天園「峠の茶屋」でランチ
(単独ハイキング)
2007年7月18日(水)
■兎に角,出発
梅雨時に雨が降り続くのは当然のことだし,雨が降りすぎるのも困るが,降らないのも困る。そのようなことは当然分かってはいるが,降りしきる雨の中を散策するのも億劫である。昨日も終日雨であった。堪らず午後雨の中を近くの鎌倉中央公園を一回りしてきたが,運動不足の感は否めない。
天気予報では,今日も午前中は小雨が降り続くとのことであった。所が,8時頃になると予想以上に空が明るくなる。どうやら雨は降りそうもない。それならば,少しばかり歩いて,天園の峠の茶屋で,ランチを食べようと思い立つ。
バス停鎌倉中央公園入口9時35分発のバスで,鎌倉駅西口まで出る。駅前で一寸した用事を済ませてから,再びバスに乗り,10時40分に大塔の宮に到着する。天候が冴えないためか,今日の鎌倉は観光客が大分少ないようである。大塔の宮行きのバスにも乗客は3人しか乗っていなかった。
■大塔の宮から天園へ
10時42分に大塔の宮から歩き出す。そして,10時48分に覚園寺登山口に到着する。この所の雨で,登山道はビショビショに濡れている。雨で流された落ち葉が所々に堆積していて,何処を歩いても靴底が泥だらけになる。
こんな日にハイキングコースを歩く奇特な人は居ないだろうと思っていたが,登山道に入って直ぐの所で,初老のご夫婦とすれ違う。
「今日の道は,随分と泥んこですね・・・」
とお互いに挨拶を交わす。双方,地元の人間だと確信する。
<覚園寺登山口からの濡れた登山道> <路傍の綺麗な花>
11時05分に百八ヤグラ脇の十字路に到着する。
「さて,これからどちらへ行こうか」
と少々迷うが,登山道の状態が余り良くないので,オーソドックスにハイキングコースを辿って,真っ直ぐ峠の茶屋に向かうことにする。
<百八ヤグラ脇の十字路> <台風で荒れた登山道>
■三毛の野良ネコ
暫く歩いていると,携帯電話にメールが着信する。山旅スクールのトド隊長からである。私は歩きながら返信をしたためる。そして,返信の最後に,
「これから思い立って,ランチを食べに峠の茶屋へ向かっています・・・」
と書き添える。すると程なく,再び隊長からメールが来て,現在大船にいるが,これから鎌倉でランチを食べにいきますという趣旨の返信メールが来る。私は,近々の山行について少しばかり隊長とお話がしたかったので,ご指定の時間に下山する旨,再びメールする。
天候が良くないためか,定番のハイキングコースもさすがに人影が疎らである。しかし,雨に濡れた緑陰をノンビリ歩くのも,とても気持がよい。私は鎌倉も満更捨てたものではないなと改めて思い直しながら散歩を楽しむ。
私の近くでウグイスが頻りに啼いている。
<登山道の直ぐ脇に百合が咲いている>
すると登山道の端に,三毛猫が1匹蹲っているのを見付ける。野良猫である。誰かからエサを貰うつもりなのだろうか,私が近付いても逃げないで座り続けている。愛想のないネコだが,どんなネコでも,ネコに会ったら写真を撮ることに決めている私は,ネコの目線までしゃがみ込んで何枚かの写真を撮る。でもネコは首をあちこちに動かしながら,目をつぶってしまうので,なかなか良い写真が撮れない。
<ヤブの中の野良猫> <台風で垂れ下がった竹林>
<太平山からの展望>
※遠く野山は左から三浦三山,楠山。
手前左手の山頂が峠の茶屋
■峠の茶屋
ネコ写真を諦めた私は,ドロドロ道を辿って,太平山に到着する。雨の後なので空気が透明で,三浦三山をはじめ,二子山,楠山などがとても良く見える。広場では女性2人が座っているだけで,他には誰も居ない。
私は足下の草花の写真を撮りながら,11時50分に,峠の茶屋に到着する。先客は誰も居ない。女主人が,私の顔を見て,
「おや,いらっしゃい・・・」
