっぱり熟してから採取したトマトは,味がとても濃厚で美味しい.
■催し物見学
一休みした後,催し物の会場を覗いてみる.
まずは「百合の切り花展」.さまざまな種類のユリが展示されている.色も形もいろいろ.丹精を込めて栽培していることがうかがい知れる.
次いで「欄展」を見学する.私には花のことは全く分からないが,一口にランといっても,こんなに多種多様だとは想像すらしていなかった.
係員から投票用紙を渡される.気に入った順に1番から3番まで書けという.書いたらランのパンフレットが貰えるというので,適当に順番を付けて投票する.
引き替えに頂戴したパンフレットは,何のことはない.ランのPR資料だった.
■木陰で昼食
花を見ている内に,またたくまに時間が過ぎてしまう.気がつくともう12時間近である.
本当は,午前中にもう少し先まで行きたかったが,そうはいっても絶対に行かなければ駄目だという所もないので,予定を変更してフラワーセンターで昼食を摂ることにする.
催し物会場近くのベンチに陣取って,野菜漬物さん他主婦の方々が持参したネーベンが並べられる.一番楽しいときである.
一同,遠慮なく野菜漬物さんの手料理を賞味させて頂く.
食事をしながら,つい数日前にインカトレイルを踏破してマチュピチュに入るコースを堪能してきたばかりのノシイカさんから土産話を伺う.
昼食を終えて,12時41分にフラワーセンターを出発する.
(つづく)
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