中高年の山旅三昧(その2)

■登山遍歴と鎌倉散策の記録■
最初に左下の“カテゴリー”を選んで,クリックして下さい.

ルアペフ山・タラナキ山登頂記:第7日目(4):タラナキ山登頂(4)

2014年02月21日 02時13分27秒 | ニュージーランド:ルアペフ・タラナキ

                           <ホテルの外観>

[復刻版]
 ルアペフ山・タラナキ山登頂記:第7日目(4):タラナキ山登頂(4) 
 
            (山旅スクール5期同窓生)
        2006年1月27日(金)~2月4日(土)

前の記事 ↓
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/a7d07d7babb5af8202ba664e1e65e1c1

第7日目;2006年2月2日(木)(つづき) 霧時々小雨
登頂達成祝賀会


<晩餐会>

■旅行社の差し入れで乾杯
 タラナキ山から戻った私は,ホテルの自室に戻り,さっそく風呂に入る.悪天候の中,寒い思いをしながら歩き続けていたので,温かい風呂は何よりである.
 夕食の集合時間の5分前,19時10分にロビーへ降りる.間もなく全員が揃う.私達のグループは,本当にパンクチュアルで,遅刻する人は皆無.本当に気持ちがよい.
 19時15分,ホテルのレストランに入る.昨夜と同じ席に案内される.
 何となくアルコール派とノンアルコール派に分かれて座る.
 ツアーリーダーのSさんから,
 「今夜はアルパインツアー社からの提供で,お一人,1杯ずつ飲み物をサービスします・・・ただし,1杯だけです・・・それ以上はご自分にアカウントでお願いします・・・・」
と願ってもない嬉しい提案がある.
 「それでは・・・」
ということで,下戸の私もグラスビールを所望する.
 一同で乾杯!
 今日は天候には余り恵まれなかったものの,念願のタラナキ山の登頂にも成功した.振り返れば,この4日間の間に,トンガリロクロッシング,ルアペフ山登頂,タマ湖・タラナキ滝トレッキングと,充実した山行ができた.大変な満足感がある.

<トマトジュース>


<メインディッシュ>


<スープ・パン・ジュース>                <デザート>


<メインディッシュ>

■明日の行動予定
 ツアーリーダーのSさんから,明日の予定の説明がある.
 「・・・モーニングコールは7時丁度です.
 朝食は7時30分から,
 バゲージダウンは9時です.
 チェックアウトをしてから10時20分にロビー集合です・・・・10時30分に出発します.
 丁度,お昼ごろは,飛行機の中です.空港で軽く昼食をしておくか,何か食べ物を用意して,機内で召し上がるか,工夫して下さい.
 明日の夕食は18時からからの予定です・・・・」
 Sさんの説明が終わってから,いよいよ晩餐会である.

■登頂証明書授与式
 19時30分頃,今日一緒にタラナキ山へ登った山岳ガイドのジョンさんと,ドンさんが現れ,私達の隣に着席する.ガイド頭のジョンさんは,奥さんを同伴している.ニュージーランドのキューイハズバンドは,何かにつけて奥さんを大切にしているようである.
 ジョンさんから一人ひとりに,
 「おめでとう・・!」
と言いながら,タラナキ山登頂証明書を授与する.そして固い握手を交わす.
 控えめで,紳士的なジョンさんの態度に感銘を受ける.そして,
 「また,是非,冬のタラナキ山へ来て下さい」
と付け加える.

<登頂証明書授与>

■登頂証明書の内容
 登頂証明書には,次のような文章が書かれている. ====================================================
TO CIRTIFY THAT Mx FLOWER-Hill(私の名前) CLIMED TO THE SUMMIT OF MOUNT TARANAKI/EGMOND ASCENT OF MOUNT TARANAKI PROCESSED BY NAC-ALPINE =======================================================


<今日も無事だった>

■自室に戻る
 21時頃,授与式が終わり,お開きとなる.
 いよいよ,明日は,オークランドへ移動する.
 部屋へ戻る.
 同室のTさんは,
 「ちょっと,行って来ます・・・
」 と私に挨拶して,今日も酋長さんとドッジさんのご主人が同室の愛飲家の部屋へ,いそいそと出掛ける.

■日記帳の整理
 私はベッドの中で,1時間ほどの間,日記帳の整理をする.
 22時10分,就寝.
 
<今日の日記の一部>

<第7日目のラップタイム>

 4:30  モーニングコール
 5:30  朝食弁当受領
-------------------------------------------
 6:10  出発(専用車)
 6:45  インフォーメーションセンター(登山口)着
===============================
 7:12  登山口歩き出し(975m)
 7:45  1085m地点(7:47まで衣服調整)
 8:19  1225m地点通過
 8:40  1380m地点(8:44まで立ち休憩)
 8:56  タラナキロッジ(9:58までモーニングティー)
10:35  犬ハアハア階段登始(1640m)(10:45終了(1700m))
11:13  ドリンキングロック着(11:25発)
12:18  2085m地点着
12:35  2パーティに分けて出発
13:35  クレーターリムに到着
13:56  タラナキ山山頂着(2,518m)
14:15       〃   発
14:55  2220m地点着( ※遅足グループに追いつく(15:05まで昼食)
15:54  1730m地点(16:05まで水分補給休憩)
16:17  タラナキロッジ着
16:29       〃  発
17:14  ゲート通過
17:17  インフォーメーションセンター着
==============================
17:41  発車 (専用車)
18:12  ホテル着
----------------------------------------
19:10  ホテルロビー集合
19:15  夕食開始
19:30  ガイド同席(※登頂証明書授与式 )
21:00  夕食終了
22:10  就寝

[山行記録]

■水平歩行距離              5.8km(片道)

■累積登攀下降高度           1,543m     

■上り所要時間(休憩時間込み)
  登山口発                                     7:12
  山頂  着                                   13;:56
  (所要時間)                  6時間44分(6.73h)
  水平歩行速度               5.8km/6.73h=0.86km/h
  登攀速度                     1,534m/6.73h=227.9m/h

下り所要時間(休憩時間込み)
  山頂  発                                    14:15
  登山口着                                    17:17
  (所要時間)                  3時間02分(3.03h)
  水平歩行速度                5.8km/3.03h=1.91km/h
  下降速度                      1,534m/3.03h=506.3m/h
                                   (つづく)

次の記事 ↓
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/ce658ad8be515731023909fe32c86137


「目次および索引」
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/d996df350dfe6787b53d2ff458cb0014


[編集後記]

2014年2月20日(木)

 ルアペフ山・タラナキ山登頂記の再編集作業をしている間に,当時書き綴った日記帳の見直しを行った.日記帳を見ていると,当時のことが細部まで沸々と思い出される.面倒でも毎日日記を付けることが,自分の人生を豊かにすることを実感している.
 残っているスケッチを眺めている内に,今春開催予定の展覧会に向けて,是非,水彩画にして纏めたいスケッチが見つかった.早速,作業に取りかかっている.
 まだ,展覧会前なので,この作品をここで披露するわけにはいかないが,たまには過去を振り返るのも良いものだと実感している.
                              (編集後記おわり)
 


                   

 

   

 


 



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。