と挨拶をする。私は,鎌倉駅前の東急ストアで購入したお手軽な弁当を広げて食べ始める。そのとき,横浜方面から歩いてきた老人10名ばかりのグループが,ドヤドヤと峠の茶屋に入ってくる。途端に辺りがうるさくなる。私はすっかり興ざめしてしまう。
私は峠の茶屋で,もう少しユックリとしたかったが,このグループの余りのうるささと,男性数名が吸うタバコの煙が私の方に流れてくるのが厭になり,早々に退散することにする。
<峠の茶屋からの眺望>
<お手軽ランチ>
■バスを使って鎌倉駅へ
12時15分に峠の茶屋を出発する。獅子舞の谷を降りるか,それとも瑞泉寺へ降りるか迷うが,泥道を下るのも厭なので,瑞泉寺の方へ向かう。
そのとき隊長から「鎌倉に到着した」というメールが入る。私は直ぐに「今,貝吹地蔵付近にいる・・・ゆっくり食事をしていて・・」と返信する。貝吹地蔵前からは少し急ぎ足で歩く。そして,12時32分に瑞泉寺登山口,12時40分に大塔の宮に到着する。そして,12時48分発のバスで鎌倉駅に向かう。
■「モア」でトド隊長と会う
12時58分に小町通の「モア」に到着する。そして隊長と隊長のお友達に合流する。雑談の内容は山の話ばかりである。お互いにかなり重傷な登山狂だなと思うが口には出さない。
私は,夕方16時00分から始まるテレビ「水戸黄門」が見たかったので,時間になるとソワソワし始める。そして,14時52分に「モア」を出る。
お二人にお別れして,そのまま鎌倉駅からバスを利用して帰宅。水戸黄門の時間に十分間に合った。めでたし,めでたし。 ※独り言 今日の記事,「こんな記事は読んでも面白くないな」とつくづく思う。
でも,これは,本来,プライベートな記録,つまり日記。だから「コレデ,イインダ・・・」と言い聞かせる。
[ラップタイム]
10:42 大塔の宮歩き出し
↓
10:48 覚園寺登山口
↓
11:05 百八ヤグラ十字路
↓
11:50 峠の茶屋着
12:15 〃 発
↓
12:30 瑞泉寺登山口
↓
12:40 大塔の宮着
(おわり)
(単独ハイキング)
2007年7月18日(水)
■兎に角,出発
梅雨時に雨が降り続くのは当然のことだし,雨が降りすぎるのも困るが,降らないのも困る。そのようなことは当然分かってはいるが,降りしきる雨の中を散策するのも億劫である。昨日も終日雨であった。堪らず午後雨の中を近くの鎌倉中央公園を一回りしてきたが,運動不足の感は否めない。
天気予報では,今日も午前中は小雨が降り続くとのことであった。所が,8時頃になると予想以上に空が明るくなる。どうやら雨は降りそうもない。それならば,少しばかり歩いて,天園の峠の茶屋で,ランチを食べようと思い立つ。
バス停鎌倉中央公園入口9時35分発のバスで,鎌倉駅西口まで出る。駅前で一寸した用事を済ませてから,再びバスに乗り,10時40分に大塔の宮に到着する。天候が冴えないためか,今日の鎌倉は観光客が大分少ないようである。大塔の宮行きのバスにも乗客は3人しか乗っていなかった。
■大塔の宮から天園へ
10時42分に大塔の宮から歩き出す。そして,10時48分に覚園寺登山口に到着する。この所の雨で,登山道はビショビショに濡れている。雨で流された落ち葉が所々に堆積していて,何処を歩いても靴底が泥だらけになる。
こんな日にハイキングコースを歩く奇特な人は居ないだろうと思っていたが,登山道に入って直ぐの所で,初老のご夫婦とすれ違う。
「今日の道は,随分と泥んこですね・・・」
とお互いに挨拶を交わす。双方,地元の人間だと確信する。
<覚園寺登山口からの濡れた登山道> <路傍の綺麗な花>
11時05分に百八ヤグラ脇の十字路に到着する。
「さて,これからどちらへ行こうか」
と少々迷うが,登山道の状態が余り良くないので,オーソドックスにハイキングコースを辿って,真っ直ぐ峠の茶屋に向かうことにする。
<百八ヤグラ脇の十字路> <台風で荒れた登山道>
■三毛の野良ネコ
