＜鎌倉中央公園の桜＞
春爛漫の鎌倉；怠け者の花見散策
２０１２年４月９日（月） 晴・暖かい
昨日（4月8日），車中泊を加えて3泊3日の中山道の旅を終えて，無事，帰宅した．
今回は，中津川宿（45次），大井宿（46次），大湫宿（47次），細久手宿（48次），御嵩宿（49次），伏見宿（50次），そして，太田宿（50次）を歩いた．3日間の合計で水平歩行距離54.8キロメートル，累積登攀高度1110メートル，累積下降高度1337メートル，歩行時間は累計で，18時間43分（休憩時間込み）であった．
昨日，夕方，帰宅した私は，資料の整理は，翌日の今日行うことにして，まずはノンビリとパソコンなしで終日を過ごした．
明けて今日，私は，早朝から，まずは旅の途中でメチャメチャ撮影したたくさんの写真に一応眼を通した．この作業で数時間を要した．平素，私はパソコンに障っている時間を1日当たり2～3時間程度に留めるように努力しているが，さすがに今日だけは，写真の整理の他に，ラップタイムの整理などの事後処理のために，午前中一杯パソコンに向かう羽目になってしまった．
中山道を歩いている間，真冬並みの寒さが続いたのは予想外であった．もっとも関東地方でも花冷えの毎日だったようだが，それにしても美濃路はまだ梅が満開になるかならないかの気候だった．やっぱり，美濃路の春は遅いんだなと実感した．
そんな旅の思い出に浸りながら，パソコンの前に座っていると，瞬く間に半日が過ぎてしまう．
午後も，２階の自室に引きこもったまま過ごそうかと思ったが，ベランダ越しに隣接する鎌倉中央公園の桜を見ると，まさに満開である．
「せめて，中央公園の桜ぐらいは見に行こう・・・」
と急に思い立つ．
やっぱり，私には終日家に籠もっているなど到底無理なのだ．
＜我が家の庭も春爛漫＞
外へ出る。
昨日までの肌寒い気温とは打って変わって，まさに陽春を思わせる生暖かさである．
平素，家内に任せっきりで，自分では歩とんと手入れをしたことがない自宅の庭にも，意外に綺麗な花が咲いている．これには少々驚く．早速，何枚かの写真を撮る．
＜穏やかな日射しの鎌倉中央公園＞
そのまま，鎌倉中央公園に向かう．
手許にはほんの少額の小銭しか持っていないので，遠くまでは行けないが，そうでなければ，成り行きで夕方までブラブラ歩きを続けてしまったかもしれない．
陽気が良いので，ご近所にお年寄りの姿もチラホラ見える．
今が年を通じてベストシーズン．
あまり花などないなと思っていた中央公園にもたくさんの花が咲いているので，改めてビックリ．
小１時間ほど公園の散策を楽しんだ．
「そろそろ，塔ノ岳に登ろうかな・・・」
と，まだ，昨日帰ってきたばかりなのに，思い始めている．
（おわり）
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