中高年の山旅三昧(その2)

■登山遍歴と鎌倉散策の記録■
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天城山縦走(3):七滝回遊(2)

2006年12月21日 09時27分52秒 | 関東・伊豆箱根・上信越

          こぼれ日と日だまりの散歩道

        天城山縦走(3):七滝回遊)

           湘南カラビナ隊忘年会
        2006年12月18日(月)~19日(火)

<踊り子コース紀行(2)>

■天城トンネル

 私達は小休止した後,13時11分に寒天橋バスを出発する。旧道の自動車道に沿って,ノンビリとゆるい登り坂を辿る。周辺の木々はすっかり落葉していて,静かな冬景色が続く。そして,13時28分に天城トンネル入口(725m)に到着する。このトンネルが貫通する尾根の上に天城峠がある。2人の先客がトンネルの入口に三脚を構えて盛んに写真を撮っている。

            <天城トンネル>
 トンネル入口で,2分ほど小休止した後,トンネルに入る。トンネル内は真っ暗かと思っていたが,歩行に支障がない程度の照明が点いている。路面が濡れているところが所々にあるので足下に注意しながら,13時38分にトンネルを出る(725m)。 出口は小さな広場になっていて,トイレが建っている。広場にはトンネル見物に来た客を乗せたタクシーが1台停まっている。タクシー運転手と,二言,三言,雑談を交わす。

■天城峠を往復
 トンネルに向かって右端から,天城峠登る急な階段が続いている。階段の脇に建つ看板によると,天城峠経由の八丁池へ向かう道が,道路崩落のために通行禁止になっているようである。
 ここから天城峠まで30分程度で往復できる筈である。それならば,今日中に,希望者だけで天城峠を往復してしまおう・・・・と,いうことになる。結局は全員が天城峠へ向かう。
 13時42分にトンネル脇の登り口から,急な階段を登り始める。会談が終わるとトラバース道になる。橋を渡ると長いトラバース道になる。急傾斜の斜面を,登山道はS字型に曲がりくねりながら高度を上げる。辺りの木立はすっかり落葉して見通しが良くなっている。先に飛び出したflower-hillは,見通しが良い曲がり角で,後から登ってくる仲間の写真を何枚か撮る。

              <天城峠>
 13時54分に天城峠に到着する。峠の反対側を覗いてみるが木立が視界を遮っている。峠の案内板の小さな空間にゴチャゴチャと集まって,全員の集合写真を撮りあう。

■水生地広場
 14時03分に天城峠を下り始める。そして,14時13分に,再び天城峠入口に戻る。そのまま踊り子コースを下る。なだらかな下り勾配の道である。14時27分に水生地に到着する。目の前にロータリー広場がある。進行方向右手に,明日登る予定の登山道入口があるのを確かめる。その脇に案内板がいくつか建てられている。

            <水生地>
 14時32分に踊り子文学碑の前を通過する。
 バス停「水生地下」の広場で,遊歩道の入口を探すのに少々迷う。広場の隅から,数十段の階段を下る。酋長さんを先頭にして快調に飛ばす。本谷川右岸沿いの遊歩道が続く。とても気持ちが良い散歩道である。

■大川端キャンプ場
 14時36分に天城大川端野営場(通称;大川端キャンプ場)(535m)に到着する。広場の片隅に,3輌連結のトロッコが展示されている。先頭の1輌は客車のようである。後の2輌には木材が搭載されている。

       <キャンプ場に展示されているトロッコ

 トロッコ付近の落ち葉の上に腰を下ろす。ここで,2回目の昼食を摂る。歩くのを止めると,途端に寒くなる。

■浄蓮の滝
 15時08分に大川端キャンプ場を出発する。ここからは川沿いの小径を辿る。私達以外には誰も居ない小径をユックリと下る。そして,15時28分に滑沢渓谷入口(475m)に到着する。近くにバス停「滑沢渓谷」がある。
 私達は,日没前に浄蓮の滝を見物したい。そこで,滑沢渓谷から浄蓮の滝までは,バスで移動することにする。
 15時51分発のバスに乗車する。そして,15時58分にバス停「浄蓮の滝」に到着する。バス停は大きな広場の片隅にある。周囲に飲食店や土産物が乱雑に立ち並んでいる。何とも俗っぽい雰囲気である。アーチを潜り,階段を数十段下る。そして,16時05分,浄蓮の滝の滝壺に到着する。
                   (つづく)



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