暫く歩いていると,携帯電話にメールが着信する。山旅スクールのトド隊長からである。私は歩きながら返信をしたためる。そして,返信の最後に,
「これから思い立って,ランチを食べに峠の茶屋へ向かっています・・・」
と書き添える。すると程なく,再び隊長からメールが来て,現在大船にいるが,これから鎌倉でランチを食べにいきますという趣旨の返信メールが来る。私は,近々の山行について少しばかり隊長とお話がしたかったので,ご指定の時間に下山する旨,再びメールする。
天候が良くないためか,定番のハイキングコースもさすがに人影が疎らである。しかし,雨に濡れた緑陰をノンビリ歩くのも,とても気持がよい。私は鎌倉も満更捨てたものではないなと改めて思い直しながら散歩を楽しむ。
私の近くでウグイスが頻りに啼いている。
<登山道の直ぐ脇に百合が咲いている>
すると登山道の端に,三毛猫が1匹蹲っているのを見付ける。野良猫である。誰かからエサを貰うつもりなのだろうか,私が近付いても逃げないで座り続けている。愛想のないネコだが,どんなネコでも,ネコに会ったら写真を撮ることに決めている私は,ネコの目線までしゃがみ込んで何枚かの写真を撮る。でもネコは首をあちこちに動かしながら,目をつぶってしまうので,なかなか良い写真が撮れない。
<ヤブの中の野良猫> <台風で垂れ下がった竹林>
<太平山からの展望>
※遠く野山は左から三浦三山,楠山。
手前左手の山頂が峠の茶屋
■峠の茶屋
ネコ写真を諦めた私は,ドロドロ道を辿って,太平山に到着する。雨の後なので空気が透明で,三浦三山をはじめ,二子山,楠山などがとても良く見える。広場では女性2人が座っているだけで,他には誰も居ない。
私は足下の草花の写真を撮りながら,11時50分に,峠の茶屋に到着する。先客は誰も居ない。女主人が,私の顔を見て,
「おや,いらっしゃい・・・」
と挨拶をする。私は,鎌倉駅前の東急ストアで購入したお手軽な弁当を広げて食べ始める。そのとき,横浜方面から歩いてきた老人10名ばかりのグループが,ドヤドヤと峠の茶屋に入ってくる。途端に辺りがうるさくなる。私はすっかり興ざめしてしまう。
私は峠の茶屋で,もう少しユックリとしたかったが,このグループの余りのうるささと,男性数名が吸うタバコの煙が私の方に流れてくるのが厭になり,早々に退散することにする。
<峠の茶屋からの眺望>
<お手軽ランチ>
■バスを使って鎌倉駅へ
12時15分に峠の茶屋を出発する。獅子舞の谷を降りるか,それとも瑞泉寺へ降りるか迷うが,泥道を下るのも厭なので,瑞泉寺の方へ向かう。
そのとき隊長から「鎌倉に到着した」というメールが入る。私は直ぐに「今,貝吹地蔵付近にいる・・・ゆっくり食事をしていて・・」と返信する。貝吹地蔵前からは少し急ぎ足で歩く。そして,12時32分に瑞泉寺登山口,12時40分に大塔の宮に到着する。そして,12時48分発のバスで鎌倉駅に向かう。
■「モア」でトド隊長と会う
12時58分に小町通の「モア」に到着する。そして隊長と隊長のお友達に合流する。雑談の内容は山の話ばかりである。お互いにかなり重傷な登山狂だなと思うが口には出さない。
私は,夕方16時00分から始まるテレビ「水戸黄門」が見たかったので,時間になるとソワソワし始める。そして,14時52分に「モア」を出る。
お二人にお別れして,そのまま鎌倉駅からバスを利用して帰宅。水戸黄門の時間に十分間に合った。めでたし,めでたし。 ※独り言 今日の記事,「こんな記事は読んでも面白くないな」とつくづく思う。
でも,これは,本来,プライベートな記録,つまり日記。だから「コレデ,イインダ・・・」と言い聞かせる。
[ラップタイム]
10:42 大塔の宮歩き出し
↓
10:48 覚園寺登山口
↓
11:05 百八ヤグラ十字路
↓
11:50 峠の茶屋着
12:15 〃 発
↓
12:30 瑞泉寺登山口
↓
12:40 大塔の宮着
(おわり)