中高年の山旅三昧(その2)

■登山遍歴と鎌倉散策の記録■
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急性胃炎闘病記(3)

2009年10月21日 19時58分53秒 | 閑話休題:日々雑感
2009年10月21日(水)
 発症してから4日目を迎える.
 激しい痛みはなくなったが,腹部全体に筋肉痛のような痛みが残っている.ジッとしているときはいいのだが,少し体を動かすと,下腹部全体にバンテリンで塗りたくりたくなるような痛みが走る.
 食欲も全くない.
 3食ともに,食べたような食べないような状態で過ごす.
 少しは食べなければいけないなと,分かってはいるものの,現実には,食パン半枚が限度.栄養のバランスなど考えていられない.
 こんな状態が,あと数日は続くようだが,憂鬱である.
 良質なタンパク質をもう少し食べないといけないなと思うが,牛乳少々を飲むに止まる.

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 思い返せば,発症した前日,10月17日の暴飲暴食がいけなかった.当日は五十三次洛遊会主催,第2回中山道六十九宿歩きが行われた.東海道五十三次で苦楽をともにした仲間達との定期的な催しは,私にとっても,とても懐かしいし,嬉しい.ついつい意識が高揚してしまう.
 この日はJR浦和駅からJR上尾駅まで歩いた.出発当初の様子は,このブログでも紹介したが,その後,私の急病で記録を整理するのが途絶えている.
 さて,当日.私は,例によって十分に時間の余裕をとって家を出た.
 思い返すと,その後の暴飲暴食が凄かった.
 朝食はいつもの通りトースト,目玉焼きなどですます.
 まずは大船駅前でコーヒーを1杯.ただコーヒーを1日に数杯も飲みつづけて,胃粘膜を荒らしたことがあるので,今は1日2杯と決めてはいるが・・・
 電車に乗る前に炭酸飲料1本を購入.これで喉の渇きを癒すつもりである.
 昼食用に,大船駅構内のコンビニでオニギリ2個を購入する.
 予定通り蕨駅に到着する.駅のコンコースに美味しそうなパンが並んでいる.そこで,クリームパンを1個買いたす.
 歩き始めると,同行者から次々に差し入れがある.飴,煎餅など様々な嗜好品を次から次へと頂戴する.両手の平一杯になるほどの量である.頂戴したものをポケットに入れて,少しずつ取り出して食べ続ける.で,結局全部食べてしまう.
 大船駅で購入した炭酸飲料もたちまちの内に無くなってしまう.そこで,また1本,炭酸飲料を買い足す.
 やがて,昼食.私は野菜天丼を注文する.食べ始めると,いつもよりも箸が進まないのに気がつく.けちな性分の私は,少々無理をして全部食べてしまう.
 その後,何時までも胸がつかえたような嫌な気分が残る.
 「ちょっと食べ過ぎたな・・」
と周囲にも漏らしたが,この時点で,すでに私の胃は悲鳴を上げていたに違いない.
 途中で,2本目の炭酸飲料を飲み干す.仕方がないので,もう1本購入.
 上尾駅に到着する.ちょっとお茶をしようと言うことになる.そこで,またもやホットコーヒを賞味する.
 帰宅後,夕食.ごく普通のおでん.ご飯の代わりに,今朝方,コンビにて購入したオニギリ2個と,蕨駅で買ったクリームパンを食べる.

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 さて,これで急性胃炎になるお膳立てはすべて揃った.
 第1に,アルコールこそ飲んでいないが,胃に刺激を与えるコーヒーや炭酸飲料を過剰に摂取している.
 第2に,絶え間なく菓子類を食べ続けて胃に負担をかけている.
 第3に,そんな胃の状態にもかかわらず.脂気が極めて多い丼ものを,お腹が一杯だと言っているのに無理をして,全部食べてしまった.
 第4に,朝購入した賞味期限切れのオニギリやパンを夕食で食べた.

 この4要因のどれが直接的な引き金になったかは分からないが,とににかく翌日の日曜日夜明けに猛烈な痛みを伴う急性胃炎を発症した.
 まさに自業自得.
 その結果,いくらか小康状態になりつつあるとはいえ,今日1日も,どこへも出られずに,家でゴロゴロしていることになる.
                        (つづく)
[加除修正]
2009/11/19(木) 転換ミス数カ所訂正
 

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