中高年の山旅三昧(その2)

■登山遍歴と鎌倉散策の記録■
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秋の鎌倉;桔梗山・大仏切通・月影地蔵・日蓮袈裟懸松・七里ヶ浜縦走(前編)

2020年10月02日 05時35分38秒 | 鎌倉あれこれ

                 <大仏切通>

  秋の鎌倉;桔梗山・大仏切通・月影地蔵・日蓮袈裟懸松・七里ヶ浜縦走(前編) 
              (独りウォーキング)
            2020年10月1日(木) 晴
<ルート地図>


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<梶原から桔梗山グリーンハイツへ>

■少し早めに歩き出す
 月日が経つのは早いもので今日はもう9月の終わり。明日からは10月だ。
 今年はコロナ、コロナで”あっ”と言う間に半年ほど過ぎてしまった。その間、自宅のある鎌倉にほとんど籠もりっきりで、近場の藤沢まで数回、横浜まで1回しか出ていない。世間は"go to"で急速に盛り上がっているようだが、まだ長い間電車やバスに乗る勇気がなくて、ほとんど毎日をただ歩くだけで過ごしている。でも、10月になると、すぐに私が所属する絵の会の会員展や、東京での対面授業がはじまる。そんなわけで、もっぱら歩きで過ごした9月のフィナーレにふさわしく、今日は2万歩を目指して、あちこち歩き回るつもりである。
 いつもの通り、午前中のお勉強を少し早く切り上げて、11時15分に鎌倉中央公園清水塚口から歩き出す。
 今日は梶原でちょっとした用件があるので、鎌倉中央公園には入らずに、11時19分、山の上ロータリーを通過し、ちょっと急な坂道を下って、11時24分、バス停梶原に到着する。

<住宅地を梶原へ>

■グリーンハイツへ
 梶原の三叉路を左折する。
 11時32分、バス停東梶原付近で右折して、桔梗山グリーンハイツへ抜ける小径に入る。

<小径に入りグリーンハイツへ>

■グリーンハイツを横断
 ちょっと長い階段を登って、グリーンハイツに入る。桔梗山の山麓に沢山の集合住宅が散在している。
 緑豊かなすばらしい環境の住宅地である。

<グリーンハイツの中を通る>

■大久保公園
 11時42分、グリーンハイツの一番高いところにある大久保公園に到着する。大久保公園の入口に咲く彼岸花が美しい。
 夏草が繁茂する公園を横断して、公園の一番高いところから山道に入る。

<大久保公園>

<大仏ハイキングコース>

■馬が荒らしている
 大仏ハイキングコースに向かう山道を登る。
 途中、馬が歩いたために、道がえらく荒れているところがあり、なんだか悲しくなる。軟弱な土道を体重が重い馬が歩いたら荒れてしまうのは当たり前。
 ”どうして、こんな狭いところに馬が入って荒らしてしまうんだろう。”

<荒れた道に悲しくなる>

■大仏ハイキングコースに合流
 11時50分、大仏ハイキングコースに合流する。途端に道幅が広くなり、路面の状態も格段に良くなる。
 ちょっと、”ホッ”とした気分になって、大仏方面へゆっくり歩く。大仏ハイキングコースは、鎌倉でも有名なところ。そのためか、大仏ハイキングコースに入った途端に、ときどきハイカーとすれ違うようになる。

<大仏ハイキングコースに合流>

■レストラン「樹」
 12時01分、空中レストラン「樹」の前を通過する。
 もうかれこれ10年ほど前に、山歩きの皆さんと一緒に、ここでビールを飲みながら一休みしたことがある。あの頃は、皆、ずいぶんと元気だったなあ・・・
 そんなことを回想しながら通過する。

<レストラン「樹」入口>

■また馬が荒らしている
 心地よい緑陰の道を気分良く歩く。小さな上り下りが連続する。つい先日の雨のために、路面はまだ十分に乾いていない。
 残念なのは、ここでも馬がずいぶんと荒らしている。別に馬に恨みがあるわけではないが、道を荒らさないように歩いてもらいたいと思うだけ・・・ 

<馬が道を荒らしている>

■一向堂公園へ下山
 12時11分、大仏ハイキングコース終点近くの三叉路に到着する。普通はこの三叉路を左折して大仏方面へ向かうが、私はここで右折する。
 また道幅が狭くて少し荒れた下り坂になる。
 12時13分、一向堂公園に下山する。

<一向堂公園に下山>

■公園の柵と掲示
 一向堂公園入口にこんな柵と掲示があった。
 まず柵。人間が通れても馬は通れない幅だけが開いている柵だ。なるほど!
 それに掲示には、「公園内に犬や馬を連れてくるのはやめましょう!」と書いてある。


<一向堂公園入口>

<大仏切通を経由して火の見下へ>

■大仏切通に入る
 住宅街の縁を回るようにして、12時18分、大仏切通に入る。切通の道に突き当たると「高徳院 火の見下」の案内杭が立っている。今回は、杭の前で左折して火の見下方面へ向かう。

<大仏切通に突き当たる>

■難所を連想させる切通
 しばらくはのどかな水平道が続くが、やがて急な下り坂になる。
 道の両側は、切り立った断崖、その間を巨石がごろごろと転がっている急な下り坂が続く。
 ”昔の姫様はこんなところを通ったのか・・・”
と昔の旅が忍ばれる。

<深い谷間を荒れた道が通る>

■やぐら群
 急な下り坂を下りると、進行方向右手の小高いところにいくつかの「やぐら」が見える。大仏坂やぐら群である。どの「やぐら」もかなり大きくて立派。ただ、「やぐら」の中には何もない。
 崖の上の森から、コジュケイのけたたましい啼き声が、谷間にこだましながら聞こえてくる。

<大仏坂やぐら群>

■切通から住宅地へ
 12時27分、大仏切通から外の住宅地へ出る。
 ここの切通入口にも、馬が通れない柵が作られている。柵には「史跡を損壊させると処罰される」という趣旨の案内が取り付けられている。
 私の個人的感想では、大仏ハイキングコースや常磐緑地も、ここと同じように大切にしてもらいたいなと、つくづく思う。

<大仏切通入口>

■ややこしい小径
 切通から外へ出ると、こんなところ通っていいのかなと戸惑う民家の軒下を抜けて、いくつかの枝道を合流しながら、道なりに進む。
 ”さて、火の見下へ出てからどこへ行こうか・・・”

<ややこしい小径>

■バス停火の見下
 12時29分、バス停火の見下に到着する。
 ”さて、これからどうしよう・・・どこへ行こうかな・・・”
 私はバス停の前で経ったまま、真剣に迷う。

<バス停火の見下に到着>
                             (中編に続く)
中編の記事
  ↓
https://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/bd39c39d727737d0fb89cd219c152ad7

「鎌倉あれこれ」の前回の記事
https://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/76c70a447fa3b0eb4c79e0615516bd14

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