<大仏切通>
秋の鎌倉;桔梗山・大仏切通・月影地蔵・日蓮袈裟懸松・七里ヶ浜縦走(前編)
(独りウォーキング)
2020年10月1日(木) 晴
<ルート地図>
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<梶原から桔梗山グリーンハイツへ>
■少し早めに歩き出す
月日が経つのは早いもので今日はもう9月の終わり。明日からは10月だ。
今年はコロナ、コロナで”あっ”と言う間に半年ほど過ぎてしまった。その間、自宅のある鎌倉にほとんど籠もりっきりで、近場の藤沢まで数回、横浜まで1回しか出ていない。世間は"go to"で急速に盛り上がっているようだが、まだ長い間電車やバスに乗る勇気がなくて、ほとんど毎日をただ歩くだけで過ごしている。でも、10月になると、すぐに私が所属する絵の会の会員展や、東京での対面授業がはじまる。そんなわけで、もっぱら歩きで過ごした9月のフィナーレにふさわしく、今日は2万歩を目指して、あちこち歩き回るつもりである。
いつもの通り、午前中のお勉強を少し早く切り上げて、11時15分に鎌倉中央公園清水塚口から歩き出す。
今日は梶原でちょっとした用件があるので、鎌倉中央公園には入らずに、11時19分、山の上ロータリーを通過し、ちょっと急な坂道を下って、11時24分、バス停梶原に到着する。
<住宅地を梶原へ>
■グリーンハイツへ
梶原の三叉路を左折する。
11時32分、バス停東梶原付近で右折して、桔梗山グリーンハイツへ抜ける小径に入る。
<小径に入りグリーンハイツへ>
■グリーンハイツを横断
ちょっと長い階段を登って、グリーンハイツに入る。桔梗山の山麓に沢山の集合住宅が散在している。
緑豊かなすばらしい環境の住宅地である。
<グリーンハイツの中を通る>
■大久保公園
11時42分、グリーンハイツの一番高いところにある大久保公園に到着する。大久保公園の入口に咲く彼岸花が美しい。
夏草が繁茂する公園を横断して、公園の一番高いところから山道に入る。
<大久保公園>
<大仏ハイキングコース>
■馬が荒らしている
大仏ハイキングコースに向かう山道を登る。
途中、馬が歩いたために、道がえらく荒れているところがあり、なんだか悲しくなる。軟弱な土道を体重が重い馬が歩いたら荒れてしまうのは当たり前。
”どうして、こんな狭いところに馬が入って荒らしてしまうんだろう。”
<荒れた道に悲しくなる>
■大仏ハイキングコースに合流
11時50分、大仏ハイキングコースに合流する。途端に道幅が広くなり、路面の状態も格段に良くなる。
ちょっと、”ホッ”とした気分になって、大仏方面へゆっくり歩く。大仏ハイキングコースは、鎌倉でも有名なところ。そのためか、大仏ハイキングコースに入った途端に、ときどきハイカーとすれ違うようになる。
<大仏ハイキングコースに合流>
■レストラン「樹」
12時01分、空中レストラン「樹」の前を通過する。
もうかれこれ10年ほど前に、山歩きの皆さんと一緒に、ここでビールを飲みながら一休みしたことがある。あの頃は、皆、ずいぶんと元気だったなあ・・・
そんなことを回想しながら通過する。
<レストラン「樹」入口>
■また馬が荒らしている
心地よい緑陰の道を気分良く歩く。小さな上り下りが連続する。つい先日の雨のために、路面はまだ十分に乾いていない。
残念なのは、ここでも馬がずいぶんと荒らしている。別に馬に恨みがあるわけではないが、道を荒らさないように歩いてもらいたいと思うだけ・・・
<馬が道を荒らしている>
■一向堂公園へ下山
12時11分、大仏ハイキングコース終点近くの三叉路に到着する。普通はこの三叉路を左折して大仏方面へ向かうが、私はここで右折する。
また道幅が狭くて少し荒れた下り坂になる。
12時13分、一向堂公園に下山する。
<一向堂公園に下山>
■公園の柵と掲示
一向堂公園入口にこんな柵と掲示があった。
まず柵。人間が通れても馬は通れない幅だけが開いている柵だ。なるほど!
それに掲示には、「公園内に犬や馬を連れてくるのはやめましょう!」と書いてある。
<一向堂公園入口>
<大仏切通を経由して火の見下へ>
■大仏切通に入る
住宅街の縁を回るようにして、12時18分、大仏切通に入る。切通の道に突き当たると「高徳院 火の見下」の案内杭が立っている。今回は、杭の前で左折して火の見下方面へ向かう。
<大仏切通に突き当たる>
■難所を連想させる切通
しばらくはのどかな水平道が続くが、やがて急な下り坂になる。
道の両側は、切り立った断崖、その間を巨石がごろごろと転がっている急な下り坂が続く。
”昔の姫様はこんなところを通ったのか・・・”
と昔の旅が忍ばれる。
<深い谷間を荒れた道が通る>
■やぐら群
急な下り坂を下りると、進行方向右手の小高いところにいくつかの「やぐら」が見える。大仏坂やぐら群である。どの「やぐら」もかなり大きくて立派。ただ、「やぐら」の中には何もない。
崖の上の森から、コジュケイのけたたましい啼き声が、谷間にこだましながら聞こえてくる。
<大仏坂やぐら群>
■切通から住宅地へ
12時27分、大仏切通から外の住宅地へ出る。
ここの切通入口にも、馬が通れない柵が作られている。柵には「史跡を損壊させると処罰される」という趣旨の案内が取り付けられている。
私の個人的感想では、大仏ハイキングコースや常磐緑地も、ここと同じように大切にしてもらいたいなと、つくづく思う。
<大仏切通入口>
■ややこしい小径
切通から外へ出ると、こんなところ通っていいのかなと戸惑う民家の軒下を抜けて、いくつかの枝道を合流しながら、道なりに進む。
”さて、火の見下へ出てからどこへ行こうか・・・”
<ややこしい小径>
■バス停火の見下
12時29分、バス停火の見下に到着する。
”さて、これからどうしよう・・・どこへ行こうかな・・・”
私はバス停の前で経ったまま、真剣に迷う。
<バス停火の見下に到着>
(中編に続く)
中編の記事
↓
https://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/bd39c39d727737d0fb89cd219c152ad7
「鎌倉あれこれ」の前回の記事
https://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/76c70a447fa3b0eb4c79e0615516bd14
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