＜大倉のヒル対策案内＞
閑話休題：ヒルとボヤッキー
このブログでは，１回に投稿できる文字数の上限が10,000字である．
実際に口に出して話をするときは，さすがの私も「おしゃべり」という訳ではないが，キーボードの前に座ると，ついつい「おしゃべり」になってしまう．
毎日，朝の内の3時間程度，パソコンの前に座って，ブログの記事を書くが，すぐに上限の10,000文字に達してしまう．そんなわけで，暫く[編集後記]の形で“ぼやき”を書き綴っていたが，ここ数日は，この編集後記を記述する余裕もない．・・で，ここ数日，やむを得ずカットした[編集後記]の記事を，纏めてブログに投稿することにしよう．
ちなみに，今日のこの記事の文字数は，約7,100字である．
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それにしても，何だ？ この寝ぼけタイトルは！
まあ，良いじゃないですか．たまには，こんなへんてこなタイトルでも・・
丹沢のヒル
・・・で，まあ，まずは丹沢のヒルである．
9月17日（金），私は塔ノ岳を目指した．このときの様子は，すでに下記のブログ記事で，ヒル談義以外は紹介済みである．この記事の中で，ヒルの話は別途ということにしていたので，今回，このヒル話を披露することにしたい．
あの日，韋駄天のＴさんから，大倉尾根でヒルに食われたという話を伺った．Ｔさんは，すでに2000回近く，大倉尾根を往復している．その間に2回，ヒルに取り付かれたという．いずれも雨の日．
また，昨年辺りまで頻繁に大倉尾根を登っていた伝説のＭさんも2000回以上大倉尾根を往復していたが，Ｍさんは，その間，一度もヒルに会ったことはないという．かく言う私も，お二人には到底及ばないが，かれこれ500～600回ほど，大倉尾根を往復しているが，一度もヒルに会ったことはない．
統計的には余り意味のない数値かもしれないが，3人の登頂回数を合算すると約4500回．その内，ヒルに出会った回数は2回．つまり，大倉尾根でヒルに会う確率は約4500分の1ということになる．
このことからも，安易に草むらで腰を下ろしたり，雨の日に歩かなければ，まずはヒルの被害に遭うことはないといえよう．実際の所，山登りで本当に怖いのはヒルなどではなく，スズメバチ，次いで怖いのがマムシなどの毒蛇，さらにクマだと思う．ヒルは食われた跡から派手に血が流れるので見た目は怖いが，命に別状があるわけでもないので，まだマシかもしれない．
それはともかく，最近，バス停大倉近くの待合室に，ヒル対策用の塩が置かれているので，ヒルが怖い方は，この塩を利用させて戴いたらよいと思う．
塩の側には「ヒル対策」の丁寧な解説文が掲示されているので，参考になると思う．
このときの丹沢：塔ノ岳の記事
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/7efa28afab58d21d67848acda75ccad8
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２０１０年９月２２日（水） 真夏日
今年は何時まで経っても暑い．明日から天気が崩れるのが分かっているので，猛暑日を覚悟して丹沢塔ノ岳を往復した．暑いのなんのって・・こんな日に丹沢になど出掛けるのは，どうかしていると自分でも思う．登頂記録は，すでにこのブログに掲載済みである．
丹沢：塔ノ岳の記事
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/6f45907d90c3d0f759d6bb26ad602a8e
２０１０年９月２３日（木），秋分の日，冷たい雨
朝から冷たい雨．真夏日の機能から一転して底冷えのする寒い一日．終日愚図ついた天気が続く．
本来暇なはずの私には，あれこれとしなければならないことが山積していて頭を悩まされる．朝の内に．浅間と小諸の資料集めに翻弄される．
頭の中では，ロッキー山脈紀行や中山道中のブログ記事も纏めたいが，同時に中山道中の塩尻宿から先の地図作りもしなければならないし，秋の展覧会向けの絵も描きたい．あれこれしたいことが山積していて頭を悩ます．さらには，このところ毎日のように，やたらとメールを送ってくる方がいる．メールのお返事が貯まってしまい，返信を書くのを，半分，サジを投げ状態．
そろそと床屋へも行きたいが，面倒だ．
うんにゃ・・・どうにでもなれで，一日が終わる．
２０１０年９月２４日（金） 冷たい雨
今日も雨．まだ2日間しか雨は続いていないが，もう雨には飽きてしまう．
午前中，受信メールの処理をしている内に，瞬く間に過ぎてしまう．何と1日が短いこと．こんなに短いと，すぐにあの世行きだよ．まあ・・毎日が楽しければ，それでも良いか．
10月初旬の浅間行の準備を始める．携帯メールを使って，参加予定者にいろいろと諮るが，なかなかシッカリ読んでくれないので，ピント外れの回答が多い，
「俺れ～ゃ・・旅行社じゃネェゾ，シッカリ答えてくれなきゃぁ，，途中で放り投げるぞ・・」
と向かっ腹を立てる・・・が，深呼吸をして，根気よく準備を進める．
脂汗を流して準備していると，心配していたとおりに例のドタキャンさんから，ドタキャンの連絡がある．予想していたとはいえ，
「・・キャンセル料払えば，それで済むのかよ・・一度，自分で計画を立て見ろよ．そうすりゃ～ぁ・・ちったあ，こっちの苦労も分かるだろ！」
と心の中で悪態をつく．でも，時間が経つにつれて，悪態をつきたくなる気持ちも治まってくる．
その内に，ロッキー山脈に同行した仲間からのメールが着信する．その対応のために気分が乱される．
「・・大した用事でもないのに，そう頻繁にメールをよこすなよ・・いちいち返信はできないよ・・」
