中高年の山旅三昧(その2)

■登山遍歴と鎌倉散策の記録■
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水彩画;『山頂を目指して(ノルウェー・ガルホニッケン)』(40号)

2017年04月18日 05時53分26秒 | 趣味三昧:セピア色の画集

  水彩画;『山頂を目指して(ノルウェー・ガルホニッケン)』(40号)
       (2017神奈美公募展出展作品)

  開催期間;2017年4月4日(火)~9日(日)
  開催場所;神奈川県民ホール

 今回の展覧会には水彩画を3展出展した.
 まずは,その3展の中で,一番反応がなかった作品から披露することにしよう.
 この作品の大きさはF40号.小さい作品である.でも,自宅の狭いスペースで作成するには,この程度の大きさが限度で,残念ながらこれ以上の大きさの絵は自宅では画けない.
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 さて,そんなことはさておいて,この絵のバックグラウンドを記述しておこうと思う.
 数年前,私はアルパインツアー社主催のノルウェーの最高峰,ガルホニッケンに登るツアーに参加した.
 その途中でのトレッキングで印象に残ったベッセン尾根の風景を前々から水彩画にしたかった.そこで,今回の展覧会では,登山のときの印象を思い出しながら,この絵を描き上げた.
 今回出展した3枚の絵の中では,私自身では一番気に入っていたのだが,見て頂いた方の反応が一番なかったのに驚いた.もちろん,端からどうせ知ろうとの書いた絵だから,この絵を見た方の反応が少なくても,どうと言うことはないのだが,これからの絵の制作にあたって,いろいろと考えさせられる点が勉強になった.
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 この絵の作者として何を狙って書いたのかを,ここに記録として書き留めておこうと思う.
 私は,この絵で,前方に広がる広大な風景を眺めながら,足許の急坂にも注意して下っている登山者の心情を何とか表現したいなと思いながら,この絵を描いていた.
 二つの湖に挟まれたヤセ尾根の鞍部を越えると,その先に雪を抱いた山が待ち構えている.あの山を越えると,ようやくガルホニッケンの山麓に到着する.
 私はこの絵を画きながら,ガルホニッケンに登った日々のことをつい昨日のことのように思い出す.そんなことを思い出しながら夢中になって絵筆をひねくり回しているだけで私は幸せである.
                                      (2枚目の絵に続く)
つづき(2枚目の絵)の記事
  ↓
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「趣味三昧;セピア色の画集」の前回の記事
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