中高年の山旅三昧(その2)

■登山遍歴と鎌倉散策の記録■
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箱根:冠ヶ岳・神山・駒ヶ岳縦走(2)

2006年10月02日 09時08分29秒 | 関東・伊豆箱根・上信越
箱根:冠ヶ岳・神山・駒ヶ根縦走(2)
(湘南カラビナ隊)
2006年9月23日(木)

※下記のブログ,
http://ameblo.jp/flower-hill
もご覧ください。

(つづき)
 冠ヶ岳を往復した私達は,11時51分に分岐点に戻り,神山に向かった。途中から木々の間から,神山の山頂がチラチラと見える。かなり高い。誰かが,
 「あそこまで登るんですか~ぁ・・・」
とため息をつく。
 「たいしたことないですよ・・・山頂まで立木が生えているので,木の高さだけ山が高く見えるんですよ」
と言い訳とも慰めともつかないことを,ついつい言ってしまう。
 坂道を10分余り登って,12時03分に神山山頂(標高1425m)に到着する。標準所要時間は15分,そこをのんびり歩いて12分で登ったのだから,さすがに湘南カラビナ隊の連中は足が強い。
 神山山頂からほんの少し北に出ると小さな広場がある。そこからは小田原方面の眺望が開けるのだが,今日は残念ながら雲に被われていて何も見えない。
 軽く食事を摂ってから,12時30分に神山山頂を出発する。ここから防ヶ沢分岐までが,このルートのハイライトである。しばらくなだらかな道を下ると次第に急坂になる。滑りやすい大きな石がゴロゴロと転がる急坂を,一歩一歩注意しながら下り続ける。石の下り坂が終わると,今度はV字形の溝が続く急坂を下る。前日,雨が降っていた割には,それ程ひどい泥濘ではないが,それでも靴やズボンが泥で汚れてしまう。
 13時05分に防ヶ沢分岐に到着する。分岐の少し先に見晴らしの良い広場(1245m)がある。ここで,10分ほど休憩をとる。振り返ると,高曇りながら,たった今,下ってきた神山が高く聳えている。反対側を見ると,駒ヶ岳の山頂がすぐそこに見える。
 13時16分に広場を出発する。谷筋の坂道を登り,橋を渡る。大きな石が積み重なった急坂を通過する。谷の右岸を少し登り左折する。なだらかな道が腰の高さほどの笹藪の中に通じている。そして,13時34分に駒ヶ岳山頂(1340m)に到着する。
 つるべ落としの秋とはいえ,まだ,まだ日が高い・・・と言っても山頂は高曇りである。このまま真っ直ぐ下山してしまうのは惜しい。駒ヶ岳神社を参拝し,展望台から芦ノ湖を眺めながら過ごす。そして,神山からの下り坂で,泥だらけになった登山靴を,残った水筒の水で洗い流す。山頂には,駒ヶ岳ロープウェーで登ってきた沢山の観光客が散策している。
 上駅14時20分発の駒ヶ岳ロープウェーに乗車する。沢山の観光客が乗ってくる。14時26分に箱根園に到着する。ここで衣服を整えて,14時37分に箱根園を出発し,元箱根へ向かう。暫くの間は,自動車道を歩くので,怖くて落ち着かないが,途中から湖水沿いの遊歩道に入る。沢山の観光客が散策している。
 15時21分,元箱根に到着する。
 ここからバスで小田原に下る。
(つづく)



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