これまでも，婉曲に頻繁なメールを控えるようにお願いしているのだが，一向に通じないようである．でも，まあ，いいか！
こんなことをしている内に，早々と金曜日も終わろうとしている．
テレビの「鳥人間コンテスト」を見ている内に眠くなる．
２０１０年９月２５日（土） 雨後晴れ
早朝，晴れていれば塔ノ岳へ登るつもりだったが，ザーザー降りの雨．やめた．午後から晴れてくるが，時既に遅い．
それで，2年ぶりぐらいに，横浜関内の関東学院で開催された経営ネットワーク研究会に出席する．参加者は10数名．暫く出席していないうちに，知らない顔が大分増えている．正に今浦島の状態．
発表者は，会社の元同僚で今は某大学の教授をしているＹさんと，某銀行のＭさん．お二人とも発表態度が真摯で好感が持てるが，これからの研究の方向付けが大変だろうなという印象を受ける．
もっとも，私は現役を去ってから幾星霜，もはや過去の人間である．したがって，私の感想などクソの役にも立たないだろう．
研究発表を伺ったり，旧知の研究者や実務家と雑談をたりしている内に，私の心の中で熱く燃えてくるものがあるのに気がつく．成り行きで，最初は欠席する予定だった懇親会にも出席してしまう．
懇親会の式次第は，私の教え子である某大学の講師，Ａさんが取り仕切っている．出席者の中で，私が最高年齢のためか，私に乾杯の音頭を取れと突然言い出す．
「・・（馬鹿者！[ここは心の中だけで叫ぶ]）そんなことを言うんなら，もう出席しないぞ・・」
と悪態をついてから，仕方なく乾杯の音頭を取る．
この悪態は本音である．いつまでも老体が幅を利かせているような学会はろくな学会ではない．若手が先頭を切って研究を進めなければダメだというのが持論である．
とはいえ，久々にお会いした仲間との懇談は楽しかった．飲めない酒もついつい度を超した．
19時過ぎに帰宅したが，久々に興奮したので草臥れてしまう．明日はＡＲＥＮＡオフミの定例会で，奥武蔵の和田山と物見山をハイキングする予定である．何となく行きたくない．
「・・疲れちゃったんで，明日はお休みするかも知れません・・」
とＡＲＥＮＡオフミの幹事にメールする．
２０１０年９月２６日（日） 晴
早朝４時．スッキリと目覚める．良い天気になりそうである．それならば，ＡＲＥＮＡオフミに参加しよう．昨夜の，
「お休みするかも知れません」
の弱音はどこかへ飛んだ．そして，彼岸花を愛でながらの軽ハイキングを楽しんだ（すでにこのブログに掲載済み）．
帰途，電車の中で，同行者から，
「ＦＨさんは，体中，どこも悪いところないでしょう・・」
とからかわれる．
「飛んでもない，そりゃ～・・その，普通の人間ドッグでは引っかかる項目はないので，常用の飲み薬などないけど・・・去年，急性胃炎を患ってから，脚力がなかなか元通りには戻らないんですよ・・」
と弱音を吐く（これ本音）．
ＡＲＥＮＡオフミの記事
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/58d5856496472369415cd965ac4be1b6
２０１０年９月２７日（月） 雨
10月2日～3日の山旅スクール5期同窓生5名を浅間山へ案内する計画の最終案を纏めている内に，1日が瞬く間に過ぎてしまう．
登山計画を纏めるのは実にシンドイ．まあ，好きでやっているんだから，文句を言えた義理ではないが，どうも主婦の方々は，自分の旦那にあれこれ言うのと同じ感覚で，赤の他人である私にいろいろ頼ってくる．私が「ホリデー信州」という切符を使うと言うと，
「そういうこと教えてくれなければ分からないよ・・」
とほざく．
「・・そんなこと，自分で調べろよ・・（ＪＲの切符のことまで，俺に聞くなよ，俺，駅員じゃないよ）」
※もっとも，この切符．有効期間が１日なので，今回は使えない．
この辺りの男性と女性の微妙な差が気になってくる．こんなこと言うと嫌われるかも知れないが，おばさん達とのお付き合いは，いろいろと頼ってくるので面倒臭い．
２０１０年９月２８日（火） 雨後曇
そろそろ塔ノ岳へ登りたくなるが，今日はあいにく天気が悪い．まあ，明日は天気が回復しそうなので，今日の所は我慢しておこう．
生来，気分屋の私は，ここ2～3週の間，水彩画から全く遠ざかっていたが，今日になって，突然，絵が描きたくなる．そこで，久々にイーゼルをセットして，20号の画用紙をセットする・・・が，さて何を描くかが，なかなか定まらない．その内に，考えるのが嫌になり，折角セットした画用紙を放り出してしまう．
こうなったら，ブラブラと大船へでも出掛けて，コーヒーでも飲んでくるか・・・で，雨が上がったビショビショ道をブラブラと大船まで出掛ける．
ひょっとしたら，本郷台に住んでいる塔ノ岳のご常連，Ｓさんがブラブラしているかなと思ったが，そんなに都合良くいるわけがない．ヤマダ電気でパソコンやらデジカメやらを眺めている内に，
「・・一体，俺は何をやっているんだろう・・」
と正気に返る．
今にも雨が降り出しそうである．私はコーヒーをやめて，バスに乗って帰宅する．
家に帰ると，丁度，テレビ「水戸黄門」が始まる．惰性で見てしまう．
そういえば，何時も屋根の下で昼寝をしている隣の三毛ネコが，この頃姿を見せない．何処へ行っているんだろう．気になってくる．
さて，ところで，俺は老いらくの貴重な今日一日，一体何をやっていたんだろう．
ぐうたらの毎日が，つくづく勿体ない，勿体ない．
（つづく）
「閑話休題」の前回の記事
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「閑話休題」の次回の記事
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（ぼやきおわり）
