<鎌倉中央公園外周ルート>
鎌倉の秘境:鎌倉中央公園の外周を一回り
2008年1月30日(水)
所用があって午前中は忙しかった。
午後から,鎌倉中央公園の外周を一回りした。あまり人が訪れない近場の秘境である。
鎌倉中央公園バス停の前から,山崎口の方にブラブラと歩く。公園近在の方がチラホラと散策している。一旦,山崎口を出て,獅子岩の裏手にある空き地まで進む。この空き地の山側に,微かな踏み跡がある。この踏み跡を辿ると,東側の尾根沿いのトラバース道になる。途中,倒木があるが,これを跨いで先へ進む。
間もなく尾根道に出る。尾根にはやや広い散策道が通っている。ここから,東側を望むと冬枯れの樹木の間から,山崎の住宅地や六国見山が見渡せる。
<鎌倉中央公園東尾根から山崎の住宅地が見える> <虎ロープが下がる急な下り坂>
尾根道を大船方面に,ほんの少し下ると,すぐに右側に踏み跡がある。この踏み跡を辿ると急傾斜の下り坂になる。一部にはトラロープが取り付けられているが,このロープはあまり頼らずに,下り坂を降りる。すると,鎌倉中央公園の東側の谷戸に降り立つ。
<鎌倉中央公園東隣の谷戸:谷戸の池のある谷戸の西側の谷戸>
<谷戸の奥の竹林:ここは個人所有の土地のようなので入らないこと>
まず,谷戸から道なりに下ると,某有名な方の屋敷の脇を通って,山崎小学校の近くに出る。ここから,「谷戸の池」に通じる谷戸を遡ると,北鎌倉と山ノ内配水場を結ぶ尾根道に出る。山ノ内配水場から梶原住宅地の縁を通って,鎌倉中央公園東口に至る。
次ぎに,逆に道なりに谷戸を遡ると,畠の脇を進む藪道になるが,やがてこの藪道も途絶える。ここから小川を越えて,踏み跡を辿ると,やがて竹林の中に入り込む。この辺りは,個人所有の土地に違いないので,兎に角,ここを迂回しながら進むと,再び,鎌倉中央公園東側の尾根道に飛びだす。そのまま,尾根道を北進すると,鎌倉中央公園東口に到着する。
<鎌倉中央公園東尾根の散策路>
定番のハイキングコースに飽きた方には,こんなコースも野趣があって良いかなと思う。
(おわり)